- こんばんは。
マエダサチコです。
今日も志賀島行ってきました、白瀬です。
外気温35度です。
汗のひかない暑すぎる3人と一緒に行ってまいりました。
しかし、3人はDMお勉強で地形やスキルの見直しだったんで
わたしは一人で潜ってきました。
1人で潜るの何年振りだろう。
こんな機会はあまりないし、休日感覚で潜らせて頂くので
お仕事として、ちゃんとテーマを決めて潜ってきました。
1本目はP1からイカ玉瀬までのタイムトライアル。笑
スーパーミューを駆使して6分で到着しました。
割と近いのでみんなもたまには沖まで遊びに行きましょうね。
沖には沖の生物。
スズメダイの群れにヨコシジフエダイやイシダイ・マダイの群れ、
ミノカサゴなんかが泳いでおりました。
ウミウシは浅瀬にはあんまり居ないヒメマダラウミウシがはびこってたり
でかいヒカリウミウシも観察できました。
潜水時間101分。
昨日の記録更新。
2本目は水深5m未満の浅いエリアで生物探ししてきました。
カタクチイワシの群れがキレイでした。
あとはギンポ系がいいシーズンを迎えましたね。
浅瀬ではヘビギンポやヒメギンポのの婚姻色が観察できます。
コケギンポはいつも通りですが、
今日はとっておきかわいいマダラギンポが観察できました。
ひょっこり顔を出してる個体と
走り回ってる個体と居たのですが、
まあ上手く写真におさめられない。笑
へた写真掲載ですみません。
でも、このマダラギンポ、調べてみると、イソギンポ科ナベカ族マダラギンポ属の唯一の種で、割と最近の魚であることが分かりました。
1955年に南アフリカのモザンビークで採集されて、新種として記載されたそうです。
その後インド洋とか太平洋で観察されてきたらしいんですが、日本では1987年愛媛県で初めて採集されたそうです。
そのあとに、鹿児島県錦江湾や高知県での分布が確認されてるようですが、報告例は少なくて最近の観察例や採集例から判断すると、暖かくごく浅い海の岩礁域に広く分布するそうです。なに!?
結構レア種やん!!
今度は誰かにもっときれいに撮ってもらおうと思います。笑
夏のはじめの白瀬は、まだミルなどの夏の海藻が生えていないので夏らしいウミウシはまだあまり観察できずに、イツメンを見てきました。
いつになっても名前が覚えられないシリーズ。
シラヒメウミウシ。
シラユキウミウシ。
群れシラユキモドキ。
1匹だとかわいいシラユキモドキ。
コンバットを思い出すサラサウミウシ。
ふーみんを思い出すコモンウミウシ。
夏の感じのオトメミドリガイ。
年中期待を裏切らないあおさんと
しろさん。
やたらはびこるサガミミノ。
こちらはサガミ違いのサガミイロ。
センヒメウミウシ
サメジマオトメウミウシなどなど・・・・
と、ウミウシ全部普通種でしたが、楽しく有意義なフィールド調査ダイビングとなりました。
あと、オトシゴは浅瀬で観察できました!
まだチビで可愛い個体でした♡
楽しいガイドができますよ♪
まってまーーす!