8/6 福岡のダイビング事情

連日の暑さで内臓が弱り、お酒を飲んでいなくても湿疹が出てくるようになりました。

足の裏や手の平にできた汗胞状湿疹が皮膚の層を深層からえぐり出し、やがて湿疹の真ん中から破裂すると血が滲みだして歩くだけで痛い。

本当にやだ。

ビーサンの鼻緒が苦痛です

(見た目は地味ですが)ストレスは薄く重なりあったミルクレープのようになり、よく研いだ包丁でも綺麗に切り分けるのは難しく触ることさえ許されない。

やがて周りにある正常な菌がそれを被い、時間と共に溶かし浄化してくれるのを待つしかありません。

この湿疹は暑さが緩む10月ごろまで続きますので、それまではただただ耐えるのみという苦行を強いられます。

毎年、夏はエアコンの効いた部屋で事務作業か読書をして過ごしたいと心より思うわけですが、日本のダイビングシーンはどういう習わしなのか、決まって夏忙しくなります。

 

夏の海のことを知らないくせになぜ潜りたいの?

暑いから?

でも、海は基本的に暑いよ。

だって外だもん。

 

夏に潜りたいという人は年中空調で、体温を調整されている人ではないか。

だから、夏くらい解放的に汗をかきたい、海に行きたい。恋したい。

しかし、沖縄の人もタイの人も昼間は外に出ませんし、海にも入りませんので、夏の日中は室内で過ごす。これが進化心理学として正しい。

 

でも、夏に海に行きたくなる気持ちもわからないではない。

でも、猿の一つ覚えみたいに、ダイビングは夏、ダイビングはリゾート。ダイビングはインスタ映え。ダイビングはビール。

この考え方を払拭するのが、イノベーター思想をど真ん中におくサンライズの役目ではないのか。

メディアに毒されたダイビングのイメージを根底から覆す。

よし、夏は学科のみOKにしよう。

学科ない日はあらゆる文学と文化に触れるべく図書館で多読に耽り、夕方から海岸で瞑想に明け暮れる。

夜は執筆活動。たまに夏祭り。

7月から9月までの3ヶ月間が無事開けると、一気に海に繰り出し、日焼けの心配のないダイビング三昧。

夏の生物や海の観察ができないのは寂しい気がするので、たまに夜潜る。

 

この計画はいずれ、どこか遠い未来の年にやってみようかと考えています。

これは画期的な方針ですので、どこかのお店が真似をしてくるかもしれません。

いや、2番目のペンギンがいないと単なる企画モノになってしまうので、是非真似をしてほしい。

真似は恥ずかしくないぞ。

2番目のペンギンがいてそれが奔流なっていくから。

 

僕が思うに、この地方都市福岡の人たちはできるだけ無難に手堅く進めようという意思が強いように思う。

僕がこれまで新しくやったことで上手くいったことは、何年か後に誰かが真似をしているのですが、それではちょっと遅い。

あと、自分が本気で面白いと思うことをやってみることを勧めたい。

上手くやろうとすると無難になる。

そうなるとどこにでもあるようなモノになってしまい、誰からも注目されない。

そんなところからは、イノベーションはない。

僕はどんなに小さいことでもイノベーションを起こしたい。

 

そう、誰に嫌われようとも面白ければいいと思う日本人はどうやら少ないようです。特に福岡では。

だからこそ、夏の海はダイバーでいっぱいになるのですけれど。

そういえば、今年はダイバーの数が少ないような気がします。

これは単なる気のせいかと思っていましたが、業界関係者の話によると今年はどうもダイビング業界の動きが全国的に鈍い模様です。

サンライズではそんな気配は全くないので、嘘かと思っていましたが、どうやら本当のようです。

昔ながらのやり方で推し進めていくと、やがて変化に対応できなくなる。

つまり、エントロピーの増大の法則。

宇宙は常に膨張を続けている。

同じところに留まるのは、エネルギーを大量消費します。

変化することが自然であり、保守は不自然。

僕は旧態依然としたダイビング業界に片足突っ込んだ状態で、その片足を抜くタイミングを伺っています。

保守に魅力はありません。

PADIに魅力はありません。

 

魅力とは、自らが膨らむ膨張力にあるのです。

 

RIO