コロナの自粛について

最近、僕は武漢風邪(新型コロナウイルス)のことを調べるのが仕事になりつつある。

僕のように事業を営んでいるひとたちは、武漢風邪にまつわる情勢をリアルタイムで把握していかないと先には進めない。

元来、未来予想をするのが好きな性格なので調べること自体、苦ではないのだが調べれば調べるほどに今後どうなるのかわからなくなる。

混乱のなかに手を突っ込んで混乱を引き出してながめてみてもそれはやはり混乱でしかない。

 

混乱のなかに身を置いていると、

今のうちに船を捨てて避難したいという逃げの気持ちが浮かんでくる。

いまなら深手を負っているわけではない。

体力があるうちに安全な島陰に隠れようではないか。

島にはたいしたものはないかもしれないがそんなことは百も承知だ。

そもそも僕の力ではこんな荒れ狂った嵐に勝てるわけがないことなんてわかっているじゃないか。世の中逃げるが勝ちなことだってあるのだ。

嵐が過ぎたらまたなにか新しくはじめたっていいのだから。

 

そこで僕は一旦冷静になる。

これからどうなるのかまったくわからないことをあれこれと考えている暇があったら実践的で実用的なことに目をむけたほうがいいではないか。

ありがたいことに、僕の船には大きなものから小さなものまできちんと整理されて載せられている。それは長年をかけて組み合わされたパズルにように隙間なくはまっている。ちょっとやそっとの揺れでは転がり落ちる心配はない。

しかも小さいわりには頑丈なつくりで密閉率も高い。

ちょっとやそっとの荒波では浸水しなさそうだ。

一見派手な外観の中型船より、僕の船のほうがこの嵐を乗り越えるには適しているのかもしれない。

あとは目の前で砕ける三角波にだけ注意していけば、霧が晴れると目的地は案外目の前だったということだってあるのだ。

万が一、船に穴があいて海に沈んでしまったらそのとき竜宮城を見つけることができるかもしれないじゃないか。

そんなふうに右へ左へとシーソーのように考えていると、決まって眠たくなってくる。

ふわふわ。

 

さて、ここで論文をもとにした「面白い記事」をパレオな男からみつけてきたので紹介しよう。

 

これは世界の36カ国におけるウイルスの感染パターンを研究したもので、具体的には、

  1. ウイルスの日次増殖率
  2. 累積症例の倍数までの時間

という2つの指標を使ってます。ちょっとわかりづらいですが、ひとつめは日ごとの症例数の増加率(%)で、ふたつめは感染者数が倍になるまでにかかる時間の長さを表してます。なんでも、この2つは感染パータンを把握するためのかなり信頼度が高い指標なんだそうな。

  • 国による積極的な介入が最適な結果を得るためには、少なくとも44日間は必要になる
  • 積極的な介入で感染ペースがやわらぐまでには3週間を必要とする
  • コントロール段階に到達するまでに約1カ月かかる
  • 封じ込めを達成するまでには約45日かかる

のようになってます。ここでいう「積極的な介入」とは、ロックダウン、外出禁止、隔離などのことでして、ここまでやっても完全に封じ込めるまではおよそ1カ月半はかかるんだそうだ。

これはシドニー大学の研究で、数理モデルを使って「オーストラリアにおける新型コロナの拡大と隔離対策の効果」を計算した内容になってます。そこでどんな傾向が見られたかと言いますと、

  • 全体の90%が自宅待機を守れば、新型コロナは3カ月で制御可能になる
  • 自宅待機の割合が80%の場合は、制御可能になるまで4カ月かかる
  • 自宅待機の割合が70%、またはそれ以下になった場合、コントロールは不可能になる

 

だったそうな。7〜8割って数字は日本のニュースでもよく言われてることですが、ここでも似たような数値が確認されてますね。70%以下で自宅待機がムダになるってのは、なかなか厳しい話ですが仕方ないっすね。

研究チームいわく、

感染が拡大する早い段階で厳しい措置を課すのには十分な理由がある。ピークを遅らせれば遅らせるほど、医療システムがICUのベッド、人工呼吸器、抗ウイルス剤、訓練を受けた医療従事者などを備える時間を増やすことができる。

とのこと。もちろんオーストラリアのデータなんで日本にどこまで当てはまるかはわからんですが、「とりあえずみんな家で過ごす!さもないと全ては無に帰す!」ってのは肝に銘じておきたいところっすね。

 

さて、福岡ではどのくらいの自宅待機がなされているのだろうか。

今の状態で90%いっているとは誰がみても思わないだろう。

50%いっていればいいほうではないだろうか。

というか、90%だったとしても3ヶ月かかるというのは驚きだ。

つまり、5月6日までに感染者数が落ち着くことは科学的には不可能であるということだ。

 

5月になれば気温があがって感染者数が落ち着くかもしれない。

なんて思っているひとがいるかもしれないが、タイみたいな熱帯地方でも普通に武漢風邪は流行っている。

日本では4月も5月もそこまで気温差はないのでおなじように流行ることは目に見えている。

僕はそんな無駄なことをして疲弊するくらいならこのへんで経済との折り合いをつけたほうがいいと思っている。

そのほうがよっぽど健全な社会として機能してくれる。

 

なので、自分の免疫力を高めて「武漢風邪とともに生きていくしかない」と真剣に思っているのですが、世間ではそんなこと微塵も思ってないんだろうね。

外に出たらコロナにかかるよ。怖い怖い。と騒ぎ立てているんだろうね。

そんなことを言ってたら、日本中がゴーストタウンになってしまうよ。

最後になんども言ってますが、サンライズでは自粛をすることも短縮営業する気もありません。

いつも通り、のほほんと気長にやっていこうと思っています。

 

RIO