季節来遊魚たち。

こんにちは。 マエダサチコです。

台風の影響を受けて、今日は安全の為海は中止にしました。

仕方ないので、RIOさんとミホリーナはDMの体力テストその他もろもろでプールに行きました。

水曜から海況が安定することを祈ります。

 

さて、今日は昨日の白瀬の様子をアップしたいと思います。

昨日はオープンウォーター講習ではじめての海にチャレンジの内田さん・伊藤さん・直子さん・夏海ちゃん。

アドバンス講習の直美さんでわいわい行ってきました♪

天気はとても良くて、こうして見ると海も穏やかでキレイそうなのですが・・

 

台風の影響を受けて波とうねりがなかなか強く、みんな頑張って潜ったのに、

水中はなかなかの濁りようでしたねぇ・・・

でも、昨日は南国っぽい魚が見れました!!

お馴染みのソラスズメダイだけではなく、

昨日はなんと、ツノダシカップルも!!

志賀島でツノダシが観察できるのはとても貴重ですね☆

志賀島には今の時期、キンチャクダイやチョウチョウウオの姿なんかも観察できることがあります。

ミナミハコフグの幼魚やオヤビッチャ、ミノカサゴなども観察できます。

ダイバーの皆さんなら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

『季節来遊魚』というやつですね。

一見、『季節来遊魚』と聞くと『サカナ』の状態で移動してきたと連想しがちなんですが、実はそうではなく、

沖縄など南の地域で産卵された卵が、対馬海流が日本海に接岸する7~8月、台風が上陸する9月頃に

志賀島に流れ着くのです。その頃の志賀島は水温が高くエサも豊富なので、ここで卵が孵化して

たくさんの『季節来遊魚』が観察できるというわけですね。

 

この、『季節来遊魚』。以前は『死滅回遊魚』と呼ばれていました。

本来ははるか南方の東シナ海の熱帯地域に生息する魚たちが、黒潮・対馬海流・台風の影響で運ばれ、

冬の玄界灘の低水温期に越冬できず、そのまま消えるように死滅してしまうため、

『死滅回遊魚』という悲しい名前が付いていたのですが、『悲しい』という理由から

『季節来遊魚』と呼ばれている様になったのです。

自力で黒潮の流れに戻る事が出来る『季節来遊魚』には、大物ではオニイトマキエイやハンマーへットシャーク

などが、伊豆などのダイビングポイントに突然出現してニュースになる事がありますよね?

これらの大物魚類は、泳力が強いためか自力で外洋の黒潮まで戻る事ができます。

ところが、サンゴ礁に定着するようなチョウチョウウオの仲間やクマノミなどの多くの種類は、

外洋に自ら泳ぎ出る事はできず、そのまま越冬できずに死滅してしまうんです。悲しい事のようですが、

本来の自然のサイクルでは当たり前の現象なんですよね。

こうして、種の交配が行われて生物の進化が促進されるのかもしれません。

人気のある熱帯性の魚種が観察できるというのは、地元でダイビングを楽しむ私達ダイバーにとっては

嬉しいことだと思うので、悲しい気持ちにならず観察してあげましょうね♪

 

あらあら・・・

長くなりましたが、昨日の志賀島に戻ります・・。

と、いう訳で楽しく魚たちを観察し、講習もバッチリOK!!

アドバンス講習の直美さんも一生懸命魚のスケッチと、フォト講習頑張りました!!

そして、直美さんが撮影したベストショットはこちらの3枚!!

キュウセン。

アオウミウシの群れ。

そしてやっぱりツノダシーーー!!

直美さん、魚の観察もしっかりポイントをおさえていたし、写真のセンスもあって驚きでした!(笑)

とても上手にできましたね♪もうすぐアドバンスダイバー認定ですね。

それにしても昨日はみんな、うねりと濁りの中の講習お疲れ様でした☆

次の海洋講習もがむまりませう~