今日は月曜日でお休みですがブログを更新していきます。夏の間は海が多いのでリアルタイムに追いつかせるためがんばっております。
今日も写真が多いので、写真に一言的な感じですすめていきたいとおもいます。
着きました。
2時間30分、なおたろうさんが運転してくれました。
サンライズの4連休をことなく締めくくれるよう休みを返上してきてくださいました。
スタッフ名簿に堂々と名を連ねているものの、名ばかりの方が多いがサンライズの常でございます。
それを補ってあまる働きをしてくださるなおたろうさんはまさに宝です。
心の底から大事にしたいとおもいます。
きゅうさんも潤滑油として、ベテランダイバーとして、ぽっときたファンダイバーに優しく指導していました。
助かります。
たちばなさんも自慢の肉体を使ってタンクを運んでくれました。
助かります。
えっさ。えっさ。
海水浴客の声が聞こえてきました。
はじっこしか空いていなかったので30mほど手作業で器材を運びました。
台車をいれると係員にちくちく怒られます。いちいちうるさいんです。青海島は。
なおたろうさんおわりがけになってやってきました。
力を合わせてならべました。
台風の影響はなく、おだやかでした。
ちょっと動くとすごい汗がおでこから流れでてきます。
きゅうさんは水に飛び込みたいと思っているのか、水着の女の子のそばにいきたいと思っているのか、僕にはわかりませんでした。
今回、紅一点のよしこさん。
水中トンネルにいくことが決まったときは若干顔が曇りがちでした。
ちなみにですが、水中トンネルはイカ玉瀬くらいの距離があります。疲れること必至です。
おとこたちは全員一致で「いきたい」と言いました。アドベンチャーが好きなんです。
よしこさんだけはなんとかなるかなあと不安そうでしたが、笑顔で快諾してくれました。
ありがとうございます。
入ってみるといつもの夏の青海島とは明らかに違っていました。
海藻が少なくなっていて、南方の魚が増えて、水温は例年にくらべて2度ほど高くなっていました。
こちらはネンブツダイが群れた様子。ペアになっているものもちらほらみかけました。
キンギョハナダイの幼魚とスズメダイの幼魚です。
キンギョハナダイなんていたかなあと記憶をたぐってみましたが、きちんと記録していないのでわかりません。
たぶん、いなかったよなあと思うんだけれども。
アカハタです。長崎県の平戸なんかによくいます。
暖かい海流が好きな魚です。
この魚も昔からいたかなあ。
いや、いなかったよなあ。
2年ぶりに行ったので水中トンネルの場所を確定できませんでした。
どんなルートで行っていたのか思い出そうにもまったく思い出せませんでした。
25分経っていたので、これ以上大人数でぐるぐる回るのは危険と判断し先に洞窟に向かうことにしました。
これは泳ぎつかれたので休憩している様子です。
洞窟は誰もいませんでした。
そういえば、洞窟に向かう途中に海藻が減っていることに気がつきました。
アラメがテニスコートくらいの大きさでがざっと覆っていたと思うんですけど、すっかり岩肌が見えるようになっていました。
こんな感じだからダンゴウオ今年いなかったんですかね。
洞窟にはいると地べたにウミウシがいました。
ヒメメリベです。ちょっと暗いところにウミウシは集まります。
シロウミウシに似ていますが、これはウスイロウミウシです。
洞窟の壁面に張り付いていました。違いがわかりますか。
サガミミノウミウシの子供がいました。
僕はみていません。
アブリシア・ニグロキンクタです。
志賀島に普通にいると店長に教えてもらいました。
でもこのときははじめてみる種だと思って感動しました。
実際、はじめてみたんですけどね。
手前の方に帰ってきますと手頃なヒラメが石ころに擬態していました。
砂浜からルアー投げますと、このへんにいるヒラメは水面にまで泳ぎあがってカエルみたいに食いついてきます。
ぱく。
70分潜ってお腹がすきました。ごはんです。
さっき行けなかった水中トンネルの場所を真っ黒に日焼けをされたスタッフの方に聞きました。
あそこはあまりおすすめできないと言っていました。
距離が遠いからだそうです。普段いかないので場所もよくわかっていないと言っていました。
違うスタッフの方に行き方を教えてもらいました。
僕が普段いくルートは違うルートでした。地形を思い出せませんでした。
つべこべ言っても仕方がありません。記憶が戻ってくることはもう絶対にないからです。
2本目は脇目をふらずにいくことにしました。
行けました。どんぴしゃです。
ものすごい泳いでいますので達成感はありました。
ここはトンネルとは言われているものの、岩と岩の間に空いた隙間です。
ダイバーが通るとキャナルシティの噴水のような泡が立ちます。
いって、かえって、またいきました。
何度か通らないと記憶に残りません。
そのうちに内部がつぶつぶしてきました。
ライトがつかなかったので、オルトマンワラエビ見つけることができませんでした。
僕はみんながトンネルを通っている間にそのへんを回って地形を確認しました。
すると1本目で通り過ぎていることがわかりました。泳がせてごめんなさい。
じっくり腰をすえて何かを探す気分になれない海だったのでちょうどよかったのかもしれません。
あとづけですが、そうおもいます。
トンネルと出ますとハナオトメウミウシがいました。
10センチはありました。
ハナオトメの近くに、ひだかくんというリゾートダイバーの男の子がウミウシがいると思って興奮していました。
よくみるとそれはハナイカでした。
ハナイカなんているんだなあ、唐津みたいだなあと感心していたら、ひだかくんがまた何かを発見しました。
キイボキヌハダがニシキウミウシを食っているとこでした。
体液を吸っていたました。硬い体が萎んでいました。
ひだかくんにはレアな生態に出会う運があるんだろうなとおもいました。
戻る途中、神の踊り場にいきました。
岩に丸く囲まれた直径8mくらいの穴です。
ここには巫女さんがシャンシャンふる神楽鈴みたいな海藻が並んでいます。
ひさしぶりでした。
バブルリングはフードをしていますと、口があかないのでやりづらいです。
最後にちょこっと洞窟に挨拶をしてかえりました。
帰りがけ、内海にイルカがいました。人が集まってみていました。
6頭が並んで泳いでいました。
車から出ると遠ざかり、車に戻ると近づいてきました。
イルカかの種類はわかりませんでしたが、スナメリではないのは確かです。
というわけで、レア種がいっぱいみれたリゾートダイバーのひだかくんでした。
どれがレアでどれが普通かわかっていませんでしたが、そんなの関係ありません。
すべては儚い夏の思い出です。
RIO