8/2 夏の効果

恋の多くは夏に始まるという紛れも無い科学的事実がある。

人間は、自分自信を統制できていると思っていても、季節や環境にはかなり左右されるのだ。

それは、原人ホモエレクトスを始め、ネアンデルタール人、ホモサピエンスも急激に変わる地球環境により、大移動を繰り返し、繁栄を謳歌してきた歴史を振り返ってもそうであるように、膨れた大脳には限界があるのだ。

悲しいかな、古来から今に至るまでDNAには逆らえないし、人類の行動全てDNAの仕業といっても過言では無い。

まあ、そんなDNAの話はひとまず置いておくことにして、今年も暑い夏がやってきた。

どれだけの恋が始まり、終わるのかには興味がないが、暑い夏が今年いっぱいであるという研究には興味がある。

来年の2020年より30年間氷河期が訪れ、世界を取り巻く多くの事象が変わっていくとされている。

おそらく今より10℃以上は気温が下がるとみられているのだが、その変調はすでに世界各地でみられており、日本という小さい規模の話で見ると暑くなってはいるが、世界はすでに寒冷化しているのだ。

そこで寒冷化しないためにも、地球上にCO2を増やす必要があるのだが、中国が無尽蔵にプラスティックを海に流すので、日本ではレジ袋を有料化しましょうなどといった訳のわからない理論がまかり通る世の中にあって、まともなことが行われるはずもない。

フェイクニュースを流し、芸能人のスキャンダルを躍起になって追いかけ回し、視聴者にネガティブな感情を植え付け、物を買わせる。

こんな既得権益者だけが得するだけの日本では、自分の頭で考えようという気も起きないのかもしれないが、日本人は(学歴を問わず)自分の頭で考える人が少なくなってきたように思うのは気のせいではない。

さて、ここで自分のことを振り返って見ると、齢40を過ぎ、季節の影響をそこまで感じることがなくなってきたように感じる。

昔ほど夏の勢いに乗ることもなく、(かといって乗らない訳でもないのだが)ある一定の水準でキープされていて、大きな変化を感じなくなってきた。

それは常日頃からメンタルを鍛錬しているからなのか、年齢に伴うテストステロン値の低下からなのか、その辺は定かではないが、とにかく上がりもしなければ下がりもしない。感情に乏しくなってしまったとも言えるが、根底にある感情が動きにくいので表面に出てくる行動も鈍重になってきているように思う。

このまま鏡のような水面をゆったりと走るヨットのように暮らしていくのも悪くはないが、残り四十年以上ある人生でそれだけではなんとも味気ない。

新しいチャレンジと夢を持ち続けようという気はあるが、これまで散々好きなことをやってきた経験から、やりたいことがあまり残されていないことに気がついてしまい、さらに他人と比較せず、自分の身の丈にあったことをしながら普通に過ごせることがいかに素晴らしいことに気がついてしまった今、さらにやりたいことがなくなってきているのだ。

 

女には子を産み、育てるという人類にとって最高の仕事がある。どれだけ天才と言われる男の科学者や政治家が偉そうにしても、女が子を産まないと人類はあっという間に滅亡してしまう。太古より女の存在価値は変わらないが、男というのは、(経済戦争に変わってしまい)殺し合いの戦争がなくなり、労働もAIに代わりにゆく時代において、存在価値は今以上になくなりつつある。

生物学的には、男の存在価値は精子をばらまくことくらいしかないのだが、精子は大量に作られるため、余裕で一人の男で50人の女をまかなえる。人類にとって男というのはもっと少なくても一向に構わない。

ちなみに子を産めない女は、子を育てるという価値が生まれるが、男は子を育てるDNAはないため子育ては向いていない。

 

そうなると、僕のこれからの生きていく理由は「誰かのためになることをさせて頂く」しかない。

もちろん、好き勝手生きてもいいのだが、人類の群れのためになることから外れると、病気になり早死にするようにDNAは組み込んでいる。

もしかしたら、感情が揺さぶられないのは、そろそろいつ死んでもおかしくないという現れなのかもしれない。

そう考えると、僕にできることはやはり限られる。

誰かのためになること。しかも、得意なことで。

 

RIO