ダイブショップサンライズダイブショップサンライズ
  • トップ
  • 世界の海で使えるダイビングライセンス資格(免許)を取得したい方はこちら!
  • ファンダイブ 、フリーダイビング、 体験ダイビングなどの詳細
  • パッと見てわかる料金の一覧
  • 一回も迷わずお店まで来る方法
  • ダイビングスタッフのご紹介
  • 日々のブログ&海のスケジュール
  • お問い合わせ&予約をしたい方

北海道知床ダイビングツアーVol.4 ホタテ編 8/10〜8/13

  • 2023年9月1日
  • 福岡発国内ツアー
北海道知床ダイビングツアーVol.4 ホタテ編 8/10〜8/13nakashima2023年9月1日2023年9月1日

早朝、

店長とちゃんまりとラムちゃんとふじこの4女子は散歩に出た。

 

前日会えなかったヒグマに会うためだ。

たくさんの釣り人がいた。

何を釣っているのか分からなかった。

 

相泊海岸の前は日本最北東突端地。

 

この海岸には温泉がある。

イケスみたいな温泉。

 

8月4日に海が時化以来、昆布がお湯に浸かっている。

 

 

ちょっと戻る。

すると、瀬石温泉がある。

この温泉は7月から9月までは整備期間で入れない。

 

この辺の温泉は全滅であることがわかった。

見れた動物はシカさんとキツネさんとオオワシさん。

 

朝の集合は前日と同じく朝の7時。

朝が早いのは午後からの観光船に乗るためであり、シャチとクジラに会うためだ。

今日こそは絶対にシャチが見たいと思っていたら、コンビニで関さんが見れた。

アバちゃんTシャツがお揃い。

顔が黒いのもお揃い。まさに親子。

ちなみに、このTシャツは絶版である。

 

番屋に着いても親子の会話は続く。

今日シャチ見れますかね〜

船出れば見れるとは思うよ〜

船出ますかね〜

どうだろうね〜

前田さんの運次第じゃない〜

 

関さんファン希望により記念撮影会が始まった。

海で髪の毛がぐちゃぐちゃになる前に撮っておきたい女子心をわかってくだされ。

こちら新人関さんファンの朝顔。

 

こちら熟年関さんファンのちゃんまり。

 

こちら関さん中毒の前田。

 

知床ダイビング企画のTシャツを着すぎたせいで、以前、関さんに書いてもらったサインが薄くなり、その上から新たにサインを上書きしてもらっているちょっと変な人。

羅臼🦑

 

海は荒れ模様。

気温も低くなってきた。

これぞ知床感。

 

 

1本目のエントリー場所は、以前僕のドライが水没したところ。

海藻で足がすべる地磯。

 

磯の上に器材とタンクを持ち込み、関さんに見守られながら準備を進める。

関さん、若い。

 

 

磯からジャイアントエントリーができない人は「海藻すべり台方式」ではいる。

 

はまちゃん太もも破る。

昨日は「ワキ」を破って関さんに修理してもらっていたので、このツアー二度目の破損であった。

水が入ってくる〜!

 

水温が20度まで上がっていた。

浅瀬は少々濁り気味。

 

ガツーンと急坂を降りていく。

唐津、松島の「45度の坂」をはるかに超えている。

 

まずは、どこにでもいる「エゾメバル」を観察する。

エゾメバルはカサゴのような瞳と体躯をもちながら、うさぎのような人なつこさを持ち合わせている魚。

 

色はアイナメカラー。ヒレもアイナメ風。だけどどこかメバル寄り。

トータル的に志賀島のメバルよりも数段かっこよくて、数段数が多い。

 

「オニカジカの幼魚」

北海道はカジカの種類が多い。

これは、関さんがニコニコしながら教えてくれた。

 

教えてくれる合図は、肩をトントン。

こんなトントンなら毎日大歓迎。

マスク越しにわかる柔和な顔。

 

「シマゾイ」

志賀島にはムラソイしかいないが、こっちには色々なソイがいる。

黄色いのでキジハタのような印象も受ける。

ホバリングが上手い。

 

「ギスカジカ」はどれもサイズが大きい。

じっと見ているとトトロに見えてくる。

オカリナ吹〜いてる〜

 

トトロにぜんぜん似ていないのもいる。

昨日も見た「シモフリカジカ」

顔がちょっと扁平なのである。

目と口が離れているのも見所の一つ。

 

「スナエビ」

食べても美味しいエビ。

撮っても美味しいエビ。

クリアクリーナーシュリンプに似ている。

 

「アヤボラ」

つぶ貝の仲間。

貝殻が石みたい。

だけど美味しい。

この個体はもっぱら産卵中。

 

 

「ヤドカリ」

ヤドカリの種類は多すぎる。

調べようがない。

分からなかったやつは次回に持ちこそう。

しっかり予習して春の知床ダイブに臨むのだ。

そうやって一つ一つ賢くなっていく。

 

海牛編。

「ハナサキウミウシ」

北海道、アラスカ、カナダに生息するウミウシ。

コケムシを主食とする。

志賀島にいる「エダウミウシ」に似ている。

エダウミウシを知らないダイバーは冬から春にかけて「四つ岩付近」を探すのだ。

 

 

「フジタウミウシ」

玄界灘で見れるのとちょっと雰囲気が違う。

 

玄界灘だと18度くらいになったら出てくるので、知床ではこれからがフジタシーズン。

他には、

「ヒロウミウシ」

夏の知床の海にいたウミウシはこれくらい。

異常にウミウシ好きな人は知床の海には向いていない。

 

「イトマキヒトデの放精」

玄界灘では春。

こっちでは夏に行われる。

 

 

生命の躍動感を楽しんでいたら、海面の躍動感がなくなってきていた。

 

そう思ったとき、海のピグモンがこちらを見て笑っていた。

ふふふふふ。

 

浮上。

海面は、朝に比べると格段に静かになっていた。

風向きが変わったのだ。

午後からの観光船が出るかもしれない。

 

ここで我々は重要な選択を迫られた。

観光船に乗るためには1本目と同じポイントで潜らなければならない。

ホタテわんさかポイントは車で移動する必要があるので、観光船の時間に間に合わない。

しかし、1本目と同じポイントで潜ったとしても、午後から船が出るとは限らない。

(個人的には同じポイントで潜ったとしても、クロガシラカレイと楽しめるから良かったんだけど)

では、船に乗った後、番屋に戻ってきてホタテのポイントに行くのはどうか。

それだと日が陰ってしまい、辺りが暗くて見えなくなるという。

さて、どうすべきか。

 

まず大前提としてこの旅は変更が起きるということである。

変更を考慮して結論を導きださなければならない。

天気予報では午後から午前中と同じ風向きに戻る予報であった。

普通に考えたら出ない確率の方が大きい。

しかし今回予約した観光船は90名乗り。

出る可能性は十分にある。

ふじこは船が出る方にかけたいと言い出した。

ザッキーも船が出る方にかけたいと言い出した。

うーん。

困った。

僕は直感に任せた。

答えは

「出ない」

これまで決めたことはことごとく変更をされてしまうことを考えると「出ない」と思う方が正しい気がしたのだ。

 

船は絶対に出ない!

キャンセルだ!

ホタテに行こう!

いささか強引にホタテわんさかに潜ることにした。

 

 

ここは午前中、昆布の漁師さんが作業しているため、午後からしか入れないポイント。

ここには商品にできない羅臼昆布が大量にうち捨ててあった。

 

ラムちゃんが食べてみなよ!と言うので、僕も食べたみた。

そしたらこれがめちゃくちゃ美味だった。

ネバネバしていて、コリコリしていて、噛むとしっかりダシが出てくる。

これが最高級昆布なんだと思い知らされた。

本当にいくらでも食べられる昆布なのである。

もしここに管理栄養士が来ていたら、根こそぎ持って帰ることであろう。

 

羅臼ダイブ最後のエントリー。

足元には、明日水揚げされて、加工される予定の昆布が網に入れて活かされていた。

もしここに腹ペコの管理栄養士が来ていたら、網ごと盗んでいくことだろう。

 

宮崎にある鬼の洗濯岩のようなところを通り過ぎ、知床岬方面に泳いでいく。

 

バフンウニが昆布を食べていた。

バウンウニは志賀島にいるクロウニと違って岩についている藻を根こそぎ食うような下品なことはしない。

なので、知床の海岸に磯焼けはない。

 

ナマコがいた。

高級マナマコである。

ここは見つけるもの全てが美味しい生物。

 

 

10分ほど進むとまばらであるが、ホタテ貝が見えてきた。

 

先に進むと重なりが激しくなってきた。

 

下の岩が見えなくなってくる。

 

関さんの写真集では見たことがあったけど、実際に見るとびっくりする。

 

一個150円のホタテが砂の上に死ぬほど転がっているのだ。

頭の中にハテナが浮かびまくる。

 

よく見ると、ホタテ貝の上にホタテ貝がついていたりする。

ここには老若男女のホタテ貝が住んでいるのだ。

 

ホタテ貝はなぜか面白いことをしてくる。

フィンに噛みついてぶら下がっていたり、ヒトデを乗せると、フタをパタパタして逃げていく。

 

カレイと睨めっこもする。

なんて可愛い貝なんだろう。

食べるのが惜しい。

 

これは死ぬまでに、「一度は見るべき光景」だと思う。

 

これだけ見ると、ホタテを食べる気失せるから。

 

Vol.5に続く。

 

RIO

北海道知床TOUR
  • 83 Likes
関連記事
知床ダイビングツアー 20,21,22,23/FEB/2025 vol.4nakashima2025年3月8日2025年3月8日
2025年3月8日2025年3月8日知床ダイビングツアー 20,21,22,23/FEB/2025 vol.4

おはよーぐると🍦 へけけっしゅ...

知床ダイビングツアー 20,21,22,23/FEB/2025 vol.3nakashima2025年3月7日2025年3月9日
2025年3月7日2025年3月9日知床ダイビングツアー 20,21,22,23/FEB/2025 vol.3

全員よく寝れた三日目の朝。 快...

知床ダイビングツアー 20,21,22,23/FEB/2025 vol.2nakashima2025年3月6日2025年3月6日
2025年3月6日2025年3月6日知床ダイビングツアー 20,21,22,23/FEB/2025 vol.2

「明日は午前4時15分までに車...

About Sunrise Blog

ほぼ、毎日更新される「日々のブログ」では、サンライズっ子達と潜った海と陸の思い出が、たくさんつまっています。また、九州の海情報や、最新の生き物情報も同時に発信していますので、興味のある方は読んでみてくださいね。毎日読んでいると、人生に役立ついい話もありますよ。

Category
  • イベントの様子 42
  • ウミウシ⭐︎ラボ 29
  • オープンウォーターコース 124
  • サンライズ入賞作品 37
  • スキルアップコース 90
  • スタッフのひとり言 194
  • フリーダイビング(スキンダイビングスクール) 156
  • プロコース 25
  • リフレッシュコース 8
  • 体験ダイビング 12
  • 未分類 1
  • 福岡発国内ツアー 63
  • 福岡発日帰りファンダイビング 366
Tag
PADIアドバンス海洋 PADIエマージェンシーファーストレスポンス講習 PADIエンリッチドエアーSP PADIオープンウォータープール PADIオープンウォーター学科 PADIオープンウォーター海洋 PADIダイブマスタープール PADIダイブマスター学科 PADIダイブマスター海洋 PADIデジタル水中フォトSP PADIドライSP PADIナビゲーションSP PADIピークパフォーマンスボイヤンシー(中性浮力)SP PADIレスキュー学科 PADIレスキュー海洋 PADI魚の見分け方SP RIOが好きに書いてるブログ うさぎ島TOUR お知らせ お花見 みなみ薩摩TOUR アニマル スタッフ慰安旅行 タコ釣り部 ダイビング器材とPADIに関すること バディーダイビング ビーチクリーンアップ フォトセミナー プロレス鑑賞会 リフレッシュプールダイビング ロングデイトリップ 佐賀唐津ナイトダイビング 佐賀唐津プール 佐賀唐津ボート 佐賀唐津(1月〜3月) 佐賀唐津(4月~6月) 佐賀唐津(7月~9月) 佐賀唐津(10月〜12月) 前田幸子の海がない時の日常 北海道知床TOUR 和歌山白浜TOUR 器材モニター会 大分TOUR 大分うみたまご水族館 大分津久見イルカ島 宮崎日南TOUR 山口県青海島(内海) 山口県青海島(外海) 忘年会 改装&模様替え 新宮町相島ボートダイビング 沖縄本島TOUR 海の家で遊ぼう会 海の生物たちについて 潮干狩り 無制限ダイブ 熊本ミッドナイトダイブ 熊本天草TOUR 玄界灘恋ノ浦ボートダイビング 玄界灘栗ノ上礁ボートダイビング 登山活動 福岡市東区志賀島(1月〜3月) 福岡市東区志賀島(4月〜6月) 福岡市東区志賀島(7月〜9月) 福岡市東区志賀島(10月〜12月) 福津市恋ノ浦(1月〜3月) 福津市恋ノ浦(7月〜9月) 福津市恋ノ浦(10月〜12月) 素潜りマンツーマンレッスン 素潜り海洋ファンダイブ 表彰会 記念ダイブ 送迎車両に関する出来事 長崎壱岐ボートダイビング 長崎辰ノ口(1月〜3月) 長崎辰ノ口(4月〜6月) 長崎辰ノ口(7月〜9月) 長崎辰ノ口(10月〜12月) 長崎(伊王島)TOUR 阿部カップ 非常勤スタッフの海がない時の日常 魚の生態について 鹿児島坊津TOUR 鹿児島奄美大島TOUR 鹿児島桜島錦江湾ボート 鹿児島硫黄島TOUR 1度限りのイベントの様子
Archive
Search
OPEN 11:00~19:00 月曜定休(祝日の場合は営業)
ダイブショップサンライズダイブショップサンライズ
On social networks
ダイブショップサンライズ
福岡のダイビングショップ選びに苦戦している方へ・・

あなたは今、何を基準にダイビングショップをお探しでしょうか?料金?立地?施設の豪華さ?Cカード発行枚数?どれが一番大事ですか?未経験であればことさら迷いますよね。実はこのショップ選びには大きな「落とし穴」があります。なぜなら、カルチャースクールなどを探す際に使用される一般的な指標は、濃密な人間関係を有するダイビングスクールでは「そこまで重要ではない」からです。ダイビングでは一緒に潜る人と過ごす時間が格段に長いため「ショップ全体の空気感が自分に合って」いないと、低価格だろうが、店が綺麗だろうがあんまり意味がないのです。だって結局は人がすべてなんですから。なかなか見えづらいショップの空気感を知る第一ステップは、日々更新されている「ブログ」をご覧になるのがいいかもしれません。

ダイブショップサンライズ福岡・天神 🌅🌊

diveshop_sunrise

福岡の海と可愛いアニマル社員たち🐰の様子をお届けします!

ハナイカが産卵にきました!🌊 ハナ ハナイカが産卵にきました!🌊
ハナイカは普通の白いイカとは違って、色鮮やかなイカです🐙✨
コウイカの仲間なので、コウイカのような白い卵をいくつも岩の隙間に産みつけます🥚
志賀島の白瀬ではP3の「ブロック」に産みました💥
成長が楽しみですね!🌟
定期的に観察していきましょうか👀

       🐰

福岡の中心地天神に店を構えて早14年
【ダイブショップサンライズ】
🏢 福岡県福岡市中央区今泉2-4-39拓栄ビル602
☎️ 092-714-2515
🕰️ 11:00-19:00
📅 定休月曜日(祝祭日除く)
※ご来店の際には事前にご予約いだけますと助かります!

Dive Shop SUNRISE – Fukuoka Tenjin
📍 2-4-39 Taku-ei Bldg. 602, Imaizumi, Chuo-ku, Fukuoka
📞 +81-92-714-2515
🕒 Open 11:00–19:00 / Closed on Mondays (except holidays)
💬 Please contact us in advance before visiting the shop.

        🐢

The Hanaika has come to lay its eggs!🌊 Hanaika is a colorful squid, unlike the usual white squids🐙✨ As a member of the cuttlefish family, it lays several white eggs, similar to those of the cuttlefish, in the crevices of rocks🥚 At Shirase, Shikanoshima, it laid its eggs on a "block"💥 Looking forward to seeing how it grows!🌟

#ハナイカ #産卵 #志賀島 #白瀬 #ダイビング #海の生き物 #イカ #コウイカ #DivingLife #OceanLife #SquidLovers #Shikanoshima #MarineLife #SeaCreatures
さらに読み込む Instagram でフォロー
ダイブショップサンライズは今年で創立13年だよ
気になることはLINEで聞いてみてね 😃 友だち追加