こんばんは。 マエダサチコです。
年末の大忙しシーズンに突入しました。
今年は寒くないからか、あまり年の瀬感がありませんが、今年も残すところあと1週間。
そして、先日の土日、曇り空の中、今年最後のツアーに行って参りました。

宮崎は日南です。
いえい。

土曜は雨は降らず、ぽかぽかと暖かい陽気でした。

ここ宮崎日南。
年間を通して温暖な気候のなか、亜熱帯の木々や作物が実る山々のふもとには、ひときわ碧く澄んだ海が広がり、沖合には大小さまざまな島が浮かんでいます。
この近海に棲む魚たちにとって、島々の山からの豊富な栄養分を享受する大事な場所です。
まずは潜るポイントのすぐ近くに位置する、太平洋に面した長い沿岸部の南端に位置する、めいつ港にやってきました。
ここめいつには、古くからこの地と自然の恵みを大事に育んできた漁師さんたちの物語が息づいている、南九州でも屈指の港町「めいつ」。
ここの漁師さんたちは、近海ではカツオの一本釣り漁獲量日本一を誇り、遠洋ではマグロ、港の沿岸から沖合周辺では、大地から注ぐ森の栄養分と、黒潮の潮流が混ざり合って、大小さまざまな島や岩礁が豊富な海の幸を育む、そんなこの場所で、まずは近海で取れた海鮮を食す我々。

美味しくないわけがない。
ダイエットは明日からにした、はまちゃん。
ポイントに着くと、稲積鍾乳洞でお世話になった宮崎のダイビングショップのオーナーの白石さんが居ました。
スキンのロクハン慣れっ子の作業ダイバーでもある白石さんにロクハンの着方を習います。

と、言うか、着せてもらうはまちゃん。

体型も似ているので、まるで親子の様でした。

完成。

白石さんからカメの目撃情報や、最近の海のことを聞き、いざ海へ。

水温20度、透明度15メートル。

むちゃくちゃきれいでした。

1本目は深場でウミウシ探し。

なぜかここのビーチはウツボが多い。

白石さんの言う通り、まだ少しウミウシシーズンには早い様子。
少し水温が高いのだろう。
それでも普通種は結構な数、観察できました。

なかでもコイボがとにかく多い。

コイボ親戚も多い。

並んで仲良く写真を撮る2人。

この日の為に鼓膜に穴をあけてきたという、気合十分のふじこは、耳抜き要らずでスイスイ潜ります。

はまちゃんは、寒さ知らず。

他にも、THE日南のウミウシ、シライトウミウシ。

マダライロウミウシ。

テルちゃんが見つけた小さなヤマブキウミウシ。

正体不明のかわいいウミウシ。

小さすぎる謎のウミウシ、

あまり可愛くない、ミナミホクヨウウミウシなんかも見られました。

2人仲良くフォトダイバー。

しかし、興奮しすぎてテルちゃんエアー早し。

なので、2本目は浅場を移動し、カメの目撃情報があったエリアを目指すことに。

浅場はサンゴが多く、地形も面白く、熱帯系の魚も多い。

ハリセンボンはここでは年中元気。

そして、なんと!
マダラトビエイの姿があったり、

念願のウミガメにも会えましたーー!!

突然の出会いに私達もウミガメも驚き、ウミガメは猛ダッシュで去っていってしまいましたが・・・

はまちゃん以外、みんな見ることが出来ました。
九州の陸続きのポイントでマダラトビエイやウミガメが見れるビーチはなかなかありません。

そのまま沖に進むと、イシガキフグの姿があったりして、

みんな快適に楽しく潜ることが出来ました♪

翌日の様子はまた明日。
では、みなさま素敵なクリスマスイヴをお過ごしください。


