みなさん、この方をご存知でしょうか。
ごくみんです。
通称「ごくみ」と呼ばれています。
ごくみんという名前はいささか冗長にすぎますので、ごくみと呼ばせていただきます。
ごくみは2016年4月、サンライズでライセンスを取得したものの、どうも水とは相性が悪く、いつしか潜ることをやめてしまった、徹頭徹尾のへたれダイバーでございます。
しかし、ごくみは同僚のふーみんをダイビングに誘い込んだ、いわば片栗粉のような存在。
ふーみんといえば、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのサンライズ次期エース候補です。
そのような逸材を、いとも簡単に紹介できる人脈をお持ちの方はそうそういらっしゃいません。
わたくし心より尊敬しております。
というわけで、ひさしぶりの2ショットを拝見できました。
さすがに5年も経ちますと、どちらの御面相にも年を重ねた貫禄が出てくるものでございます。
ごくみは誰もが知る酒豪でございます。
九州一ビールを飲む女とも呼ばれております。
どなたに聞かれましてもご納得いただけることにございましょう。
その量なんと毎晩1ダース。
毎夜、毎夜、1ダースを律儀に365日お飲みになられるわけですから、1年間の累計は4,380本。
1本300円で計算といたしますと、1,314,000円。
130万円以上もビールだけに費やしております。燃えないゴミ袋代とおつまみを入れたら140万円はくだりません。
お気づきの方もおられるかもしれませんが、俗にいう「アル中」でございます。
アル中の程度のほどは伺いしれませんが、「中の上」だとみこんでおります。
ごくみが口を開けば、そのほとんどが「猥談」となります。
水中におられましても、ジェスチャーにて話しかけてきます。
酔っ払っておられますと、その威力はモンゴル人が投げてきた「てつはう」なみとなります。
しかし、ごくみは馬鹿な女ではございません。
瑣末な問題から根が深い問題まで、快刀乱麻で解決する姉御肌にございます。
かといって、狡獪が鼻につくようなところもございません。
その様子はこの写真から滲み出ておられます。
ごくみはフィリピンの海でパニックを起こしたことがございます。
志賀島は講習を受けた古巣。
その古巣に居付くキュウセンのご愛想に、そのストレスも半減された模様でございます。
しかし、潜降となりますと、尻餅どっすん。コロコロコロロ。
いやはや。
ごくみとしたことが。
ごくみはウミウシを愛でておりますが、内心ウミウシに興味はございません。
ごくみの脳内を占めているのは、おおよそ「酒」と「昆布巻き」だけなのでございます。
そうそうこれこれ。
亀頭、亀頭。
ちょっとごくみに飽きてきたなあ。
もうごくみはいいか。このへんで。
来年、一緒に潜れることを楽しみにしてるよ。
さらばだ。
お次はおおやまさんと店長のアドバンス講習チーム。
どの写真を見ましても、おおやまさんはファインダーのぞいていました。
のぞいているんです。
砂地でも。
中層でも。
頭が水面から出られましても。
さぞかし、楽しかったことでしょう。
そして、おおやまさんが撮影したベストショットはこの2枚です。
「華麗なる飛翔」
「食うぞ」
ものの見方は人それぞれです。
僕はミノカサゴに関しては、飛翔というよりは、「浮遊」。
コケギンポは「あくび」に見えます。
正解なんてありませんよね。
OKOK!
そういえば、この3名もおりました。
盛り上がったのかな。
どうなのかな。
感じとしてはあまり盛り上がってなさそうに見えますけど。
じゅんこさんにもらった写真。
ウミウシ減少期においては貴重な一匹です。
RIO