秋の風は玄界灘に波を立てる。
ダイビングを続けていて分かったこと。
だからこの季節に白瀬に潜れるってことはすごく有難い。
今日はファンダイブのガイド。
白瀬も久々。Dパスメンバーのガイドも久々。
しかも前回の白瀬のブログで、エビが数種類見れていたとのこと。
ぼくは前日から店長にLINEでエビの場所を聞いていた。
ふんふん。なるほど。分かりやすい場所だなぁ。と思っていた。
なのでちょっとブリーフィングでイキってみた。
「これまでの白瀬では限られた期間でイソギンチャクとエビが観察できたんだ。」
「例えばアカホシカクレエビ。そしてイソギンチャクエビ。見分け方を教えよう。」
「(図鑑を開いて)こんな感じのイソギンチャクについてるんだ。」
「分ったかい?それじゃあBWRAFでチェックして行こう。」

「安全に楽しく潜ろうぜ。yeah。」
「井上さんすしざんまいみたいなポーズでいいですね。」
さぁさぁ海の中。
タコがいた。

ウミウシもいた。

もうっちょウミウシを紹介。

途中でまあさが可愛いヒガンフグを教えてくれた。
まあさありがとう。

予想以上に透明度は良い。

群れがすごい。
エビはまだ居ない。
ムレなら居る。

テーラーも群れを追いかける。

カニも居た。

テーラーだけ可愛い。カニ可愛くない。
エビ…エビ…
そうそうこれこれ!イソギンチャク!

え?エビは?
と言うか、イソギンチャクめちゃくちゃ増えてる。
何個も何個もイソギンチャク見た。
エビは?
どうしよう、エビ居ない。
「エビ死んだかな?」
あんなにイキったのに、どうしよう。
お尻の穴がズンズンしてきた。
まゆこんぐが言ってた症状と一緒だ。
ぼくはエビを紹介できずにエキジットした。
店長に今一度確認した。
店長は、満面の笑みでエビを見たことを教えてくれた。
ぼくにはエビがどうしても見えなかった。

そんなぼくを余所にAOW講習のつくしさん。
もちろんエビを見ていた。
キュウセンやホンベラと戯れ楽しそうにしていた。

魚もしっかり見分けて上手にスケッチしていた。

中性浮力も上手にこなしていた。

フラフープもちょびっと引っ掛かりながら潜れていた。

ぼくたちが見た群れもしっかり見ていた。

群れだけじゃなく、ぼくが見たものは全部見ていたんじゃなかろうか。
ぼくはイキったことを後悔しながら2本目エントリー。
次はエビが見れたかって?
それは、テーラーかまあさか井上さんに聞いてください。
さぁ、イキり損のぼくのことなんかはどうでもいいですね。
そんなことより海のことを。
玄界灘の海は23℃になりました。
本日のサンライズは全員ウエットスーツでしたが、志賀島のダイバーはドライスーツへ衣替えをしている姿も。
寒がりの人はそろそろドライスーツでもいいのではないでしょうか。
今の季節は、ちょっとインナーの選択に迷うかと思いますので、迷った場合はご相談ください。
また、今年はツアーも開催されますので、そちらのお問い合わせもどしどしどうぞ。
それでは。
イキれなかったふーみんより


