こんにちは、マエダサチコです。
今日はスタッフ常勤スタッフ2名が海に繰り出すと9名となり、私はお店に残る事となりました。
2日前に辰ノ口ではじめてヒレナガネジリンボウが出たということで、かなり見たかったのですが、仕事も溜まっていることだし、北風もビュービューなので、今日は大人しくぬくぬくと事務仕事。
このくらい寒くなると、やっと冬が来たなという感じがしますね。
さて、昨日のレビューに続き今日も先日使ったフィッシュアイのフォーカスライトのレビューを書こうと思います。
ちなみに1か月前くらいから、ワイドレンズも変えてます。
これまで使っていたフィッシュアイのワイコンからINONのワイコンに変えてるので、それもまた近々レビューしていきます。
さてさて、こちらのフォーカスライト、実にコンパクトです。(なにせるーちゃんと同じ重さですからね)
しかし購入時にはクランプやアタッチメントの付属がないので、自分に合ったクランプ類を試していく必要があります。
1本目では、INONのシューベース(3300円)に、YS回転延長バー(3300円)を装着し、フィッシュアイの光ケーブル(7150円)を着けてストロボと連動させて使ってみました。
2本目では、それにスヌートレンズ(14080円)とマルチカラーフィルター(16280円)をつけて使ってみました。
ライトの光と太陽光で撮影。
赤ライトは生物に警戒されないから寄りやすいというけど、オトシゴはそれに当てはまらないと思っていましたが、今回確信しました。
この日はタツノオトシゴに10個体ほど会えたので、調査しましたが、どの個体もライトの色は特に関係なさそうでした。
迫るダイバーの圧と泡の音、そして何よりカメラのレンズを嫌がっている様に感じました。
ハナダイやハゼなどの接写できない魚達はライトの光を嫌がってて、赤ライトだと警戒心が無くなるのは顕著に表れるのですが、オトシゴは例外ですね。
何色ライトでも必死で海藻になりすましていました。
愛らしい。
今回カメラの設定は何も変えていないのですが、ライトが変わるだけで写真の印象が全然違うことにびっくりでした。
小さなライトですが、光量も十分で、光がもっと欲しいなということは無かったです。
また、今回は試していませんが、別の角度から違うタイプのライトを当てたりするとまた違った演出ができるだろうと感じました。
とはいえこちらのライト、あくまでフォーカスライトなので、写真用として使うなら全く問題ないけど、メインのライトとして濁った海で使うとなると話は全く別ですよ。
生物を探したり、ナイトダイビングや洞窟、濁った場所や深い場所で仲間とのコンタクトには使えませんのでお間違いのないように。
別売りのスヌートレンズを使うとまた全く違った演出で生物を撮ることができます。
普通種の撮影も楽しくなりますね。
また、ワイドレンズをつかって、タツノオトシゴと、背景で写真に没頭するダイバーを一緒に撮影したい時にも役立ちました。
ライトを使わずに撮影すると、何だかよく分からない写真でも、
スポットでオトシゴにライトを当てると主役がオトシゴであることがわかりやすくなります。
でも、これ、なかなかライトをオトシゴにあてられずに苦戦しました。
カメラのモニターを見ながら、擬態上手のオトシゴを見失わない様にライトの位置を調整するのがまぁ大変。
ピッタリきたーー!と思ったら、ライトのパーツが写り込んだり、構図がぎちゃぐちゃになります・・・。
ライトのアームをもっと伸ばして、可動域を更に広くする必要があるなと感じました。
まだまだ改良が必要なようです。
そしてこちらは、雑に撮ったホヤですが・・
ピンク色のフィルターを入れるだけで、アラも目立たなくなり、なんかちょっと写真家の蜷川実花さん風の一枚になりアート気取りができます。
しかし、間違うとコンセプトもよく分からないダサい一枚になるので、注意が必要です。
なんだこれ。
ぷぷぷ。
バッテリーはフル発光での連続点灯時間は120分です。
今回私は写真を撮る時しか点灯させずこまめに使わない時は電源を切り、2ダイブで約250枚を撮影しました。
予備バッテリーを準備していたけど交換せずに2ダイブ140分使うことができました。
ストロボ照射回数はフル充電で5000回可能だそうなので、使わない時にライトを消せば問題ないかなという感じですね。
値段も安いしコンパクトでこの使い心地とは、かなりいいというのが1日使ってみた私の率直な感想です。
そして、実はこちらのライト、先日唐津であやかちゃんに一番乗りで使って使ってもらっています。
その時のレビューを提出してもらったので、そちらもご紹介しておきます。
ご参考にされてくださいね。
~~~彩華レビュー~~~
前田さんがブログにも書いてた通り、コンパクトで軽量。
るーちゃんと同じ110gだそうです。
今使ってるRGBlueをカメラに固定するのは、ちょっとごついし重いし嫌だなーと 思っていた私ですが、これならストレスを感じることはありません。
小さいけど、光量はどうなの?って心配していましたが、 写真を撮っていて、光量が足りないなーと感じることはありませんでした。
ただ、写真を撮らない時はこまめに電源を消してたはずなのに、 1ダイブ終わる頃には、バッテリー残量が少なくなってることを知らせる赤に… でも結局2ダイブ(70分+70分)使用することが出来ました。
お昼休憩にバッテリーを交換すれば、バッテリー残量を気にせず使えそうですね。
今回私は使用してませんが、内蔵ストロボと接続することも可能みたいですし、 別売りのスヌートレンズやカラーフィルターを付けたり、色々な使い方が出来て この値段の安さは魅力的です。
阿部さんもライトはカメラに固定した方がいいと仰ってたとおり、 ライトを片手で持たなくていい分、脇を閉めて手ブレを防ぐことが出来るし、 他のことに意識を持っていくことができるので、同時に色んなことをすることが 苦手な私にはぴったりだなと思いました。 少しでも購入を考えている人の参考になれば嬉しいです。