ニセホンソメワケベラじゃダメなんです。

こんにちは。 マエダサチコです。

先日の火曜・水曜は珍しく玄界灘はベタ凪で、お天気も良かったのですが、そんな日に限ってお店の店休日だったり、お客様からキャンセルの連絡があったりと、なかなかホームグランドの玄界灘に潜れない日が続いています。

が、明日は少々荒れてるかも知れませんが、最近の志賀島は透明度もいいし、レアな人気者ダンゴウオも出てるらしいので久々にワカメの茂る志賀島に潜ってこようと思っております。笑

こちらの都合も色々あるし、長崎ばかりにも潜ってられないしですし。

この時期の志賀島は、年間を通して一番水温が低くなります。

恐らく明日は10・5℃くらいかな。

そんな海にも定期的に入ってないと体がなまってしまいますからね。笑

リゾートダイバーにはなりませんよ。

プロダイバーですからね。

さて、今日は海もないので、店内業務。

RIOさんには書類の整理をお願いしましたが・・・ちょっとガサツですね。笑

さてさて、ワタシは今日は久しぶりにお魚のことでも書いてみようかと思います。

なんだかんだワタシはお魚が好きなものでね。

連日長崎でよく話題にあがる、ホンソメワケベラ。

上の写真ではホンソメワケベラなのか、ニセクロスジギンポなのか分かりません。

泳ぎ方と口の開き方が違うくらいで、見た目は同じと言っても過言ではありませんものでね。

ホンソメワケベラは、他の魚に付いた寄生虫を食べるクリーナーとして有名な魚で、大型魚の鰭のまわりや鰓・口の中を丹念に掃除するんですよね。

口の中を掃除していても捕食される事は無く、相手が大きい時は数匹がかりで掃除したり、自分より小さい魚も掃除したりする事もある愛されキャラ魚です。

方や、ホンソメワケベラの姿を完全に真似したニセクロスジギンポは、ホンソメワケベラの振りをしてクリーニングをしてもらおうと近づいてくる魚の鰭や皮膚を食いちぎって食べるので、比較的嫌われキャラとして扱われています。

しかし、生きてく為の術なのです。

どうか嫌わないでほしいなと、個人的にはいつも思っています。

ところで、この嫌われ者の【ニセクロスジギンポ】。

名前がおかしいと思ったことはないでしょうか?

ホンソメワケベラに似せてるだから【ニセホンソメワケベラ】でいーじゃん!って思ったことは・・?

ありますよね。

でも、やっぱり【ニセクロスジギンポ】はベラじゃないんですよね~という事が言いたいのです。

棲家を見ると一目瞭然。

岩の隙間や空き缶を棲家にしているこれは誰が見てもベラではなくギンポですもんね~。

ふむふむ。

しかも、ベラは性転換したり、砂の中に潜ってお休みしたり、独特の面白い生態系があるんですが、ギンポには特にないし。

と、言う訳で学者さんも【ニセクロスジギンポ】はこの写真の【クロスジギンポ】の後に発見された体色が異なる【ニセクロスジギンポ】と名付けたのでしょうね。

【ニセホンソメワケベラ】では納得できないのですよね。

ま、魚からしたら名前なんてどーでもいいんでしょうけど。笑

と、今日はこれでおしまいにします。

ホントはもっとマニアックなことをだらだら書こうと思ったのですが・・きっと誰もポチっとしてくれないと思いましたものでして。

では、今後もベラもギンポも愛らしい目で観察してあげてくださいね~。