- RIO先生だよ
今日は今からマラソン大会
海に行かないこんな日のブログは・・・
新しくダイビングを始めた方にダイビングの楽しみ方に
ついて書こうと思いますダイビングを始めようと思う方の動機を大きく分けると
●どこかのリゾートで体験ダイビングしてライセンスを取ってみたくなる
もっと自由に潜れたら面白くなると思って始めるパターン●昔から興味があって何か思い立ってやってみたくなる
これは仕事が暇になったとか、失恋したとか、給料があがったとか
なにかしらの環境の変化が心境の変化となり始めてみようと思うパターン●今度海外旅行に行くからどうせなら取ろうかな~とか
何度も体験ダイビングやってるから、ライセンス取った方がいいよね
と始めるパターン
ダイビングライセンスに期待過剰な人にありがちの動機
もともとそんなにダイビングや海に興味ないので、ちょっと辛いことがあると
リタイヤしがちなのが特徴●誰かに誘われたから自分もやってみようパターン
これはあまり自分の意思はなく、誘われたし
とりあえずやってみるパターン
日本人特有の協調性の文化とまあざっくり分けてみましたが、別にはじめる動機は人それぞれで
全然いいんですどんな理由があろうともダイビングをはじめようと思ったわけですから
本題はここから
大体ライセンスを取ったら、ファンダイビングをするわけだけど
最初はガイドについていって、魚や地形を見て楽しむのが基本パターン
何度か潜ると写真を撮りたくなったりするので、カメラ持参で
魚を撮ったりして楽しむ基本的にガイドやインストラクターは安全第一だから、こうしたら危ないとか
そんなことはするなというブリーフィングから始まり
はぐれないようにしっかり管理して、珍しい魚を見せてくれて
残圧は50切る前には浮上する
終わったらログブックに紹介してもらった魚を書く僕はお客さん時代、インストラクターやガイドにこういう
サービスを受けて思ったことは、「なんか飽きる」
飽きた僕は色んな海に潜ってみようと、あちこちの海で潜ってみた
でも、どんな海でも数回潜ったら飽きる
海も好きで潜るのも好きな僕がなぜダイビングでおもしろくないな~って
思ってしまうのかじっくり考えてみた考えた末に出た結論は
自分が「楽しい」と思えてないから
僕にとって「楽しい」というのは、珍しい魚を見ることでもなく
上手に魚を撮ることでもなく、安全にはぐれないようにガイドに
ついていくことでもなく、ログブックに見た魚を書くことでもないことに
気が付いたのだそして、どんなとき僕が一番面白さを感じるのかというと、
誰も潜ったことがないようなヘンピな場所にこんな魚が潜んでいるのだという
情報を手にしたとき
でも、これはガイドの人に教えてもらったのでは面白くない
必然的に自分たちだけで潜る必要があるのだ
そのためにエアーも節約したかったし、水中の地形も覚えたかった
そして、こんな場所にこんな魚がいるから、今こんな魚が釣れるのだと
知れて感動したし、居酒屋で出てくる地魚についても勉強できて
楽しかった要は100人いれば100人の楽しみ方があるわけで
普通にガイドについていって楽しいって思う人もいるかもしれないが
それはあくまで楽しみ方のひとつなのだダイビングを提供する側がダイビングを楽しむ唯一の方法はこれだと
提示してしまうと、ダイバーは自分が何が楽しいと思うのかわからず
路頭に迷うようになり、いろんな海に行き、無駄なもんを買ってしまい
最後は飽きてしまってダイビング卒業以前から興味あって、魚も大好きで趣味にしようと思って
のりのりでライセンス取りにきて、器材も買って、ステップアップしても
自分の本当の楽しみ方がわからない人は5年以内にはやめていってしまう下手なダイバーをディスってお酒飲むのが好きでもいいんです
みんなでわいわいしてあほみたいにはしゃぐのが好きでもいいんです
誰かに教えるのが好きだからダイビングやってもいいんです
ふわふわ漂ってぼーっとするのが好きでもいいんです
よく、ダイビング歴何年だから、魚詳しくて当然みたいな
風潮あるけど、別に何年たってもメバルとカサゴしか知らんくても
いいんですダイビングは誰かと競うものはなにひとつないんだね
もし競うとすれば、誰よりも自分の方が楽しく自由になれること
自分だけの楽しみを見つけるというのは自分への
最大のプレゼントであり、人生が充実させる最大の秘密そんな新しい自分を発見してもらうお手伝いをするのが
サンライズの役割でもあり、使命でもあるので
是非、常識にとらわれず適当に楽しんでもらいたい思っています以上、ダイビングの楽しみ方についてでした
RIO先生