こんばんは。マエダサチコです。
今日はサルパで海岸がすごいことになっている白瀬から逃げるように恋の浦でダイビングしてきました。
サルパの様子は明日のブログで確認して下さいね。笑
今日はいよいよゴールデンウィーク最終日の伊江島の様子を更新ですので、今日までお付き合い下さい。
さて、最終日は快晴!!
とはいきませんが、とりあえず雨も降らず予定通り観光に出れることに感謝感謝。
ちょうどこの時期、4月19日~5月6日まで伊江島では毎年恒例の【ゆり祭り】が開催されていて、沖縄本島からもたくさんの観光客が伊江島に訪れます。
そして期間中は1日に3便、島内観光バスが出ていてます。
もちろん私達もそれに乗っての島内観光なのです。
ガイドは生粋の伊江島島人の大城さん。
伊江島では知念と言う苗字が一番多くて、二番目は大城だそうですよ。
その情報はいりませんね。笑
とにかくまぁ、この大城さん。
伊江島の事で知らないことは何もないそうで、色々楽しい話をしてくれました。
そしてまずはニャティヤ洞という、大きな洞窟にやって来ました。
ニャティヤとは、現地の言葉で千人という意味で、千人入る洞窟という事でこの名前になったそうです。
戦争中は住民の防空壕として利用され、多くの人を収容していたらしいです。
階段を数段降りていくと、
その名前にふさわしく本当に大きな洞窟になっています。
そして、なぜかここは子宝に恵まれない女性の願いがかなうという言い伝えがあります。
早速女子たちはお祈りをすませ、
生まれてくる子供の性別が分かるという「力石」を持ち上げました。
誰も予定はありませんが、良さんとワタシは男の子。
ブランは女の子と出ています・・・。
いつになるか分かりませんが、授かるといいですね。笑
続いては島の北西岸に位置する水が湧き出ることからこの名前がついた「湧出(ワジィー)」にやってきました。
昔からの大事な水源地として今なお飲料水として使用されています。
この場所は昔、岩間を通って水を汲みに行っていたそうですが、戦後、米軍の手により輸送管路が設置され便利になって、水不足に悩んだ島もたちまち水のあふれる豊かな島になったそう。
この一帯は60mを越える断崖絶壁が連なり、潮の干潮や空の色によって様々な姿をみせ、伊江島随一の奇観を呈していますね。
カメラ女子ブランはこれをカメラに収めます。
いい写真がとれたかな~
続いてはみんなの一番のお目当て城山(ぐすくやま)に。
島の中央やや東寄りにある海抜172mの岩山で、村外からは「伊江島タッチュー」の名で親しまれています。
このタッチューは、島より7千万年も古く世界でも珍しいオフスクレープ現象(古い岩盤が新らしい岩盤に潜りこむ中で一部が剥がれて新しい岩盤の上に乗る現象)によって形づくられています。
このオフスクレープ現象は、理論として語られていたんですが、実際に見られるのは世界でもここ伊江島にしかないそうで、大変珍しいものだそうです。
鳥帽子を思わせる独特な形から古くから近海を航海する船が目印にしていたそうですが、、、これまじで登れるの?って感じですよね。
それがお金持ちの島なので、ちゃーんと整備されて登れるんです。
登山口にはこんなかわいい看板まで設置されているほどです。
舗装されたきれいな道を歩き、
割と急ですが、舗装されたキレイな階段を登ること約10分。
山頂です。
なかなかいい眺めで、近隣の島々も天気がよければよく見えます。
階段が結構急なので、翌日足が筋肉痛になることを除けば言うことなしですね。
続いてやってきたのはハイビスカス園!!
伊江島の新種のハイビスカスをはじめ、
ここにしかないという、いい香りがする珍しいハイビスカスや、
顔よりも大きいハイビスカスまで。
カメラ女子はパシャパシャシャッターを切ります。
黄色や
ピンクなど
かわいい色のハイビスカスでいっぱいでしたが、やっぱりワタシは真っ赤なハイビスカスが一番好きかな。
ハイビスカス園から出ると、草原があったので、童心にかえりみんなで四葉のクローバー探し。
これが意外とすぐ見付かるのね。笑
みんなものの5分で見付かったね。
みんなに小さなラッキーが訪れるといいな。
そして、最後はユリ祭り会場【リリーフィールド公園】に。
この日が最終日ということだったし、前日はひどい雨だったので、もう花も弱ってるかと思いきや、テッポユリはきれいに咲いてました。
早速ラッキー訪れた♪
テッポユリだけではなく、世界のユリたちもたくさん咲いていて、ハイビスカスに続いてカメラ女子ブランはパシャパシャシャッターを切ります。
カメラ男子相さんは黄色いユリにだけピントを合わせていました。
約3時間の島内観光でしたが、伊江島の色んな姿を見ることが出来、有意義な時間になりましたね。
今回も色々ありましたが、無事にツアーが開催できてよかったです。
実は天気も海況も透明度も全てに恵まれるツアーというのはなかなかないんですよねー。
大雨だったり、時化てたり、波が高かったり、透明度が悪かったり、お目当ての生物に出会えなかったり、希望のポイントに潜れなかったりと・・自然相手だとホント全部が100点の時なんて皆無。
でも、毎回参加者のみんなと一緒にご飯を食べたり、お酒を飲んだり、どうでもいいくだらない話をしたりとダイビング以外の楽しみもたくさんなんですよねー。
ワタシはいつもその時その時を存分に楽しむ様にしています。
色んなトラブルも、上手くいかなかっことも、後になれば楽しい笑い話にもなるし、全て旅の思い出ですからね。笑
どんなにいい海に潜るよりも、ワタシはどんな仲間達と海に行くかの方が何十倍も大事な様に毎回思う訳であります。
お世話になった皆様、ツアー参加者の皆さま、本当にありがとうございました!!!