今の僕には書くべき出来事があり、書かなくてはならない事実があります。
忙しい時期に起こりがちな「締切的状況」が足元にまで迫ってきている、といった方がわかりやすいかもしれません。
書かなくてはならない内容とはもちろんここ二日間で潜った海のことです。
写真はしっかり二日分、耳を揃えてUSBの中に納められています。おそらく400枚ほどあるとおもいます。
書こうと思えば、今すぐにでも書ける状況ですが、そのことを今の僕は過不足なく書き切る体力が残されていません。
毎度のことながらこういった言い訳がましいブログを書くのはあまり気分のいいものではないのですが、それがほんとうの
ところです。
一度真剣に書いてみるとわかりますが、書くという行為にはそれなりの瞬発力と持久力を求められます。
真剣になればなるほどそれはよりフィジカルな行為に近づいていきます。
傍目から見ると、それは知的デスク労働のように見えますが、感覚的には全身を使う肉体労働に近いわけです。
そのようなわけで、僕は最近疲れてくると何も書く気が起こりません。最近というかここ数年ですが。
しかも最近ではそれだけでなく奇行が目立つようになってきました。
店長によくそのことを指摘されます。
「なかしまさん、あれ変ですよ。あんなこと普通しないですよ。どういう意味であんなことするんですか?面白くもないし、空気も悪くなるし。気味が悪いです。」とかなり真剣な眼差しで質問されます。
一応説明しておきますと、奇行というのは感情の波が一定ではないということを指します。
情緒不安定な気の荒いオスの虎を想像してもらうと早いかもしれません。もともとは亜熱帯に住んでいるのに、捕獲されて肌寒い動物園に連れてこられたそんな虎です。
とはいえ、温和な動物になるための努力が必要かもしれません。
僕だって別に好き好んで変人になろうとしているわけではありませんから。
では、どんな動物になればいいのか。具体的には思いつくのは、う〜〜ん、平凡で無口な猫。
その猫は、決して面白いことも言わないけれど、口汚いことも言いません。笑顔もないけれど、怒り顔もありません。楽しそうではないけれど、辛そうではありません。
あまり嫌われないかもしれないけれど、好かれもしない。来週からそんな男になろうとおもいます。
えいえいお〜〜。
RIO