こんにちは!篠原さおりです。
今日から3月ですね!!
今からどんどん暖かくなっていきますね。
海の中も海藻が元気に茂っていくころです。
魚達も増えて楽しくなる季節ですね。
さてさて今日は、最近知った珍しいクラゲについて書こうと思います。
珍しい種類なので、今のところ2、3箇所の水族館でしか見られないようです。
そんなレアなクラゲとはこちら。
名前は「コトクラゲ」。
クラゲと言えば、笠のような形を思い浮かべますが、このコトクラゲはそんな形じゃないんです。
写真の通り、Uの字形をしています。ちょっとホヤっぽくも見えますね。
この見た目が竪琴のようだということで、コトクラゲという名前になったらしい。
でも、私的にはハート型の方が近いなーと思いましたよ。
珍しいし、これ見たら恋愛運アップするよとか言っても可愛い女子なら信じてくれそうです(笑)
この名前がついた時に採取したのは昭和天皇だとか。
クラゲ研究してましたよね。
初めて見たらクラゲって分かりそうもないくらいのフシギさなので、
分かるまで時間かかったんじゃないでしょうかねー。
このクラゲの珍しいところは見た目だけではありません。
クラゲといえば、フワフワと浮遊していて気付かないうちに目の前にいたりするもんですが、
このクラゲは違います。
そーです。動きません!
この写真ではエダサンゴにくっついているようです。
海底の岩やこのようにサンゴにくっついて動かないクラゲなのです。
クラゲらしくないクラゲ。
動かないので、プランクトンでも吸い込んで生きているのかと思いきや、
動かないまま餌を捕って食べるらしい。
なにやら、左右の突起の先っぽから触手のようなものが出ていますね。
鳥の産毛のような触手です。
この細い触手で水中の餌を捕まえて食べて生きているのだそう。
ぜひこのお食事シーンを見てみたい。
ある水族館では、3日に1回の餌やりペースらしい。
めちゃくちゃレアなシーンとなりますね。
ちなみに餌はサクラエビとか。
サクラエビを触手でぐるぐる巻きにするらしい。
口も体の先端にあるらしい。
どんどん見たくなってきました。
二つ上の写真でも分かりますが、色や模様も多種多様。
こんなあざやかなオレンジの個体もいます。
この固体は下向いちゃってますが、餌取れるのかな。
珍しすぎて捕獲数が少ないので、詳しい生態が分かっていないようですが、
まだまだ面白いところがあるかもしれませんね。
楽しみです!!