ドライスーツの考察

こんにちは!RIOです。

最近、ダイビングのことから遠ざかっているので、今日はダイビングの器材について書きます。

今日のテーマは「ドライスーツの生地について」です。

昨日、僕が試着した来期発売予定の日本アクアラング社(ホワイツ社製)のドライスーツ。

見た目は普通のドライですよね。
ていうか、やっぱりハゲているような気もしますww
それはまあいっか

後ろはこんな感じ

よく見ると、このドライスーツはみんなが持っているスーツとはちょっと生地が違うの
わかりますか??

わかった人はダイビング通!

実は
シェルというナイロン生地みたいなので作られている海外製のドライスーツです。
僕も以前、個人輸入して使っていました。

日本で一般的に販売しているドライスーツは、ネオプレンという柔らかいスポンジのような
素材で出来ています。

これは、ウエットと同じ素材。

しかし、海外に目を向けるとこのネオプレンの生地のドライを使っているダイバーは
ほとんどいません。ていうか、あまり売っていません。

同じネオプレンでも圧縮ネオプレン(ネオプレンを圧縮してペチャンコにして薄くしたもの)が中心ですが、
この素材も実はその特質(頑丈で堅く、伸びが少ない)から位置付けとしてはむしろシェルドライに近いものです。

その他に海外で使われている素材は

●ラバー
布地の上にゴムを多層にコーティング

●トリラミネート
名前の通り三層構造で、防水性のある生地を内側の布地と外側のBCで使われるような強いナイロン地でサンドイッチしていることが多いです。
元々は軍用に開発されたものらしいです。

●コーデュラ
強靱な素材のコーデュラで作ったドライ。一般にはトリラミネートの一つに分類され、一番外側の層にコーデュラを使ったもの。
通常のナイロンと同条件で比較すると7倍位の耐摩耗性、引き裂き強度、防水性を持ってます。

●圧縮ネオプレン
ネオプレンを様々な方法で圧縮した素材。ネオプレンの伸びるという特徴を多少残しつつ、素材としての弱さ、
水圧による厚みの変化等の問題を解消しています。

●ポリウレタン、軟質塩化ビニール
これらの素材は、薄くて軽い素材です。

シェルと言ってもこんなにたくさんの素材で作られているんですね。

そして、シェル素材の利点は

★耐久性が高い
とってもやぶれにくいです

★使用できる水温の幅が広い
インナーをいっぱい着れば寒いところでもいけるし、薄着だと夏でもいけます。
暑いときは水をかぶれば気化熱で涼しくなります。プーケットでも外人ダイバー着てました。

★撥水性がよい
すぐ乾くので冬場、冷たい風に吹かれても、すぐに乾くので寒くなりにくいです。
夏場の使用時に少ないインナーで肌が表面に近い場合水を浴びれば気化熱によって涼しくなる
短時間で軽くなるので、運搬が楽だし短時間で収納修理できる

★脱着が簡単
首と手首をラテックスという薄いゴムの素材で作られているので、よく伸びて着やすく
ピッタリフィットで水が全く入ってきません。

★動きやすい
素材も軽いし、大きめに作っています。

★修理が簡単
ネオプレン素材は構造上自分では修理が難しいですが、シェルだと簡単に修理が可能です。

★持ち運びが軽い
クルクルとまとめれば、メッシュバッグに入ります。

こんなにいいことずくめのシェルドライ。

なんで日本であまり作られていないのか。

それは、日本の市場の問題なのでしょうがないようです。

そして、いいことずくめのシェルドライも欠点はあるものです。

まず、先ほど紹介した色んなシェルの生地がありましたが、その素材の
種類によってはインナーをいっぱい着ないと水温の影響をもろにうけるので
寒いのです。

特に日本人は寒さに敏感な人種なので、ある程度素材自体に保温性がある
ネオプレン素材のドライにインナーをいっぱい着た方があったかいです。

というわけで、

日本における
いや福岡におけるシェルドライの立ち位置は

●真冬以外(水温11~15℃)の志賀島、恋の浦
●秋冬の沖縄や宮崎、高知の柏島ツアー
●夏の志賀島でもウエットだと寒い人(特に秋に入りかけの志賀島)

という寒がりな日本人には幅広い場所と季節をカバーしてくれます。

いますよね。
どこに行っても寒い寒い言ってる人。
これはいいですよ。

しかも、このドライスーツはネオプレンのドライより安く購入できるので、ウエットスーツを買う感覚で
第3のスーツとして使ってみるのがいいと思います。

まあ、中には寒くてもウエットスーツの体に水が入ってくる感覚が好きという人もいますし(おしっこができる?)
潜っていくときのドライスーツのスクイズが嫌いという人もいますし、ひとそれぞれ感性が違いますが

僕はドライスーツが大好きです。

あの、着替えの早さ、疲れなさ、あったかさ、中性浮力の取りやすさなど
特にダイビングと陸上の切り替えの早さのスマートさ。

なんというか、トータル的にドライが好きなんで、とっても魅力的な
シェルドライでありました。

今日はまじめに書いてしまいました。
明日は海に行ければ、海の様子を書こうと思います。

ではまた

ごきげんよう