こんばんは。 マエダサチコです!
福岡の海はホント、冬に弱くサンライズは全然海に行けていません。
今週末も雪が降る予報が出ているので冷たい北風が吹くと思います。
実施できるといいのですが・・・。
海がこうも中止になっていると、さすがに書くことがないのでは?と、思われているのかも知れませんが、
そんな事は全然ないんです。海の事は底がないのですから。
今日は、サンライズがOPENして間もない頃に書いて、
もろぴょんにだけが「おもしろかった」と言ってくれた海藻について書こうと思います(笑)
さてさて!
一言で【海藻】と、言っても実に奥が深すぎるので、伝えたいことを明確に【わかりやすく】書くことにします。
ので、お付き合い頂ければ幸いです(笑)
海藻は主にアオサなどの緑藻類・ワカメなど褐藻類と、テングサなどの紅藻類に分類されてます。
でも今日は褐藻の一種【アカモク】という海藻についてだけ書きます。
コレです!
春先になると、ナチュラルナビゲーションが出来なくなるほどアカモク達が生い茂ります。
時期に水温が上がり、海藻が溶け、透明度が下がり、春濁りという現象をもたらします。
その時期観察できる生物と言えば、アメフラシです(笑)
と、まぁダイバーにとっては正直あまりよい存在とは言えないのですが・・・
実はこの海藻が茂る海というのはとても豊潤な海なんです。
なぜこの【アカモク】という海藻に注目したかと言うと、
この【アカモク】は二酸化炭素を海から取り去る能力がとてもすごいんです!
大気中の二酸化炭素を取り込み、水中・大気に大量に酸素を放出します。
葉っぱを手でつぶしてみると空気が出てくるほどです。
同じ大きさの木々の何十倍もの酸素を放出しています。
そして信じられない浄化能力も持っています。
1k㎡のアカモク藻場はなんと5万人分の生活排水を浄化するんです。
さらに、ヨコエビなど多くの微小生物が生息し、小魚のえさ場として重要な役割を果たします。
メバルやハゼなどの隠れ家にもなっていて、アイナメの産卵場所にもなっています。
つまり、藻場は水質を浄化する働きの外に、健全な生態系を構成する起点としての働きをしているんですね!
だからこのアカモクがたくさんある白瀬の海は魚が多く、とても豊かな海なんだと、改めて実感。
早くそんな海に行きたーい☆
そして、このことを教えてくれたのは、大好きな番組、またしても 鉄腕DASH でした。