耳抜き、でーきたっ!!

こんにちは。 マエダサチコです。

しまいこんだダウンを引っ張り出したくなるくらい寒いですね。

そのお陰で今日の海洋講習も中止になりましたが、週末からはまた南風に変わり海も穏やかになりそうな予報です。

海況に恵まれるといいな♪

さて、今日は月曜のプール講習の様子をお伝えします。

参加したのは康幸さん。

石垣島で一度体験ダイビングをしたことがあったのですが、耳抜きがうまくいくか心配してありました。

しかし、

耳抜きに苦戦している様には思えませんね!カメラを向けるとピースサインです。(笑)

楽しんでくれてよかったです!

無事に5mまで潜降できましたね♪

 

意外とオープンウォーター講習の時や申し込みの時に聞かれるこの『耳抜き』!

心配する方も多いのですが、出来ないのは1000人に1人くらい・・?ですね。

今日はせっかくなので、《耳抜き》ブログにしまーす!!

 

このブログを読んでるみなさんはもうダイバーなので、耳抜きの必要性は理解していると思いますが、

復習すると、「耳抜き」とは鼓膜の内側と外側の圧力を同じにする「圧平衡」の1つです。

口、鼻、耳は繋がってるから、なぜ「圧平衡」が必要になるのかというと、

鼻と耳を繋ぐ鼻管が通常は閉じた状態だからです。

鼻に息を送り込んだり、唾を飲み込んだりして、この耳管を動かしてあげることにより、

空気を通すこ行為、それが「耳抜き」ですね!

で、この「耳抜き」が上手くできないダイバーというのは、この耳管が生まれつき細いか、

緊張のため硬くなっているのどちらかなんです。

前者はもうどうしようもないので、みんなより早くエントリーして、ゆっくり潜降してください。(笑)

今日はこの後者の方が上手く耳抜きできる方法をお伝えしようかと思っております。

☆まず、ダイビング前にガムを噛んだり、飴を舐めときます。
(アゴを良く動かし、つばを飲みこむ事で耳管が動き耳抜きがしやすくなりますので)

☆そして、首を左右に肩を上下に回して、リラックスした状態を作ることが大切です。
重いダイビング器材を背負うと、どうしても肩に力入り気味になってしまします。
(これでは耳管が硬くなってしまい耳抜きがしにくくなってしまいますからね)

☆次に、アゴを引いたり伸ばしたり、アゴの角度を変えてあげます。
(耳管のねじれや歪みを補正して空気が通りやすくします)

☆そして、水中に入る前に、水面で一度耳抜きをするのも効果的です!
(圧力が加わる前に耳管を通すとその後の耳抜きもスムーズにできますよ)

☆あとは、抜けないほうの耳を上に上げるようにして、首の筋を思いっきり伸ばすようにします。
(これで耳管が多少は動きやすくなるはずです)

☆そしたらあとは、足先(フィートファースト)から、焦らずマイペースにゆっくり潜行しましょう!!

☆特に水深が浅いところの方が圧力差が多いのでゆっくりこまめに!
(10mまでは、最低1mに1回は行なうようにしましょう)

☆耳抜きをするタイミングは、耳に違和感を感じた時ですからね!
(痛い!となってからでは遅いので、早め早めにおこないましょうね)

☆また、痛くなければ出来ているのであまり神経質になり過ぎないようにも注意してくださいね。

と、いう感じですね。

 

ちなみに、耳が抜けないままダイビングするとどうなるかご存知ですか?

早いスピードで潜降したり、無理に潜降すると、鼓膜に穴が開いてしまうこともありますが、

鼓膜の内側の中耳にリンパ液などの滲出液(しんしゅつえき)が溜まってしまう

「滲出性中耳炎」という症状になる場合が多いです。

鼓膜に圧力がかかり破れそうになると、鼓膜の内側から滲出液が異常分泌された状態で「圧平衡」すると、

水中でも鼓膜の痛みはなくなるのですが、陸上に戻っても、その滲出液はなかなか吸収されないので、

耳の聞こえが悪くなったりします。

しばらくすれば、どちらの場合でも殆ど治るのですが、雑菌などがそこに入って炎症を起こすと、

中耳炎になってしまうので、耳鼻科の診察を受けなければならなくなります。

 

基本に忠実に早め早めに耳抜きをすること。出来なければ水深を浅めてゆっくり潜降!

前日のお酒の飲みすぎや寝不足、寒さや体調不良も耳抜きの出来ない要因ですからね。

上記の通りやってみて、それでもできなければ、残念ですがその日はダイビングはお休みしましょうね。

無理は禁物ですばい。