こんばんは。マエダサチコです。
さて、今日は夕方からプール講習でRIOさんはお店には居ません。
帰りは恐らく23時くらいになると思うので、ブログはマエサチが書いて帰ることにしました。
今日探し物をしていたら倉庫からこの子が出て来ました・・・
最近すっかり忘れ去られていたフクコ帽です。
ひっぱり出しました・・・。
ごめんね、フクコ。
と、言うことで今日は【ハリセンボン】について書くことにしましたっ!!
ハリセンボンは、「フグ目 ハリセンボン科」に属していて、マンボウと近い仲間であると覚えてください。
ウロコがが変化した長くて丈夫な棘が体の表面にたくさんあって、昔は数が多い事を1000で表していたので、
ハリセンボン(針千本)という名前が付きました。
でも、実際の棘の本数は多いのもでも500本に満たない程度です。
ハリセンボンにも色んな種類があって、10cm位のものから1mちかい大型種までいます。
20種類くらいが確認されていて、日本では主に4種類が生息しています。
今日はこの日本で見られるハリセンボンの4種類を紹介したいと思います。
①ハリセンボン(全長20cmぐらい)
体に小さな黒い斑点たくさんがあって、ヒレには斑点がありません。
ヒレは無色で黒目は緑や青であるのが特徴で、良く見るのはこの種です。
志賀島で観察されるのもこの種ですね。
②ヒトヅラハリセンボン(全長40cmぐらい)
普通のハリセンボンと似てるのですが、上から見ると茶色のブチ模様が白く緑取りさており、人の顔の様に見えます。
目の下にも白く縁取られた茶色い模様があります。ハリセンボンより大きくて沖縄でよく食用にされています。
③ネズミフグ(全長70cmぐらいの大型)
顔が四角っぽく、体や鰭に小さな黒い斑点が多く、大きくなると細身にります。
④イシガキフグ(全長35cmぐらい)
表情はネズミフグに似てるんですが、斑点が少なく棘が短いのが特徴で、
体を膨らませても、あんまり膨らみません。
ハリセンボンは胃に特殊な弁があり、海水を入れて体を膨らませて、棘を立たせて、
通常大きさの2倍くらいまで膨らむことができるんですが、それは自分の身に危険を感じた時だけです。
大量に一気に水を飲んでしまって、戻せなくなってしまい、死んでしまうこともあるそうなので、
あんまり驚かさない様にしましょうね☆