こんばんは。
最近オカメインコが非常に気になっています、マエダサチコです。
今日は平日だと言うのに来客が多く、1人で慌しくしていました。
RIOさんは最近外出している事が多く…サボってるんではないか疑惑が浮上しています。
いえ、きっとお仕事頑張ってくいれているはず(笑)
さて、今日は、お察しの通り、『タツノオトシゴ』にスポットを当ててみますみます。
いつもマエサチは地味すぎる魚達にスポットを当てるので、たまには志賀島のヒーローにもスポットを!!
と、いうことです。
マエサチも超すきです。
あーかわいっ!
志賀島。
毎年若干違いますが、冬場は10℃近くまで水温が下がります。
夏から秋にかけて対馬海流に乗ってやってきた熱帯の魚達は冬になると姿を消してしまい、
低水温にも適した魚だけが冬を越す事が出来るのです。
マエサチが過去に紹介した地味な魚達は玄界灘で越冬します。
今日ご紹介するタツノオトシゴももちろんそう。
年中志賀島で観察できます。
しかし、その小ささと擬態上手のせいで、なかなか発見できません。
タツノオトシゴ捜索ダイブとかしてみたいのですが・・
なかなかそんなニーズも無く、いつも通りの捜索になります。
なかなかお目にかかれませんが、皆さん探してみてくださいね。
今日はタツノオトシゴの有名な変わった生態をご紹介。
とても有名なんので、ご存知の方も多いと思いますが、暇だったら読んで下さい。
まずは、タツノオトシゴ。
どこに生息しているかと言いますと、波のない静かな内湾性の藻場やアマモ場に生息しています。
春先の産卵前になるとオスとメスはペアになり、
メスはオスのお腹にある育児のうと言う特殊な袋の中に卵を産みます。
オスはメスから受け取った卵を育児のうの中で受精させ、
受精した卵は育児のうの中でふ化し、ふ化した後も外敵から守られながら成長します。
産卵から数週間が経つと全長15mm位の子供達が一斉に約100尾くらい生み出されるのです。
妊夫タツノオトシゴ。
ただでさえ発見するのが難しいタツノオトシゴ。
出産シーンともなると見つけるのはとても困難。
こんな感じらしいです。
しらすみたいですねぇ~
赤ちゃん達はご覧の通り、超小さいので、大きく育つのはほんの一部で、
大きくなる前に大半が食べられてしまうので、これまた見つけるのも困難。
タツノオトシゴと同じヨウジオウ科の魚の殆どがオスが育児のうを持ち、その中で子育てをしています。
妊夫が見られるのは4~6月頃です。
夏が終わればある程度の大きさまで育ったタツノオトシゴが観察できるのではないでしょうか。
志賀島に探しにきてね!