こんにちは!すっかり飼育員が板についてきた池田のミホコです。
どうぶつ預かって欲しい人いたら預かりますよ。笑
正直、今日は何を書こうかまったく考えつかなかったので・・・
ミホコが好きなトントンミーについて書こうかな~と思います!
意外とおもしろ生態なので、お付き合いくだされ~♪
トントンミーとは、トビハゼのことでーす!
南西諸島での呼び名がトントンミーで、そっちの方が可愛いのでそう呼んでいます♪
大きさは10cmぐらいで、同じく干潟にいるムツゴロウと似ているけど、
トントンミーはムツゴロウの半分くらいの大きさなのです ↓ ↓
ね? 手前の黒いのがムツゴロウさん。
寄り目の目玉が頭頂部に突き出ているのは、平坦な干潟を見渡すのに適応しているから。
そんな出っ張って乾かんのかい? と思ってしまいますが
なんと! おさかなのくせにまばたきをするのです!!!
え? でも、まぶたないじゃん。 と思ったそこのアナタ!!!
よいしょっ
引っ込みます。笑 こうやって目玉を乾燥から守っているのよ・・・。
おさかなといえば、普通はエラ呼吸。
でもトントンミーは皮膚呼吸ができるのです! おさかなのくせに!!
だから、生活のほとんどを水中ではなく水際の泥の上で過ごすことができるのです。
もちろん、泳ぐこともできるよ!
目玉だけ水面に出して泳ぐよ~
潮が満ちてくると、水面をピョンピョン跳ねながら陸地に戻ってくる姿も見られます。
子供は水中で産まれるのだけど、1.5cmぐらいから干潟生活になるようです。
観賞用としても流通していて、可愛いしぐさのファンも多いのだよ~(^^)
でも、環境汚染や埋立などによる泥干潟の消失で、特に都市近郊で生息地が減少しています・・・。
日本の環境省が作成した汽水・淡水魚類レッドリストでは、日本産全体が準絶滅危惧に指定されているのです。
「準」ていうのがどれほどのもんかよくわからんですが・・・笑
大人の事情なんか知ったこっちゃねーけど、
埋め立て埋め立てって、もうそんな陸地増やさんでよくない?
壊すだけ自然壊しておいて、ビルの屋上に森林つくったり畑つくったり、
人間のやることは滑稽だぜ~。
ってトントンミーが言ってるよ~。
あ~トントンミーかわいいーーーー!!!