サンライズ海。

昨日、小夏丸と昔の写真を見ながら思ったことなんですが、サンライズではかなり唐突にしかも頻繁に改装をしていることがわかります。

なんでこんなに改装をするんだろうと自分でも首をひねってしまうのですが、これは僕の体のどこかにひそんでいる小人のせいだとにらんでいます。

普段はすやすやと可愛い寝息を立てているのですが、何かの拍子に目を覚まし、「俺はこんなのでは俺は満足できないんだ。どこかを変えてしまえ!そうしないとお前ら全員皆殺しだ」と、物騒な言葉を撒き散らしながらトゲトゲのついたこん棒を振り回します。

僕はこの小人の衝動(それはどこなのか変えてみないとわからない)を抑えるために、潜在的にひそんでいる小さな不満や改善点を煙であぶりだし、迅速に退治しなければなりません。

目を凝らし黒いTシャツについた赤いインクのような間違いを見つけると、部品や部材を買いに市内にあるホームセンターを駆け回ります。

いいものが見つからず渋滞なんかに巻き込まれて、そこにきて陽なんか暮れてきてしまうと、なんでここまでしないといけないんだろうというポツンとした疑問が浮かび上がってこないわけではない。

でもここまできたんだからやるしかないんだぞという熱情のようなものを、誰かに(多分小人)背後から熱いシャワーのように浴びせかけられているので、黙々とアクセルを踏み続ける。

これは思った以上にとっても疲れます。

いかにも海のことを知りつくした真っ黒に日焼けした船長に、耳元でもうすぐ釣れるからね、ほらもうそこまで魚が来ているよと期待をさせられて重たい竿をじっと真剣に握りしめているくらい疲れます。

だから歩いていける範囲のところにナフコ空港店くらいのサイズのホームセンターがあればいいのになとよく思います。

飲食店と洋服屋と美容室と病院は腐るほどあるので一つくらいあってもいいんじゃないかな。

個人的にはアップルの跡地なんかいいんじゃないかなと思う次第です。

なにはともあれ、僕の机はスタンディングデスクだったのが、半年前から高椅子に座るミドルデスクになり、昨日からはリクライニングチェアの高さに合わせたローデスクに変わりました。

その工程を見届けて満足しきってしまった小人は柔らかなお布団にするりと潜り込み、すやすやと可愛い寝息を立てて眠りこんでしまいました。

今日、もし初めてサンライズに入ってきた人が「へ〜サンライズってこんな感じなんだ」って納得して帰ったとしても、半年もサンライズに来なければ、そこには何かしらの変更点が(間違いなく)加えられて別の空間になっています。

いつ来店するかでサンライズの印象が変わるというのはまるで季節によって撮れるウミウシの種類が変わる白瀬のようです。

2回目に来た人がふらりと訪れて、「サンライズさんってまるで海のようですね」なんて言われたら素敵ですね。

 

RIO