ぎょぎょ!ぎょぎょぎょー!!
おさかな研究生の福子です。
お魚情報の時は今後この子が登場しますので、よろしくお願いしますm(__)m
さあ今日は!
一昨日に引き続き、クマノミについてまた書こうかなと思います。
なんでって、かわいいからです♪
辰ノ口で、クマノミをよく観察すると、同じ種のクマノミでも、その違いが発見出来るんですよ!
知ってました?
日本近海の温帯性海域のクマノミのオスの尾びれは、一般的に全体が黄色です。
ところが、中には中央が白く抜けたオスもたまに発見できます!
この色のクマノミは、沖縄などの亜熱帯地域によく観られタイプで、
きっと辰ノ口には黒潮や対馬海流に乗ってやってきたのでしょう♪
あ!因みにクマノミのメスは尾びれが白くて体が大きいです。
更に、幼魚を観察してみてもやっぱり、温帯性地域の幼魚は薄い黄色に対して、
中には尾びれ上部に白線が入ったものがいたりします。
多分、この白線が入ったものが、成魚になると中央が白く抜けるのではないかと思います。
以前は、この熱帯型の成魚はほとんど見られなかったらしいのですが、最近になって見られるようになったそう。
・・・という事は、
南の海から来た幼魚も越冬を繰り返しているという事ですね!
中には、一つのイソギンチャクに2つのタイプのクマノミの幼魚が混在している場合なんかもあって、
結構よくみるととても興味深いのです!
今まで「可愛い!!」だけで終わっていた人も、違いが解ってくると、更にダイビングも楽しくなっていくと思います。
見るダイビングでなくて、観るダイビングも楽しいですよ。
それに透明度が悪くてもさほど気になりませんし(笑)
しかししかし!
これからの時期、辰ノ口の透明度はどんどん上がります!
その分、若干水温は下がりますが、志賀島より2℃ほど常に水温は高く、魚もまだまだ多いです!!
年内はあと2回しか行かないよ。