昨年末はほんと忙しくて後半は店休日も出勤してる日が多く、丸一日休めた日は殆どないくらいでした。
結局年末調整や経理など売り上げに繋がらない事務作業はあとまわしあとまわしで、今年に入ってもまだ去年の仕事をやっています。
どうも、前田です。
しかしまぁ今年も自分のペースで休める時に休んで楽しくやっていきますので、一年どうぞ宜しくお願い致します。
さて、今日は年始の奄美ツアーの様子、アフターダイブ編をお届けいたします。
奄美大島2日目。
3ボートを潜った後、21時からのナイトツアーに参加するため急ぎ足で夕飯をとりに。
鶏飯をはじめ、奄美名物を食べ尽くしました。
どれも美味しかったのですが、私的には夜光貝がかなり絶品でした。
たまおさん、ごちそうさまでした。
ゆっくりしている時間はなく、予定通り21時から5時間のナイトツアーにやってきました。
到着すると前回同様、ガイドの西さんに言われるがまま長靴に履き替えます。
こちらはハブの歯もたたない事で有名な一足3万円もする高級長靴マイティブーツ。
これを履いてヘッドライトを装着し、杖を持つと無敵な気分が味わえます。
暗い奄美の森の奥へ奥へ進んでいきます。
ガイドの西さん、元々の専門は虫(フンコロガシ)なんだけど、奄美に来てからはハブをはじめ奄美の固有種の研究調査をしているうちに両性爬虫類にも詳しくなったそう。
先日は相葉君を連れてNHKのダーウィンが来た!のガイドも担当して来たんだとか。
とはいえ現在季節は冬。
あんまり生き物は見られないかなと正直思っていたんです。
しかし、西さんのワンパクっぷりは健在で、どんどんどんどん生物を紹介してくれました。
得意のヘビ掴みグルグル。
この日の日中雨が降ったことでカエルが多く、それを狙ったハブやアカマタなんかも観察できました。
ヒメハブなんて10匹は見れたんじゃないかなと思います。
またアマミアオガエルの繁殖も活発化して来たみたいで、繁殖シーンにも出くわすことができました。
上に乗った小さいほうがオス。
一生懸命メスに張り付いてて、なんだかかわいい。
かと思いきや、直ぐ近くにはハブに食べられているアマミアオガエルも。
これにはガイドの西さんも少々興奮気味で、自身のカメラに収めていました。
貴重な場面に出くわすなかなかラッキーなサンライズ一行。
その後もどんどん沢を登っていきます。
途中見たカエルたち。
こちらはリュウキュウカジカガエル。
こちらはアマミハナサキガエル。
こちらはオットンガエル。
魚の名前やウミウシの名前が覚えられない人の気持ちが分かりましたね。
全然名前覚えられないので、こっそりメモってました。笑
こちらのオシャレなヘビは『ヒャン』にございます。
こちらはシリケンイモリ。
こちらはレアなオオウナギ。
こちらはタイワンクツワムシ。
これはわたしが嫌いなタイプの虫。
あちこちに居て困りましたが、どの個体も寝ていてくれたので助かりました。
そしてやっぱり虫類は夏いほど種類は多くなくて助かりました。
沢を降りたら舗装された道路も散策。
道の至る所にアマミノクロウサギの糞が転がっており、いつでもレオくんを思い出していました。
写真はきれいに撮れませんでしたが、アマミノクロウサギはトータルで7匹くらい見れたんじゃないかなと思います。
アマミノクロウサギは徳之島と奄美大島だけに生息している500万年前もの昔から姿を変えることなく生きている原始的な日本固有の動物なんですが、森林開発やハブ駆除のために持ち込まれたマングースの影響で数を大きく減らし、絶滅危惧種に指定されてます。
しかし、ここ数年でアマミノクロウサギの天敵である猫とマングースを捕獲したことで、クロウサギの数はかなり増えたそうです。5年くらい前は1万匹にも満たないと言われていたけども、その強い繁殖力で今や5万匹ほどに増えたんではないかと言われていて、今ではナイトツアーではほぼ100%の確率で遭遇できるんだそうです。
レオくんみたいな毛の色と、走り方で前回よりも愛らしく感じてしましましたね。
ほかにもこの時期にしては珍しくお休み中のリュウキュウコノハズクや
電線の上を器用に走るケナガネズミに、
お休み中のリュウキュウアサギマダラ、
リュウキュウイノシシなんかも観察できたし、私たち海の案内人にとっても大変勉強になった大大大満足のナイトツアーでした。
宿に戻って深夜2時からたつぼうの1000本祝い。
いやね、そもそもみんなたいして腹も減ってないし、早朝からボートに乗って3ダイブしてるし、山歩きや沢登りしてね、正直眠いわけ。
たっちゃんだって眠いわけ。笑
でもたっちゃんのお祝いのケーキ今食べなきゃいつ食べるのさ。
しっかり完食して、また数時間後に朝食を食べ、朝から観光にでかけるのでした。
翌日まず向かった先は奄美名物泥染め体験ができるところ。
ふーみん⇒たっちゃんへ。たっちゃん⇒小夏へ。RIOさん⇒2B3へ。前田⇒とっくんへ。
サイズを選んだらデザインの説明を受けたのですが、担当者の活舌が悪すぎてちょっとなんて言ってるか分からない感じでした。
しかしまぁ見様見真似でそれっぽくデザインを決めていきます。
たっちゃんは小夏には絶対藍色が似合うということで、藍染体験。
他の3名はせっかくなので世界で奄美大島だけでしか行われていない天然の染色方法、泥染に挑戦してきました。
水も冷たいし結構大変でしたが、
なんとか良い感じに仕上がりました。
藍染のたっちゃんのも良い感じで、良き思い出になりました。
その後、島の豆腐屋さんでランチを食べ、スーパーやハブ屋でお土産を物色し、島の観光ドライブ。
結局最後はみんなで懲りずに海を見るのでした。
陸も海も見どころ満載の奄美大島、新年早々遊びまくった3日間でした!