4/23 初夏の沖ノ島ダイビング

今日は、日曜日の沖ノ島のことを書いていきます。

書く準備段階で、数百枚の写真たちがひしめきあっており、選抜するのに大変でした。

しかし、それだけいい写真を撮りたいという思いが伝わってきます。

じっくり選んだ写真を元に、感情の記憶を辿りながら、書く作業は何度やっても、感慨深いものですね。

 

さて、この日は、将来のインストラクターめぐの200ダイブの日でもありました。

200本は、通過点。

そう語る彼へのプレゼントは、卵しかないのではないかと。

 

殻から飛び出せるように、祈りを込めて。

潜る前に、割れたらそれはそれで縁起がいいものです。

 

朝、7時に集合し、船酔い防止メガネをかけて、いざ出航。

船酔い嬢王コンバットはいいサンプルになります。

 

 

快晴、ベタ凪の玄界灘をかっ飛ばす、ARK号。

 

風に当たると寒いですが、猫のように丸まって寝れば、快適な船の旅。

 

奈多漁港からだと、沖ノ島まで、2時間弱で到着です。

現在、透明度15M〜20Mと船長からの情報が、期待に胸を躍らせます。

 

1本目は、エントリーは港よりで岸に近い「ガーデン」へ

 

こちらのポイントは、僕は初だったのですが、イソギンチャクが群生しており、それが庭のように見えるらしいです。

 

イソギンチャクは、かまびすしいほどありますがクマノミはいません。

 

イソギンチャク付サザエはおりましたが。

その前に、この透明度はよく見積もっても、5mいや4m。

残りの10mは、どこにいったのでしょうか。

この濁り具合だと、白瀬と比べたら若干劣っています。

まあ、2本目に期待しようということにして、

とりあえず、200本おめでとう。

人数が少ないのは、つるっこ軍団、隊長つると、平隊員こなが、(濁りのせいで)いなくなっていたせいです。

 

早速食べてもらうことに。

たつぼうのポケットの圧力なのか、割れかかっていました。

めぐの中では、すでに内圧が高まり、こんな薄い殻など簡単に押し破れるようになっているのを暗示しているかのようです。

 

もぐもぐ

 

スイカと悩みましたが、持ち運びが便利で、塩に合う卵で正解。

 

1個食べたら、「おかわり卵」が登場。

計2個のゆで卵を平らげ、めぐは心もお腹もいっぱいになったそうです。

いい通過点になりました。

 

水温が急上昇する初夏の海では、サルパの類が大量発生しますが、それに混じり「ゾウクラゲ」がスイスイ遊泳。

ヒレのようなもので、泳ぐ姿はクリオネとスパニッシュダンサーを彷彿とさせてくれます。

 

そして、水温が高い初夏の海には、やはりクロヘリアメフラシ。

もののけ姫の長老のような佇まい。

目に力があるアメフラシは興味深い。

 

途中、つるっこ軍団とも合流し、浮上開始。

テルちゃんは、ラッパウニの棘をつけまくっていましたが、何してたのかな。

 

 

安全停止中に、河童は、沖ノ島の山の斜面にある池へと帰っていきました。

体に良くないので、きちんと安全停止しましょうね。

 

ゾウクラゲはいい見本です。

 

期待の2本目は、遺跡ポイントに入水。

予見した通り、先ほどの浅瀬より、濁り感が増していました。

 

斜面を降りて、水深20mを保ち、泳ぐガイドさん。

5分ほど進むと、なぜかUターン。

反対方向に来てしまったよう。

それに気がついた店長は、ご立腹のご様子でした。

 

水深を20m前後に保ち、泳ぎ進めると、ようやく見えてきました、不気味な海底遺跡跡。

 

このとき、ここを通った人は全員DECOが表示されており、

DECOストップは必至。

 

この後、すぐに浮上しましたが、安全停止場所が、濁った中層ということもあり、右往左往しておりました。

DECOを出さないようにするには、まずダイコンの表示をきちんと理解すること。そして、どの水深でもきちんと中性浮力を取ることです。

浅くなったら、浮くのがいやだからといって、浅いところになかなか戻ってこれない。

そのようなスキルだと、海況とバディに合わせた安全なダイビングが困難になります。以後、練習しましょうね。

 

透明度あるある詐欺と面白い魚いるいる詐欺(いてもあまり見えない)を食らった我々は、窒素のたまり具合を考慮して、水深が浅い三苫のポイントを希望しました。

2時間かけて戻ってきた三苫は、穏やかで、透明度も良く、西日に浴びた船から流れる音楽との融合は、海外のダイビングを思い出しました。

船をアンカーで固定し、バディーダイビング。

僕はコンバットと二人で、砂地を歩くクロシタナシウミウシを観察。

特に珍しくないウミウシの行動を妄想して遊ぶ。

黒いウミウシと黒いヒラムシと黒いアメフラシが多く、

 

ナマコまでモノトーン調。

 

そこにアメフラシを持ったこなが現れ、

 

人質にとってみる

 

(殺してませんが、ギリギリアウトですので、真似しないでください)

僕は、こんな風に、海の生き物と想像の世界で遊べるダイビングが一番好きなようです。

そうやって想像で遊んだことはっきりと記憶に残り、ブログを書いている今も、あのアメフラシ生きてるかなと心配になったりします。

そして、目を閉じるとその風景をありありと想像できますので、小説を書くときにも活かされますし。

ダイビングのガイドの時のイメージトレーニングにもなります。

 

最後は、店長が見つけたスナビクニンで締め。

 

実物は、ダンゴウオに負けないほど可愛く、そしてブサイク。

最後は、みんなで固まり、船のすぐ下でワイワイ過ごし、お時間となりました。

 

全員の感想は、最後のダイビングが一番面白かっただそうです。

面白かったのは最後ですが、勉強になったのは最初のダイビングです。

教訓にしましょう。

 

お着替えとメイクは倉庫を改装した掘っ立て小屋。

快適です。

器材も洗えますし、いちいち温泉に行かなくてもOK。

着替えている間に、僕はいち早く、備え付けの冷蔵庫に入っている200円のスーパードライで乾杯しました。

海辺で飲む初夏のビールはいいですよね。

 

次回は、騙されないように見極めたいと思いますので、できればまた参加してくださいね。

 

RIO