今日は0時すぎから、ブログ書きスタート。
眠い。
あと、7時間後には、再度、辰ノ口へと向かうのよね。
そう考えるとすごい。
明日の辰ノ口は今日と同じ天気で同じ潮。
講習内容は違うけれど、同じような時間から書き始めるはず。
だもんだから、明日のブログも同じく眠いはずなのだ。
いえい。
先週、レスキューが終わってほっとしたおふたり。
今日はのんびり講習。エンリッチ。
楽しさ多めの講習で笑顔が絶えてない、気がした。
こちらはアドバンス最終日のしもはらくん。
まゆこんぐがアシスタント。
すっかり嫁気分。
僕は、Wあやか、たちばなさん、てるちゃん、ふーみん、とみーを連れて行く。
今月のテーマは、砂地の調査なのだ。
湾から調査して、沖へでる。
砂地の調査だからね。
巻き上げないスキルを勉強しよう。
巻き上げたら、文鳥に怒られるよ。
砂地とひと口にいっても多彩に変化する。
一見わかりずらい海藻を瞬時にキャッチして、砂地の現状を見極める。
ダテハゼが巣を作りやすい地質も確認。
砂地に浮かぶ、ソラスズメの要塞も観察しておく。
深くなると貝殻とサンゴの死骸は減り、砂地はソフトになる。
ダテハゼが減り、無数の穴が目立ち出す。
その先には例のアンカー。
カエルアンコウはここでどんなエサを取っているんだろう。
エサらしきものは見あたらない。
実は砂地の穴から小魚でも噴き出してるのかな。
サンドスロープを降り、どろっとした砂地に足を踏み入れる。
斜面に沿って泳ぐと、そこはカキ礁だ。
ここに住み着いていたカキたちは、30年くらい前になんらかの理由で全滅した。
まるで、焼夷弾を半ダースほど落とされたみたいに。
この地域にだけカキはなぜ増えることができたのか、どういった理由で死に絶えてしまったのか。
僕には想像もつかない。
専門の調査団に依頼すれば話は別だけれど、僕個人の意見としては、海に対して疑問があっていいように思う。
自分勝手に妄想できる余白が生まれるからだ。
軍艦島で掘られていた石炭の発掘がストップした。
数十年後、20キロ離れた辰ノ口の西側に、地底で温められた水が噴き出してきた。
この温水にはミネラルと鉄分が豊富である。
牡蠣の意思とは裏腹に増殖を開始する。
そして、気がついた頃には牡蠣で埋め尽くされていた。
長くなりそうだから、ここでやめる。
寝る時間がなくなるから。
三の段に行くと、イラの幼魚が泳いでいた。
イラはビギナーの人気魚。早く大きくなってダイナミックにウニを食っておくれ。
死んだおかあさんのためにも。
Wあやかはエアー減らないし、流れの中でもすいすい泳ぐし、小さい生物もどんどんみつける。
でも、このときたちばなさんのエアーが40。
急いで三本根に戻る。
僕のホースとジョイントして、安全停止を行うために水深5mまで戻る。
すると、とつぜんホースが引っ張られた。
たちばなさんが突然立ち止まり、写真を撮っていたからだ。
そんな余裕はないんだよ。
早く帰らないと。
無事たちばさんは安全停止を終えた。
残った僕たちは水深2mのところで例の魚を見つけた。
もうわかるよね。
これもいたね。
これももう名前わかるね。
かわいいんだ。
トミーのウエットスーツは、トミーの太くなった腕をおさめるのが精一杯。
水分をいれる余裕なし。
そうなるとウエットスーツでもスクイズを起こしますよ。
痛いですよ。
人によっては心地よい人もいるらしいけど。
まゆこんぐ、しもはらくんのアドバンスコンビは北口から。
水圧でつぶれるテニスボール。
これ、まゆこんぐが買ってきた新品のボール。
だからボコッとつぶれる。
さすが、たつぼうの弟。
無表情。
クロナマコから内臓を出している。
ものすごく楽しそう。
だからね、最初のうちはクマノミに感動するんだ。
それに気がつかないなんて、
君たちはミノカサゴひらひらの感動を忘れたんだろ。
そんな状態の彼に、カエルアンコウを教えたって無駄なんだ。
メバルとサツマカサゴとムラソイとアイナメとオニオコゼとハオコゼとアナハゼと普通のカサゴの形状の違いと生態を理解してから見ないとさ。
ずんぐりした不恰好で地味な魚にしか見えないよ。
そりゃ面白さもないわね。
のう、ふーみん。
人間には段階というものがあるんだ。
わかったかね。
このあとの体力テスト、しろしいですねえ。
おさむさんたちはエンリッチ講習。
内容が楽とか関係なく、空気的に疲れないダイビング。
酸素が多いと、肺が楽だね。
だって20mも潜れば、酸素32%なら分圧0.96だよ。
空気なら0.63。
その差1.5倍。
頭が冴える。
長崎のエンリッチは非常にお安いのでどんどん使ってください。
あまり使う人がいないようなら、値上げも考えています。
だって安くしても使わないなら、安くする意味ないもん。
ほんとに使いたい人は多少高くても使うでしょ。
深いところにいってもダイコンの数字を気にしなくてもいい。
これもいいところだね。
エンリッチを普及させるにはみんなが使うことです。
そうすればもっと安くなるんです。
これが僕のエンリッチにたいして言いたかったことです。おわり。
おつかさまでした。
僕たちの2本目は北口の砂地を調査。
とりあえず、ミジンエリアへいく。
一本目同様、砂を巻き上げてすすむたちばなさん。
飛行機雲みたいになっていた。
ちなみに一本目はてるちゃんも巻き上げていたよ。
ふたりでブルーインパルスみたいになっていたという報告がありました。
11月のカステラカップ、くれぐれも気をつけよう。
マハタの幼魚と同じビンに住んでるミジン。
スナタコと一緒に住んでる強者もいました。
つるっこはここだけで50分いけそうなくらいはりついていた。
可愛い動画あるので、明日、D-PASSページにあげておきます。
砂地の番人マゴチを見たら東口へとあげていく。
けっこうながく潜った。
日も傾いてきたので、まゆこんぐの体力テスト。
100m疲労ダイバー曳航と、800mスノーケル。
結果から言いますと、どちらも五点満点。
素晴らしい。
カビフィンがいい仕事したと思います。
ていうかさ、彼女、これに似てない?
泳ぎすぎたせい??
RIO