また日曜に雨ですな!! 雨女なので謝っとこーかな・・・
こんにちは、池田のミホコです! なんかごめんなさい。笑
せっかく辰ノ口なのに~。 テントの活躍と、止んでることを祈っとこ♪
さて、今日のタイトルですが・・・
最近おめでたいこと続きのサンライズなので、
ステキなイクメンマイホームパパを紹介しちゃいます!
『家づくり・子育ては父親の務めですたい!!』
そう豪語するのは、トゲウオのなかま イトヨ・ハリヨ・トミヨ、トリオのような名前のお三方。
↓ これはイトヨさん
・・・お気付きですか?
そーです!トゲウオといえば、ご存知 ↓タツノオトシゴや
↓ヨウジウオや
↓ヘコアユとか
ちょっとヘンテコリンなおさかなたち・・・!
詳しく話すと超長くなるのでやめときますが(笑)
トゲウオのなかまは、大きく分けてトゲウオ亜目とヨウジウオ亜目に分かれます。
タツノオトシゴたちはヨウジウオ亜目です。
イトヨ・ハリヨ・トミヨたちはトゲウオ亜目の中の、トゲウオ科に所属して
河川~海洋を往復する回遊性のあるおさかなです。
このトゲウオさんたち、なんと巣をつくります!!!
オスが水中に鳥の巣みたいな産卵巣をつくって、メスに卵を産ませるのです。
魚が巣づくりをするなんて、超めずらしい!!
それぞれの産卵に合ったマイホームをつくるのですが
イトヨさんは、腹から細い糸を出して水草を絡めた巣。
ハリヨさんは、川の泥底に穴を掘り、水草の葉や草の繊維を絡めた巣。
トミヨさんは、川の底泥面に近い水草の茎に草根や水草を絡めた巣。
『しかしまぁ、言うても掘っ立て小屋レベルですわ。
そんなんあきまへんわ~!!!がははは』
そう言い放つのは、ミナミトミヨ兄さん。
兄さんの家は、空調・照明完備のモダンなマイホームと言っても過言ではないのです!
(あくまでおさかなレベルでね。笑)
マジでこんなんだから!!すごくない!?
それに比べたら・・・
イトヨもハリヨも掘っ立てかもしれない・・・。
でもね、多くのおさかなのオスたちは、精子かけることしか考えていないし(ゴメン。笑)
やりっぱなしかけっぱなしなのです・・・!!
サケやマスなんて、産卵前にメスが自ら巣づくり・・・うう・・・立派やでぇ~!!
そうや!苦労するのはわたしら女なんやぁ~! とお涙頂戴な場面もしばしば。
それに比べたら、トゲウオのなかまは父性愛に燃える立派なイクメン。あっぱれですな☆
それでね、
そんなイクメンたちの涙ぐましい努力の一方でメスはというと・・・
巣のでき具合やオスのルックス 見比べまくってよりどりみどり!!
しかも、スイスイ泳ぐメスの周りではオスが頭を下げまくっている!!!!
(それはそういうお誘いスタイルだから・・)
オスは、土地造成・造巣そしてひたむきなお誘い(お願い?)行動
絶え間ない重労働の末に、ようやく子孫を残せるというわけです。
ちなみに、産卵し終えたミナミトミヨのメスは
入口から出ずに、反対側の壁をバリッと破って逃走。
オスはひっそりと卵を受精させ、破られた壁を修復・・・
卵が孵ると、仔魚にエサを与えて巣立つのを見届けて、一生を終えます。
なんてステキなオトコたちなのでしょう・・・!!
その反面、こんなに女の株を下げるおさかなが他にいるでしょうか!
壁破る意味ある? ねぇ、ある?
残念ながらミナミトミヨは、1960年までに絶滅したおさかなです。
きれいな水にしか住めないおさかなだからです。
もしも環境がよくなることがあったらば、いつかまた生まれるかもしれないね。
そんな淡い期待を抱いて、今日はここまで★