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辰ノ口ダイビング|水中写真家阿部秀樹氏主催のフォトイベントに参加

  • 2023年10月26日
  • 海ブログ
辰ノ口ダイビング|水中写真家阿部秀樹氏主催のフォトイベントに参加nakashima2023年10月26日2026年7月9日

毎年秋に開催されるカステラカップ(阿部カップ地方戦)に今年も出場。

サンライズは2021年から参戦している。

参戦した年に個人戦優勝と3位入賞を勝ち取った。

昨年に至っては個人戦優勝とチーム戦優勝と2冠を勝ち取った。

勝因としてはサンライズ特有の「無意味に褒めない文化」にあると思う。

プロダイビング業界の教えでは、客のやることなすこと褒めればいいという教育をされるため、基本、けなすことをしない。

下手くそな写真を持ってこられても「それいいじゃん!やるようになったじゃん」とか作り笑顔で言ってしまうのである。

サンライズではオープンウォーターコース以外ではそれほど褒めない。

むしろ、歴が長くなればなるほど褒められる回数は減っていく。

サンライズの人たちは不快な事実を見る癖がついているため「客観視」が得意になっているのだ。

イキった人がいないのもそのためだとおもう。

 

しかし、このやり方は自信がない人、失敗が怖い人はイベントに参加しなくなるという欠点もある。

私みたいなもんが・・・とはなから挑戦をやめてしまうのだ。

そのせいなのか、今回の参加者はさかもっちゃん以外全員プロコース受講者だった。

 

今年の参加ショップ数は過去最多。

ただ、サンライズ以外は1ショップ1チームしか出ていないため、参加人数はそれほど多くなかった。

 

個人優勝賞品の目玉は小泉漁協組合長から差し入れられた豪華伊勢海老。

「あんたたち今回はどうね?景品持っていくとやろ?2匹入れとったよ。」

と、小泉さん。

「今回は優勝できんよ〜」と店長。

「そうね。でもあんたたちにはいつでもあげるけん。優勝せんでもよかよ。今度持ってきてやるけん」と言っていたwww

 

サンライズは男子チームと女子チームが参戦。

たつぼうが来れなくなったので計5名。

 

話を聞く様子A

 

話を聞く様子B

 

こちら男子チーム。

ここにつばさが入ったら昨年と同じ顔ぶれ。

 

男子チームはキャピキャピ感ゼロ。

まずは水面ぷかぷか島瞑想で気持ちを整えるわけです。

 

10時30分男子チームエントリー開始。

上げ潮で透明度が上昇。前日までの波もおさまり日差しも最高だった。

今回もガンガン泳がされた。

生物を最短で探さないといけなかった。

まあまあ目と足が疲れた。

来年から僕はオブザーバーとして写真選別だけに専念する。

 

さかもっちんは1匹目のマツバギンポを撮ったけれど、ブイの写真を撮り忘れていた。

上がってからのガラガラポンでマツバギンポが指定されたら失格だったけれど、運よく1匹目を引くことはなかった。

 

おいらの写真はどうだったんだい。審査してほしかったよな。

 

 

女子チームは3名。

昨年の覇者が二人もいる強豪チーム。

 

コンバットは池田商店から借りたライトを二個、自分のライトを一個持っていったのに、早々にTG-4水没。

このカメラは七年〜八年使っていた。

海というハードな環境で使うには、プラスティック(石油製品)ハウジングの限界であると思う。

 

昨年の覇者、ここで脱落。

この瞬間、女子チーム優勝は無くなった。

 

ガイドを担当していたら時間管理や生物探しをするので時間はあっという間だけど、ただ見るだけの参加者は地獄なのである。

かわいそうに。

 

実は、潜る直前、小夏の一眼カメラの空気が抜けて黄色ランプが点滅していた。

いち早く察知した店長の助言により再度空気を入れ直し、ことなきを得た。

おかげで昨年の覇者2名が脱落という最悪の事態にならなかった。

来年、ガイドを担当するスタッフはカメラの異変や器材の異変に気を配ってほしい。

こなつは空気を抜いた後に、レンズとマウントをつけるため池田商店にカメラ本体を預けた。

その時に池田商店が何かをしたのではないかとこなつは疑っていた。

僕もこなつの言い分が正しいような気がしたwww

 

コンバットなき今、まゆこんぐは二個借りたライトを駆使して個人優勝を目指す。

あとから聞いた話では、自分の手持ちライト以外は消していたらしい。

「使いこなせないものは使わない」

モノが違う女の鉄則である。

 

選別タイム。

時間が決まっているので、ゆっくり選べない。

アベノイジワルここに極まれり。

 

結果発表は4時。

それまでファンダイビングで時間を潰す。

 

失格したコンバットはTG-6を借りて、ざいちゃんと一緒にカステラカップをやり直した。

ルールに則って撮影したサツマカサゴ。

さすが昨年の覇者コンバット。

構図もあらかじめ決めていたらしくなかなかうまい。

 

ミジンベニハゼ。

覗き込み構図で面白く撮れている。

 

提出できていれば。。。と悔やまれるが、これはゲームだ。

仕方がない。

来年頑張ってくれ。

 

秋特有の西陽がさしてきた。

結果発表の時間がきた。

まずは阿部先生からこんなふうに撮ったら得点が高いよというお話を聞く。

写真はクリエイティブな行為だ。

このコンテストで優勝を重ねても、個人的水中世界観を作ることはできない。

こう撮ったらこういうふうに撮れるという技術を学んだあとは、さっさと基礎を捨てて、自分の世界観を作るべきだ。

そうでなければ同じような写真を量産するだけで、「撮影」というクリエイティブな行為から離れていってしまう。

個人的には、撮影が上手くなってきたフォトダイバー向けに、60分間1本勝負でマックス綺麗に撮れた写真を1枚提出して競うコンテストを開催してほしいと思っている。

そのほうが自分なりのストーリーを作りやすいし、得意な被写体で勝負できる。

上級者で上位を独占されるため、初心者には面白くないとは思うが。

カステラカップは、精神的、肉体的プレッシャーがかかる状況で、誰が見てもある程度綺麗な水中写真が撮れるかどうかを競うコンテストである。

基礎を養うにはもってこいだ。

フォト初心者は有給を使ってでも参加するべきだ。

こういったイベントに参加していかないと、いつまで経っても上手くはならんだろう。

注意点としては阿部先生の好む写真を撮ろうとするのはやめた方がいいということだ。

阿部先生に気に入られる写真を撮ろうとするのはクリエイティヴな行為からさらに離れていく。

自分が素敵だと思う写真を撮ることを心がけてもらいたい。

 

こなつが個人2位を獲得。

 

カステラで体重増加しながら、難しい海藻を勉強できる。

おめでとう。

 

表彰式を見ながら、昔、こなつがフォト初心者だった頃を思い出した。

こなつはコンデジ時代からいい写真を撮ってきていた。

こなつが撮ってきた写真はどれも面白く綺麗に撮れていた。

こなつにどうやって撮ったのかを問うても、幼稚な答えしか返ってこなかった。

よくいうではないか。

人間には2種類の人間がいると。

「美味しいカクテルが作れる人間と作れない人間」

もし、きみが作れない側の人間に入っていると自覚したら、根性と努力と勉強しかないのである。

 

これは阿部先生から評価が高かった写真。

誰が見てもうまいのがわかる。

 

今回は2枚の写真で勝負。

こちらはミジンベニハゼ。

これはまあまあの写真。(くじ運も大事なのだ)

 

これまで、こなつはチーム優勝、個人3位、個人2位を獲った。

残るは個人1位のみ。

来年、個人1位を獲ったらコンテスト参加から足を洗って、ガイドにまわると言っていた。

 

これはまゆこんぐの撮影したミジンベニハゼ。

構図が不安定なのと光が不自然なとこが気になる。

 

まゆこんぐのマツバギンポはよく撮れているが、よくある「TG感」がでてしまっている。

外付けマクロレンズでどうにかなるかもしれない。

 

これはざいちゃんが撮ったタコと卵

ピントがあっているが、ちと暗い。

 

これもちと暗い感じ。

ナカソネカニダマシの目に視線がいきずらい。

ざいちゃんの課題は「光」のようだ。

 

これはさかもっちんのミジンベニハゼ。

全体的に、雑な感じが出ている。

 

さかもっちんの撮ったクマノミ。

構図とピントはいいが、いわゆる普通のクマノミ写真。

さかもっちんの課題は「工夫」だろう。

 

そして、ベストフォト賞にまゆこんぐの写真が選ばれた。

 

お友達のカメラが水没して困っているのに、そんなことはおかまいなしに「ブイ」を撮らなきゃと、競技に熱中している様子が伝わってくるところが面白くて評価された。

 

おもしろいは正義。

サンライズの面白さを世に知らしめることができた。

ほんのちょっとだけだけど。

 

来年は誰がどんな賞を獲るんだろうか。

 

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