せなこんぐと唐津に行く当日の朝、歯磨きをしようとかがんだ瞬間、ぎっくり腰になった。
お尻の上から痛みが末広がりにひろがり、右足が上がらなくなった。
その夜、鍼を打ってもらい、少し痛みがひいた。
治りかけていた23日の昼。
レンタル器材を用意してくれと言われ、メッシュバッグを抱えた瞬間、ぎっくりが再発した。
完全な再発状態で素潜り講習を行った。
現在、90%近く治ってきている。
だからといって、油断禁物。
中腰で作業をしていると、危ない瞬間が訪れるからだ。
鍼灸の先生曰く、
とにかく安静にしておけ。
治ったあとならいくらでも動いていいから今はとにかく我慢しろ。
と、北方謙三風に言われている。
だから、ジムにも行かず、釣りにも行かず、ダイビングにも行かず、ひたすらにじっとしている。
おかげで腹部がたぬきの腹のように膨らんでいる。
この体型だと、いつぎっくりが再発してもおかしくない。
完治したら、また鍛えなおさなければならない。
ただ、死ぬまで生きていたいだけなのに、めんどくさいことこの上ない。
心からそう思う。
この日の唐津はたつぼうが来てくれたおかげで、僕は見学をすることができた。
左から、いのうえさん、つくしちゃん、ことねちゃん。
ことねちゃんのウエットスーツ:モビー ディスカバリーライト5mmフルスーツ(フルオーダー仕様)
真ん中のつくしちゃんだけ、サンライズ初ファンダイブ。
ひさしぶりのガイドを担当するインストラクターたつぼうは気合いがはいっていた、と思う。
海は上から見ている限り、綺麗そうだった。
でも、実際は濁っていたらしい。
仕方がない。
それがうみだ。
つくしちゃんは水中カメラをレンタルして、210枚撮影していた。
いのうえさんは自分のカメラで撮影していた。
二人ともカメラを構える時は手を伸ばさず、脇をきっちりしめようではないか。
体ごと近づいた方がいい写真が撮れるものなのだ。
次回はぜひやってみてほしい。
ウミウシは、キイロウミウシとミツイラメリウミウシとヒカリウミウシくらいしかいなかったみたいだ。
もう少し綺麗に撮らないとなんなのかよくわからん。
これはたいらぎ貝だ。
有明海で獲れる美味しい貝である。
今ではほとんど獲れなくなってしまったけれど。
これはぶんぶく。
茶釜になるやつ。
ウニの仲間。
最近、ウミウシも少ないが、タツノオトシゴも少ない。
10月、11月になるとその傾向はさらに強くなる。
やはり、9月といえば「群れ」である。
クロイシモチがこんなに群れているのは珍しい。
上から見ていると、イワシが追いかけられて、小さなナブラが何度もできていた。
水面近くで、肉食回遊魚も見ることもできた。
たぶん、カンパチの子供「ネリゴ」だとは思うが、もしかしたらブリの子供「ヤズ」かもしれない。
近くで潜っていたダイバーは誰一人として見ていなかったので、はっきりとした正解はわからないが、これが秋の(夏の)海である。
最後にお知らせ
今週末の「登山」はぎっくり腰療養のため中止。
11月は通常開催。
RIO