新しい器材。

こんにちは。 マエダサチコです。

今日は海の予定だったのですが、色んな事情が重なり合って、PADIダイブマスターコースの水中スキル実施となりました。

ダイブマスター認定の為に日々プールでトレーニングしてきた成果が出せるといいですね。

明日のブログでご確認下さいねー。

さて、今日は久しぶりに新しくダイブコンピューターを買ったのでご紹介しようかと。

こちらです。

G-SHOCKみたいでかわいいでしょ?

そう、こちらはmade in Japan。

時計の一流メーカーカシオが作り、ダイビング器材メーカーの日本アクアラングさんやタバタさん、B-ismさんなどがカラー違い・デザイン違い・独自の機能をプラスして今年春から販売していて、従来のダイブコンピュータのように電池交換式ではなく、ソーラー充電方式を採用した一生電池交換のいらないダイブコンピューターなんです!

腕時計サイズのダイブコンピュータでソーラー充電方式は世界初で、フル充電状態からだと仮に全く充電しなくても、60分のダイビングを約30本潜れるらしいです。

でも、実際のところ・・・車の燃費表示もそーですけど、やっぱり現場で実際に使ってみないと分からないし、ソーラー充電もどーなの?と半信半疑でした。

春から販売されて、普及して実際に夏を越えたインストラクターの評判を聞いてからの採用にしようとサンライズではしばらく販売もしていなかったんです。

ですが、夏の終わり頃から徐々に評判が入ってくるようになり、同じ地域で潜るインストラクターさん達からの評判も良くて、メーカーさんの在庫も品薄状態になってきたので、思い切って、秋口からサンライズも販売する事になり、私も1つ購入し、使ってみることにしました。

現在購入してから約40本こちらのコンピューターで潜っていますが、心配していたソーラー充電になんの不便も感じませんし、潜っていて何か足りないとか、見にくいとかという不便も全くありません。

搭載されている無限圧潜水時間においても、暫く愛用していたものと比較しても大きな差はありませんでした。

ちなみに私が暫く愛用していたのは2009年に発売されたこちらのSUUNTO社D4⇒D4i。

デザインも使いやすさも着け心地も気に入って約5年間愛用していましたが、現在は予備のコンピューターとして使用したり、素潜りの時にはフリーダイビングモードが搭載されているのでとても重宝しています。

つまり、どちらもとてもいいダイブコンピューターだと思います。

ここ数年全国で減圧症の治療を受けるレジャーダイバーの数はなんと年間で1000名近いそうです。

減圧症の発症要因は色々あるんですが、その中で最も大きな要因は浮上速度違反とダイブコンピューターの基本的メカニズムを知らずに使っていることが要因と言われています。
水深30mに20分間潜り、毎分20mの速度で浮上すると、血液(半飽和時間(ハーフタイム):5分の組織)や脳・脊髄(半飽和時間(ハーフタイム):10分の組織)は過飽和になり、窒素の排出が追いつかずに過飽和になります。
もっと浅い水深12mでも、60分間も潜れば血液や神経組織はほぼ飽和に達し、浮上時に気泡が生じてしまいます。
レジャーのダイバーは潜水時間が短いので、半飽和時間(ハーフタイム)の長い組織(筋肉、関節、骨など)は溶けている窒素が少なくてあまり影響を受けないけど、半飽和時間(ハーフタイム)の短い血液中(静脈中)や中枢神経(脊髄)は飽和しているから浮上速度が少し速いだけで気泡が発生してしまい、実際に病院を受診されるダイバーもほとんどは脊髄障害を伴っているそうです。
私達が減圧症にならないための最大の目標は、飽和してしまった脊髄に気泡を作らないことなので、「浮上速度を超過しない」こと、「安全停止を守る」ことは最重要ですね。

また、現在市場に出回っているダイブコンピューターには他にも減圧管理情報を無減圧潜水時間だけで表していることや、どんなに窒素を体内に溜め込むようなダイビングをしても、浅いところに浮上すると、無減圧潜水時間が長く表示されてしまうこも問題視されています。それによって、ダイバーはあたかも窒素が抜けたかのような錯覚をしてしまい、ダイブコンピュータが示す無減圧潜水ギリギリまで潜ってしまい、体内窒素を限界ギリギリまで溜め込んでしまっているんです。
つまり、減圧症を予防するためのツールであるはずのダイブコンピュータは、正しい使い方を理解していないと、知らず知らずのうちに体内に窒素を溜め込んでしまうという負の側面を持っているというわけです。
私達インストラクターや、ダイブマスターのプロダイバーはもちろん、一般のダイバーの方もそういったダイブコンピュータの基本的メカニズムを知っておくことは、本来はとても大切なことだとなんですが、実際にはおそらく殆どの方がそれを知らないのが現状の様で、知識がない状態でダイブコンピュータを使っているが故に、窒素を体内に取り込み過ぎてしまっているみたいです。
どの器材を使うかよりも、それを使うダイバー自身がそれをどの様に使うかが一番大事ということですね。

とは言っても・・・難しくて聞きなれない言葉が多いので、勉強しようという気も起こらないかもしれませんが、時には勉強してみてね。

分からないことがあればスタッフやダイブマスターに気軽に聞いて下さいね。

と、今日は何人が最後まで読んだかな・・?笑

ではまた明日。