6月9日。
集まったサンライズっ子:だい・ふー・たつ・こな・らむ
クリーンアップの予定で集まったので、プロとプロ候補のみ。
しっかり清掃したかったのに仕方ありませんね。
たつ&こなは水中フォトデートができるからタナボタだぜぇと喜んでいました。
海況は良し。
透明度まぁまぁ。
水中の様子は、結論申しますと、めちゃくちゃ楽しかったです!!
エントリー口は高い透明度に加えてキビナゴの群れ。
水温は20℃で安定しております。
前回の志賀島の様子でも伝えましたが、夏らしいウミウシが増えています。
個体数が増えているセンヒメウミウシ。
こちらも個体数が増えている様子のフジイロウミウシ。
配色も初夏に相応しいハナイロウミウシも。
こちらも夏の訪れを感じさせてくれるコモンウミウシ。
そして、岩陰ではホウズキフシエラガイが産卵中。
必死に生を繋いでいます。
そう、この時期の志賀島は生物の繁殖行動が頻繁に観察できるのです。
いちばん分かりやすいのはスズメダイ。
四つ岩あたりでは、至る所で岩の掃除をするオスの姿。
産卵済みの場所もいくつもありました。
これから発眼して成長が見られることが楽しみです。
あとはタツノオトシゴ。
お腹パンパンのオス。
隣に寄りそうメスも居ました…が!
それよりも興奮のこちら。
チビオトシゴ。
しっかり育って白瀬を賑わわせてほしいものです。
魚だけでなく海藻も。
一度見ると心を奪われるアヤニシキの嚢果。
カメラをお持ちの方は是非撮ってほしいものです。
そして、そろそろ見られてもいいのになぁと思いつつ、なかなか発見できなかったアオリイカの卵。
産みたてプルプル。
これからまた増えてくれることを期待しておきましょう。
やっとアオリイカの卵が見られたなぁと思いつつ泳いでいて、ふと下を見ると転がっていたのがこちら。
小指の爪より小さかった。
種類は不明ですが、タコの卵かと思われます。
こんなに撮りごたえのある被写体ばかりなのにあれ?
だいちゃん、今日おもちゃ持ってきたん?
そんなこんなで非常に楽しく2DIVE潜って参りました。
さて、みなさん、いかがでしょうか?
志賀島は絶賛繁殖活動で盛り上がっております。
正直、今が一番面白いです。
繁殖活動が楽しくてコケギンポの存在感が薄まるほどです。
(まぁコイツはコイツで可愛いんですけどね。)
繁殖行動が好きなみなさんは是非一緒に潜りましょうね。
保護スーツはロクハンがベストです。
ロクハンも僕らの着ているノーマルなタイプだけじゃなく着脱が楽でおしゃれな内側起毛タイプから外側ジャージの慣れない人でも破きにくいタイプなど、生地やタイプが色々あります。ウエットスーツの新調をお考えの皆さんは是非ご相談くださいね。
それでは。
ふーみんより