- こんばんは。 マエダサチコです。
- この日はちょっと荒れてましたが、
- まだ潜れるレベルの志賀島へやってきました。
- これからどんどん潜れなくなってきますここ、白瀬。
-
潜れる日は潜っておきたいとこですね。
そんな今時期、10月半ば・・・
よく皆さんから
『もうドライスーツが良いですか?』
といった類の質問をされますが、私はいつも水温しか答えないんです。
人により筋肉や脂肪のバランス、寒がりや暑がりの度合いも全く違うし、重たいウエイトよりも寒いのを我慢したい人も居るし、寒いのは絶対に嫌な人も居るし、インナーの浮力も分かりません。
私の経験からくる体感温度でアドバイスをすると『暑い』とか『寒い』とか言われるので、ご自身で経験しそこから学んでもらうように水温しか言いません。
天気や気温・風の有無等、簡単に素早くいつでも誰でも知れるくらい情報は日々溢れかえっています。
自然の中で遊ぶのだから、それくらいの情報は自分で事前に調べるべきだと思います。
自分で考え行動して、失敗を繰り返して、そこから学び適切な判断が出来るようになります。
普段から自分で考える癖をつけていくことが重要だと思います。
それがひいては、本当に海を楽しみ好きになる事につながるわけですから、ご自身で考えて行動しましょう。
ちなみにわたしは、10月12日からドライスーツに切り替えました!
正直その日は天気も良く風もなく、辰ノ口で水温も24℃あったので、私のセミドライでは寒くなかったような気もしますが、当日ウエットスーツでだったまゆこんぐさんは寒い寒いと震えていました。
なので、まゆこんぐさん昨日は今シーズン初のドライスーツで白瀬にやってきました。
ドライスーツのインナーが斬新。
要らなくなった服をかき集めてきたらこうなったそうです。笑
余談になりますが、「ドライスーツを着ていれば暖かい」というのは完全に間違いで、ドライスーツ自体の保温能力の差はもちろんありますが、インナー選びが意外と大切なことを知ってもらいたいですね。
ドライスーツは通常3.5mmという厚さの生地が使われていて、一般的に皆さんが使用しているウエットスーツよりも薄いです。
インナーで空気層を作ってあげないと、意外に保温力がありません。
ここで知っていてほしいのが、使うインナーによっては逆に体を冷やしてしまうということ。
トレーナーのような吸水性の高い綿では、浮力が多く、デッドエアが増え、ウエイトが増え、動きにくくなり、水分を含むと体温が奪われがちだし、濡れてもなかなか乾きません。
これはユニクロのヒートテックなどにも言えることで、素材のうちのレーヨンが吸水性が高く、綿と同じで体を冷やします。
気温があがると、普通のヒートテックよりも速乾性が落ち、汗が乾かず、ダイビング中は冷たい空気をスーツ内に送り込むため、より体が冷えてしまいます。(日常使用するのであれば、安くてよいインナーです)
その点、ダイビング専用のインナーは、少しの海水が入ってきたとしても、表面を伝ってしみこまないし、海から上がってスーツを脱いだ時にも風が通らないので体温の低下を防げるし、内側から湿気を出す透湿性にも優れています。
要らない洋服は、結局「ゴミ」にしかならないということですね。
猫の寝床にするのもいいかもしれません。
あと、海から上がってすぐに暖まれないない冬の海では、水中よりも海から上がってから寒いので、海から上がった後の防寒がすごい大切です。
海から上がったら髪の水気をしっかり取り、ニット帽などをかぶったり(モビーのニット帽おすすめです)、手袋をはめたり、風を通さない上着を着たりするのがいいかと思います。
ダイビングの器材メーカーから販売されている「ボートコート」は、ウエットスーツと同じネオプレン素材で作られているため、生地に空気の層があり、雨も雪も通しません。
カフェインの入っていない暖かい飲み物で、体内からも温め、(サンライズでもそろそろ休憩中のホットドリンクサービスも開始します)甘い物を食べてカロリーを取るのも有効的です。
防寒対策をしっかりして、よい海の時期を逃さないようにしたいですね。
ちなみに今の時期はまだ水温は22度、外気温も22度くらいあるので、あまり寒くありません。
今の時期に色んなインナーを着て試してみるとのも良いでしょう。
さて、昨日はDMインターンシップ中のマイマイのガイドテスト。
ゲストのまゆこんぐさんを守ることを誓っておりました。
顔も可愛くて頼もしいとは、完璧やないか!
ブリーフィングもゲストのハートをわしづかみにする
興味深いものに仕上がっていました 。
実は真面目なマイマイ。
しっかり予習して挑んでいたので、正直とても感心しました。
前日より濁っていたものの、
ブリーフィング通りにしっかりガイドも頑張ってました。
そう、私は、観察役でラクチンダイビング。
途中トラブルや
道に迷ったりもしましたが、
ゲストを楽しませようと奮闘するマイマイ。
その結果、
色々と課題は見つかったものの、
晴れて合格!!!
翌日デモンストレーションスキルのテストに合格すればDM認定です。
結果は明日のブログでご覧くださいね。