どうもこんにちは。
潜りすぎてか耳の奥で炎症が起こっているようで、耳管狭窄症のような症状が続いています。
ここんとこ以前に増して耳が遠くなっていますので、更に声が大きい前田です。
とはいえ、わたくし、しっかりと耳抜きだけはできるというイントラ体質の様ですのでご安心を。
さて、今日はわたくし、お店に残って昨日の唐津のことを振り返っています。
台風14号は空気中の水蒸気を吸収し、高気圧を残して去っていきました。
台風一過というやつですね。
ほんとっ、よく晴れた気持ちのいい一日でした。
波が高く体験ダイビングは中止にしたので、私は浪口さんのススメ通りに現場監督として唐津に来ました。
MEGUはオープンウォーターのプール講習を担当。
真面目に学ぼうとする前向きな姿勢が小さなMEGUを大きく成長させ、インストラクションもかなり板についてきました。
講習生の動物好きシャイボーイふかさんは、15年ぶりに水に入ったんだとか。(私にはとても考えられません。)
大脳が作り出した水への恐怖心と、人間が本来持っているとされる海洋哺乳類の本能とが戦っているようでした。
はじめはガッチガチに固まってたし、耳抜きにもかなり苦戦しましたが、最後には本能が勝ちました。
不純物の溜まりまくったプールの底まですーいすいと潜ることができました。
一方、毎年欠かさず海に行く美人女医のまきさんは、淡々とスキルをこなし早くも水中を楽しんでいました。
お2人とも次回の海もめいっぱい楽しんでくださいね。
その頃・・・
実はもう一組は海行っていました。
勇敢なたつぼう&立花さんのバディチームです。
スーパービーチでさえもまだ台風のうねりが残ってたけど、呼子に1本・施設前ビーチに1本と潜ってきてもらいました。
実はわたくし、夏の家康ポイントではウミウシよりも魚の方が面白いのではないかと思っていて、、砂地に潜むまだ見ぬハゼの調査をお願いしたんです。
この手の調査には仕事柄とても慣れていて、得意とするたっちゃん。
バディの立花さんと共に、透視度たったの1.5mのこの場所で、水深30mまでがっつりロングダイブして来てくれました。
とはいえ、なにせ濁ってる~
殆どダイバーの来ないこのエリアは、特に魚たちの警戒心もつよい。
ライトの光で一瞬で巣穴に逃げ込まれる。
更には、台風でかき回されたせいもあってか水温も下がってきたので、出るのをしぶる。
悪条件の中ですが、前回見たこちらのまだサンライズ図鑑に載っていないハゼも数個体居たんだとか。
その名もカスリハゼ。
砂泥域を好み、国内では千葉県以南で普通に観察でき、東アフリカ、インド洋、南太平洋に生息するテッポウエビと共生する種類のハゼです。
ここ唐津は日本海側に面した志賀島とは観察できる生物も違っててまた面白い。
今後もまだ見ぬ出会いにワクワクしますね。
こちらの荒れた施設前ビーチ。
写真だと荒れている様子はあまり分かりませんが、波の高さは約2m。
ばっしゃーーーん。
色々魚は居るんだろーけど・・・
とにかく見えないんだとか。。。
ですよねぇ~~
水中のうねりもひどく、透明度は50cm~1m。
いやはやホントお疲れ様でございました。
よって志賀島に潜れない今日は、唐津でのオープンウォーター講習のプログラムも中止にしたという訳です。
今日はレスキューダイバーの海洋講習のみを唐津で実施しています。
捜索スキルが上がりそうですね。
今日のPADIレスキューダイバー講習初日の様子は、明日のブログをチェックしてくださいね~
では、また明日。