3/26 知床から戻り福岡の海へ。

こんばんは。マエダサチコです。

知床から帰った翌々日、私は白瀬に来ました。

この日はめぐだけだったので、本来ならば中止でもよかったんだけど、知床で痛めた指先の妙な感覚と腰や肩の違和感が消えてしまう前にホームグラウンドの海に無性に潜りたくなったのです。

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白瀬はそんな私を歓迎してくれているかの様な静穏。

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知床の海では低水温-2℃に備えてインナーを着れるだけ着たので、かなり動きにくくなりました。

そのせいでウエイトも普段より5~6kg多くなり、足を一歩前に踏み出すと、下半身にずしんと重みがのしかかりました。

5mmの分厚いスキンのミトンタイプのグローブは、手の自由を奪い大きなストレスを感じました。

かすかに雪の残るゴロタ場を、転ばない様に一歩ずつ前へ前へと進んでいきました。

顔を水につけると、きーーーんと針で刺されたような痛みが走ります。

簡単に私ごときの命なんて奪うことが出来る海なんだと実感し、慎重に潜っていった極寒の知床の海。

4ダイブを潜り終えると、動きにくさや足場の悪さ、水の冷たさにも慣れてきて、漸く極寒の海と向かい合えそうな余裕が出てきました。

しかし、今回の知床ツアーでは慣れてきた4ダイブで終了したので、その続きの感覚でこの日は白瀬にやってきたのです。

まずは体や手足の動きやすさと、いつも『重たいなー』と感じるウエイトの軽さに驚きました。

白瀬の足場の悪さも気にならず、水温14度の海水は生温かくも感じました。

これまでダイビングの環境として厳しいと思っていた玄界灘でしたが、知床の海に潜り、そこで働く方々の姿を見て、私の置かれている環境はまだまだ甘っちょろいなと感じ、そしてこの環境で日々潜れることに改めて感謝することができました。

来年の知床ではきっともっと満喫出来そうで、今からワクワクしています。笑

肝心の白瀬の水中はというと、生物たちのエネルギーに満ちていました。

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いつもの普通種たちに何だか妙に安心感を覚え、思わず笑みがこぼれます。

そういえば生物の写真を撮る時は、生物に話しかけるといいそうです。

知床の写真家、関さんの書に書いてありました。

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話しかけることで相手の反応をしっかりと観察するので、相手の気持ちがなんだか少しだけ分かる気がするから不思議です。

たしか写真家の阿部さんも同じようなことを言っていたのを思い出しました。

のんびり生物と向き合いながら写真を撮ったりするのに最適の季節がやってきましたね。

春の風物詩、ワカメの森も例年に増して見ごたえ十分です。

あとは海況次第ですね。笑

では、また明日。