こんにちは。 マエダサチコです。
少しだけ久しぶりにブログを書いています。
このまま徐々にブログ担当をシフトしていこうと試みています(笑)
さて、今日も海は中止になりました。。。
明日は辰ノ口なので潜れます。ぷつぷつのプランクトンはもう着底したかなぁ。。。
楽しみですね♪
さて、今日は!
この時期辰ノ口でかなりの確立でお目にかかれる【ヤツデスナヒトデ】について書きたいと思います。
さてさて。
この【ヤツデスナヒトデ】。
「ヤツデ」というだけあって、「8本の手」をもつヒトデらしいんですけど、9本手がある個体も多いです。
普段はこんなふうに砂の中に埋もれています。
自分ではいい感じに隠れているつもりなのでしようけど、結構バレバレです(笑)
砂から出してみるとこんな感じ。
うん。気持ち悪いですね。
しかもこれ超でかいんです。
だいたい30cmくらいで、大きいものになると60cmもあります。
そして、外見からは想像できないほど砂の上を高速で移動していたり、
砂の中にいるタコノマクラなどを食べたりします。
あまり触りたくない生き物のひとつですが、
裏返してみたらたまにトガリマルガザミというカニの仲間が住んでいることがあります。
こんなかわいいカニなので、ヒトデを気持ち悪がらずに、探してみてください。
でもヤツデスナヒトデは普通のヒトデに比べ手が長く折れやすいので、
(折れても生えてきますが)取り扱いには注意しましょう。
と、言うか海の生物には基本的には触らないよーにしましょうね(笑)
ははは。
そして、この子!裏向きにひっくり返されると、とてもユニークな動きで元の向きに戻るんです。
ひゅいーんと、足を持ち上げ・・・
よっこらしょっと、ひっくりかえります。
ほらもう元通り。
あとは砂に潜り込んだら完成です!!
なるほど、こうやって体勢を立て直すんだね。頭いいなと思ったけど、ヒトデに脳はありません。。。
この【ヤツデスナヒトデ】は1月~6月上旬くらいまでの水温が低めの時期しか見る事ができず、
水温が上がると居なくなってしまいます。
志賀島・辰ノ口の砂地で普通に観察できますので、そっと観察してくださいね♪
では、今日はこれで終ります。
またあした~