今年のOWも素潜り講習も、僕よりも年上の方が受けてくれています。
雑談のなかで、僕の知らないことを教えてくれます。
知らないだろうとおもって話したら、すでに知っていて感服することさえあります。
そんなやりとりが講習のスパイスになって過熱した時間を過ごせます。
僕はどちらかというと、人生経験豊富な中高年の方のほうが性にあうといいますか、気兼ねなく話せます。
だからといって若い人が全部だめっていうわけではありません。
そこは人によるんでしょう。
ただ、最近の保守派をつらぬく若者たちとは、どうも僕とは合わないようです。
向こうも合わないんでしょうけど。
サンライズの素潜りコースは、WEBやYOUTUBEで検索しても出てこない知識や技術を教えています。
潜水指導団体がやっている講習とも違います。
いろいろな要素を簡潔に混ぜ込んで作っています。
それはときには体のいいものではないこともあります。
そこには人間くさいもの、眉唾的なことまで含まれていることもありますが、そんなところもこのコースのいいとです。
そして、思い入れのないそれなりの柔軟性を持っていると、より深く知識を吸収できます。
今回の講習生は、みどりさん、なかやまさん、やまうちさん、アシスタントにふーでした。
暑く差し込む夏の日差しにも負けずにみなさん真剣でした。
みどりさんのエントリー。
怖がっていました。
なかやまさんのエントリー。
楽しそうでした。
やまうちさんのエントリー。
違和感がありませんでした。
それぞれに素潜りする目的は違うけれど、基礎の部分は同じです。
2日目、3日目になると、個人のやりたいことを伸ばしてはいくんですが、そうする前には基本をマスターしないといけません。
やまうちさんだけ、三十年間真剣にアシュタンガヨガをやってきて、個人的に出向いて素潜りをやってきているので、基礎スキルが違いました。
ヨガの呼吸をすると、横隔膜がえぐれて、行者のような体をしていました。
ではなぜ、今回受けに来た理由を聞いてみますと、これまで素潜りは自己流でやってきたので、一回は基礎は教えてもらいたい。それとモノフィンで泳いでみたい。
いろんな理由があるんですね。
そのあと、瞑想もやってみました。
ある意味集団催眠です。
知らないひとがみたら、たぶんびっくりします。
わいわいしていた雰囲気を変えて、スタティックに挑戦しました。
みどりさんとなかやまさんは2分をすこし切るくらいのタイムまで伸びました。
やまうちさんは2分を大きく超えてきました。
みなさん次回は、どこまでうまくなるのか楽しみです。
僕はこの日、いつも働いているサンライズではないような気分で新鮮でした。
それはおそらくいつも会わないような方達と慣れていない唐津のプールで素潜り講習をしたからだと思います。
こんな簡単に新しい満足感を得られるなんて発見でした。
ありがとうございました。
RIO