こんにちは。 マエダサチコです。
今日はRIOさんとみやっちで海に行っておりますので、マエサチは愛鳥るーちゃんとお店番しています。
午前中の学科講習中はなんとかおとなしくしていてくれました。
おりこうさん。
さて、今日は昨日の恋の浦でのダイビングの様子を更新いたします。
志賀島でも十分に潜れる海況だったのですが、参加者聖子ちゃんのリクエストで恋の浦にやってきました。
しかし、只今サンライズ号が修理中の為、この週末は4名しか車に乗れません。
お断りした皆様、申し訳ありませんでしたm(__)m
オープンウォーター講習の綾ちゃん、アドバンス講習の聖子ちゃんです。
なんか調子の悪かった昨日。
写真もこんな感じ。
しかも大事なドライスーツとダイコンを忘れてしましました。。。
たるんでますね。
反省して撮り直し。
久しぶりの恋の浦、どんな生物が見れたかといいますとー
実に面白かったです!
透明度は5~6m、水温20℃の恋の浦は、海藻も随分減って稚魚やアミがいたるところで群れとりました!
今年、志賀島ではあんまり観察できなかった大型のアメフラシも恋の浦にはいっぱい。
ふわふわのへんないきものアメフラシ。
意外とお顔が愛らしいのね。
RIOさん曰く、ウルトラマンに出てくる怪獣エレキングはアメフラシをモチーフにしているとか・・。
ちなみにこちらがエレキング。
確かに超似てる。(笑)
で!このエレキング似のアメフラシ。名前の由来をご存知ですか!?
そーそーこちら。
自分の身を守ろうとして時々体から出すこの紫の液体。
アメフラシをいじめたり、いじると時化になったり、雨が降るので「アメフラシ」。
アメフラシの紫色の液汁が雨雲に見えるため「アメフラシ」。
などなど、色々言われていますが、昨日はすごい液体を出した個体がおりまして、
ちょうど雨だった事もあり、本当に雨雲みたいに見えましたよ。
そして、なんと、この紫色の液体。
研究者達の間で、制ガン効果があるらしく、現在積極的な研究が進んでいるそうですよ。
へんないきものアメフラシのへんなとこその2。
アメフラシはバイセクシャルなやつでして、体の左右にオスの生殖器官とメスの生殖器官を持っているので、
数珠繋ぎのようなこんな感じで交尾中。(笑) 何連でも果てしなく繋がれます。。。
海の中にはこっけいな生き物がいっぱいですね。
へんないきものアメフラシ。
へんないきものシマウシノシタ。
RIOさんの頭の上でひらひらひら。
他にも砂地が多い恋の浦には、砂地に生息する生物がたくさん。
ダイナンウミヘビやミナミホタテウミヘビ。
ナイトダイビングの人気者ミミイカもオヤスミ中。
かわいい。砂に潜ってないと食べられちゃうよ。
そして、見たことのない変な魚も発見。
何・・・?コイツ?
しゃくれてて、変な顔でちょっとキモチワルイ。(笑)
帰って図鑑で調べると「コロダイ」と同じく「イサキ科」の「ヒゲダイ」であることが分かりました。
特に個体数の少ないレアな生物ではありませんでした。
名前の通りアゴヒゲが自慢の美味しいお魚だそうです。
うーーん。ちょっとキモチワルイね。
キモチワルイ顔のお魚もう1種。
ピントが合ってないけど・・アカササノハベラ。
あ・・この個体、死体で見つけました。
これからヒトデに食べられるんですね。
自然の摂理です。
と、まぁ、色々生物を観察しましたが、一番じっくり生物観察したのは聖子ちゃん。
アドバンス講習の魚の見分け方。
そして、ナビゲーションも全て一発で合格。終了し、もうまもなくアドバンスダイバー認定となります。
オープンウォーター講習の綾ちゃんも上手にスキルを終えました!!
たのしい一日になりましたね♪
ただダイコンを忘れてのダイビング・・色んな面で落ち着かなかった。
水深が浅いので減圧不要限界は問題ないとしても、ダイブタイムも分からないし、水深も分からないから、
ナビゲーションもとてもしづらかったし、正確な水温もわかんない。。。
なんとも心細かったですね。。。
みなさん、忘れ物には注意しましょうね~