「俺はセブラ」
いつものようにウニの上で寛いでいたら、誰かが俺を見つけて嬉しそうにしている。
ウニは俺のことを厄介者扱いするけれど、巨大な生き物は、俺をじっくり観察するではないか。
手を振ってみるが返事はない。俺の声が届いているのかわからない。
だけど楽しくなってきた俺は、魂を込めて自己紹介をすることにした。
「HEY!俺の名はゼブラだYO!これから俺の生活を教えるYO!いくぜ!!
お前らは俺がラッパウニのトゲトゲを切っていると思っているだろ?
俺は演奏しているんだぜ。トゲでラッパや太鼓も作るんだ。
楽器が完成すればウニの上で音楽会の始まりだ!
テンションが上がれば、時々ラッパウニも動き出す。
俺の奏でる音たちを、この広い海に響かせてやるんだ。
だから俺を見掛けたときは、一緒にビートを刻んでくれよな!サンキュ!」
はっち
そうそう。ナマコのお腹はこんなことになってるんだよ。
続きまして、
「辰ノ口セブラ」
俺は長崎生まれ辰ノ口育だち
ゼブラなヤツはだいたい友達
ゼブラな奴と大体同じラッパの道
歩き見てきたこの海
今日も返しやがる俺ん家ラッパガリヤ
俺見つけるまでひっくりかえしたがりや
ただ今日は特別 ダチが戦艦(センカン)で凱旋(ガイセン)
ドス黒い艦体(センタイ)サンゴカイメン船体大砲(センタイタイホウ)だ
ダチは船長もちろんスティーブン(セガール)だ
大砲ぶっぱなせばダイブス撃沈勝利で沈黙
俺はラッパのニーウー筋斗雲(キントウン)ライドでプライド射撃ダイブス達を蜂の巣だ
勝利のニーカーのバサミ〜を天に掲げろ
俺のゼブラで稲妻(イナズマ)炸裂スティーブンのサンゴ大砲ドッタマゲ〜
時空をゆがめる攻撃ごわす
西郷じゃねぇここは辰ノ口ゼブラ
とく
はらちゃんが教えてくれたニシキウミウシ
ガム??
そりゃねーぜ。
RIO