こんにちは。 マエダサチコです。
遅れ遅れで更新しています。
今日は日曜日の白瀬の様子です。
アドバンス講習の酔いやすい大田さんと、久々に来てくれた初ドライスーツの直子さん。
そして、ファンダイブのスーパーサポートマンザッキーで行って来ました!!
水中は相変わらずワカメの森。
そんなワカメの森の中にも色んな生物が見れます。
ヒラヒラ泳ぐヒラムシ。
ウミウシと一見似ていますが、軟体動物のウミウシとはかけ離れた扁形動物で、循環器や呼吸器を持たずに
ただ拡散作用によって酸素を取り入れ、この体を利用して貝の中に入って貝の身なんかを食べながら生きています。
水中をヒラヒラとクリオネの様に泳いでいる姿を見かけることも多いですよ。
そして、カミクラゲもまだ漂っています。
先日、ミホリーがブログにも書いてくれましたこのカミクラゲ。
光に反応してぽんぽんと浮き沈みして、ほんとかわいいです。
普通、クラゲといえば夏の生き物というイメージが定着していますが、この種は冬の生き物で、
水温の上昇とともに完全に姿を消します。
さて、どこにいってるんでしょうね?
謎らしいです。
繁殖についても謎があり、カミクラゲには、クラゲの成長段階の一つであるポリプが見付かっていないそうです。
つまり、カミクラゲが、どこでどのように成長するのか不明なのです。
クラゲの仲間は、このカミクラゲだけに限ったことではなくて、人間にはわからないことのほうが多いそう。
カミクラゲのポリプが見つかれば、とても興味深い研究ができるかもしれません。
オワンクラゲの研究でノーベル賞を受賞した方の様に、科学の進歩に一躍かえる興味深い発見があるかもしれません。
もうすぐ、今シーズン見れなくなってしまうから、見に来て上げてくださいね。
ちなみにこのミズクラゲは日本近海でも最も普通に観察できるクラゲです。
そして、こちらが最も普通に観察できるウミウシのアオウミウシ。
最近は海藻に埋もれてあまり見れてませんでしたが、やっぱりアオウミウシはかわいい。
はじめて使用したドライスーツの快適さに感動しながらダイビングを終えた直子さん。いい笑顔。
みんな楽しめたのかと思いきや・・・
太田さん、ひどく酔ってしまい楽しめなかったみたいでした。。。
海藻の多いこの季節、酔いやすい人はビーチダイビングでも酔い止めを服用しましょうね。