
福岡・玄界灘のファンダイビング
福岡から気軽に行ける玄界灘のダイビングスポットはたくさんあります。福岡は九州最大の都市ですが、車で50分も走らせれば綺麗な海があります。
玄界灘の海は、生き物の種類がとても豊富。対馬暖流の影響で、温帯の魚から亜熱帯の魚まで観察できる面白い海です。世界の海と比べてもひけを取りません。
ダイビングを楽しむには潜るリズムを作ることも大切です。日帰りでたくさん潜るスタイルは実はとても贅沢な楽しみ方なのです。
志賀島は福岡市内からアクセスしやすい玄界灘屈指の日帰りポイント。
季節風の影響を受けるので、季節ごとの変化がはっきり出る海です。基礎を磨く練習にも、じっくり観察するダイビングにも向いています。海況に合わせて無理のないスタイルで開催しています。
■ 季節の見どころ
春(3–5月)
海藻が育ち、ウミウシや小さな生き物が豊富。一年でいちばん面白い季節。
夏(6–8月)
水温上昇により、海藻が少なくなって、魚たちの動きが活発になる。透明度もあがりやすい。
秋(9–11月)
小魚の群れや回遊魚が入りやすく賑やかな海に。
冬(12–2月)
人が少なく静かな海。視界が抜ける日もあり、落ち着いて潜れる。
※生き物や透明度は海況により変わります。
白瀬
志賀島エリアを代表する玄界灘のダイビングポイント。足場がよくエントリーしやすく、流れもゆるやかで遠浅でなため、初心者でも潜りやすいポイント。春には海藻林が広がり、岩場と砂地が混在していて地形も楽しめる。最大水深13m。
白瀬ファンダイビングの様子はこちら⬇️
黒瀬
白瀬から500m北に位置するポイント。白瀬よりも水深が深くなりやすく、大きな岩が点在するダイナミックな地形。夏はイサキの群れが見どころ。中級者に人気のポイント。最大水深19m。
黒瀬ファンダイビングの様子はこちら⬇️
赤瀬
志賀島エリアでもっとも北に位置しているポイント。やや遠浅で潮の流れが早く、足場も悪いため上級者向けのポイント。最大水深13m。
■志賀島で見られる生き物
クロダイ
浅場の岩礁域で群れで泳いでいます。大きい個体は45cmほどあります。
タツノオトシゴ
海藻の茎にくっついていることが多いので、ゆっくり泳いでいると見つけることが
できます。
コケギンポ
穴の中から顔を出している可愛い魚です。頭のふさふさと大きい口が特徴です。
メバル(シロとアカが多い)
岩場の周りに群れで生息しています。夜行性なので昼はななめ45°でぷかぷか浮いています。
スナビクニン
ワカメのメカブのすきまに生息しています。冷たい海を好む深海魚です。
ウミウシ類
海藻が増える春を中心にさまざまな種類のウミウシが見られます。ミズタマウミウシとイナバミノウミウシがダイバーに人気です。
※見れる生き物や潜るポイントは季節や海況によって変わります。

志賀島のダイビングポイント
唐津エリアは、車で1時間半ほど。福岡から日帰りで楽しめるダイングエリアとして人気があります。
唐津を含む東松浦半島は玄界灘に面しており、地形や魚影を楽しめるポイントが多いエリアです。
志賀島よりも対馬暖流の影響を受けやすく、熱帯魚やサンゴ礁、回遊魚が見られることもあり、ダイナミックな海が魅力です。北向きの季節風をかわせるポイントがいくつかあるため、1年を通して潜れない日が少なく、安定してダイビングを楽しむことができます。
サンライズでは、海況に合わせて無理のないスタイルでダイビングを行っています。
■季節の見どころ
春(3〜5月)
海藻が成長し、ウミウシなど小さな生き物が多い季節。大きく成長したアマモについたヒメイカが見れる。
夏(6〜8月)
水温が上がり魚の動きが活発になる。透明度が良い日も多く、イサキの大群が見れる。
秋(9〜11月)
一年でいちばん魚影が濃くなる季節。アジの群れにアオリイカの群れがたくさんつく。
冬(12〜2月)
ダイバーが少なく透明度があがる海。希少種トゲトゲウミウシが見れる。
湊浜
唐津エリアのビーチダイビングポイント。施設から歩いて2分。エントリー口が整備されているのでフィンが履きやすい。砂地の中に大きな岩の集まりがあるのが特徴。季節によってタツノオトシゴが大量に発現する。アジやメジナの群れも見ることができる。最大水深7m前後。
湊浜ファンダイビングの様子はこちら
立神岩
唐津を代表する景観のひとつ、「立神岩」の周辺を潜るビーチポイント。岩の切れ目が洞窟のようになっており、3箇所ほどスイムスルーが可能。通年を通して透明度が高い。ウミウシも多数生息している。アマモではなくスガモが生えているのが珍しい。最大水深8m前後。
鎮西
豊富秀吉が作った名護屋城下に広がるビーチポイント。別名「家康ポイント」。向かいの加部島に守られているため、季節風がかなり強く吹いても潜れることができる。名護屋湾から流れ出る栄養豊富な水により、どのウミウシもサイズがかなり大きい。堤防の柱の下には魚の群れが多く、地形も楽しめる。
七ツ釜
柱状節理の地形が特徴で、若かりし頃のジャックマイヨールがイルカと遊んでいたことでも知られている。7つある釜のうち、1ダイブで4つほどの釜を巡ることができる。釜の奥行きは最大で100mにも達する。最大水深15m前後。
松島エリア
ひょうたんのような形をした島の周りを潜るボートダイビングポイント。
代表ポイントの「ケーソン」は、夏になるとイサキで前が見えなくなるほどの大群になる。冬はウミウシ探しが面白い。最大水深20m前後。
馬渡島
松島からボートで西に15分ほど走ると見えてくる。対馬暖流の影響を最も受けるポイントなので、ハードコーラル、ソフトコーラルなどの生えものが楽しめる。マクロ生物も多いのでフォトダイバーにもおすすめ。最大水深30m前後。
※生き物や透明度は海況によって変わります。
■唐津で見られる生き物
イサキ
夏になると大群で押し寄せる。無地とシマシマがいるがどちらも仲良く群れる。
ホウボウ
浅い湾の中の砂地に生息しており、初夏に多く見れる。胸びれを広げて移動するユニークな魚。
ヨウジウオ類
タツノオトシゴ(ヒメタツ)をはじめ、ヨウジウオ、ノコギリヨウジ、タツノイトコがアマモや海藻に隠れているので、じっくり探すと見つかることも。
ハゼ類
ハナハゼ、クサハゼ、カスリハゼなど、共生するエビと一緒に暮らす姿を観察できる。
イカ類
春には世界最小のヒメイカ、ナイトダイビングではミミイカ、秋にはアオリイカの群れが見られます。
※生き物や透明度は海況によって変わります。

唐津のダイビングポイント
長崎県香焼町「辰ノ口」は伊王島大橋の目の前にある人気のビーチダイビングポイント。福岡から日帰りできるファンダイビングエリアとして全国に知られています。福岡から片道約2時間30分ほどです。
辰ノ口の先端にある赤灯台からだんだんと深くなっていく地形で、ビーチポイントでありながら水深30mまで潜ることができます。対馬暖流の影響を強くうけるため冬場の志賀島と比べて2℃ほど水温が高く、熱帯魚が越冬することもあります。ハードコーラルやソフトコーラルもたくさん群生している亜熱帯系の海です。
辰ノ口はエントリー口が4ヶ所あるため、波が高い日でもどこかしらで潜れます。入る場所によって観察できる生き物や地形が変わるため、その日の海況に合わせてエントリー場所を選びます。
辰ノ口でのファンダイビングの様子はこちら⬇️
■季節の見どころ
春(3〜5月)
ウミウシが多い季節。クラゲなどの浮遊系と深場にいたマダイが戻ってくる。
夏(6〜8月)
水温が上がり魚の動きが活発になる。アオリイカの産卵が見れる。クマノミ、スズメダイ、アカオビハナダイなどの繁殖行動も見れる。
秋(9〜11月)
一年でいちばん魚影が濃くなる季節。青物が回ってくる。
冬(12〜2月)
ダイバーが少なく透明度が良くのんびり潜れる日が多い。メジナの群れが増える。
※生き物や透明度は海況によって変わります。
■辰ノ口で見れる生き物
ミジンベニハゼ
水深20mの砂地においてあるビンに夫婦で住み着いている。黄色い魚体が美しく写真映えする。
カエルアンコウ
岩陰やソフトコーラルに擬態してじっとしている魚。体色は黄色、オレンジ、紫、水玉、黒、赤と様々。平均的な大きさは10cmだが、オオモンカエルアンコウだと30cm級の個体もいる。
セミホウボウ
砂地で見られる魚。胸ビレを大きく広げて滑るように泳ぐ姿が特徴的で、丸いヒレを広げると体長30cmほどの大きさになる。
エビ・カニ類
イソギンチャクやヤギ類に隠れていることが多く、しっかり探すとかなりの数のエビカニが見つかる。アカホシカクレエビ、イソコンペイトウガニなどダイバーに人気な種もいる。

辰ノ口のダイビングポイント
その他のダイビングポイント
志賀島・唐津・辰ノ口を中心にダイビングを開催していますが、海況や季節によって、その他のダイビングポイントで潜ることもあります。九州には興味深い海がたくさんありますので、お試しください。
穏やかな湾内に広がるビーチダイビングポイント。浅い岩場を抜けると、真っ白な砂地が広がります。
見られる生き物
タツノオトシゴ・ ホウボウ・ヒゲダイ・ヒラメ BLOG→恋の浦ダイビング|秋の海でファンダイビング
山口県長門市にある日本屈指のダイビングエリア。洞窟と湾内が楽しめます。
見られる生き物
クサウオ・ダンゴウオ・浮遊系生物・ミズタマウミウシ・ミノカサゴ BLOG→青海島ビーチダイビング|クサウオの聖地
長崎県西海市にあるビーチダイビングポイント。遠浅な砂地が広がり、高い透明度を誇ります。
見られる生き物
クマノミ・ツバメウオ・キンチャクダイ・ブチウミウシ BLOG→尻久砂里ダイビング|ツバメウオ観察

ダイビングツアーについて
サンライズでは、プロのライセンスをお持ちの方向けに、日本各地の海を学びながら潜る「スタディツアー」を開催しています。
スタディーツアーとは、思い出を作るだけのツアーではなく、日本各地の海を横断的に学ぶ勉強の旅です。海や生き物の違いを学んだり、現地のガイディングを学んだり、雄大な海の景観から感性を磨いたり、土地の文化や歴史を知るなど。
こうした経験を通し、ダイバーとしての価値観を広げることを目的としています。
サンライズでは観光目的のダイビングツアーは2024年をもって終了しました。
一般ダイバー向けのダイビングツアーは関連会社「TOUR LAND」にて開催しております。















