日曜日に潜った唐津ボートの様子を日曜日のうちに書こうと思っていました。
みなさまから頂いた写真が収められたUSBを開くと、「700枚」入っていました。
夜の11時からブログなんて書いていたら、健康を損ねそうだったので、熱めのお風呂につかってエアコンの効いた部屋で寝ることにしました。
昨日はお休みでしたので、パソコンには一才触れないよう心がけ、魚つりに行きました。
なので、今日がブログ更新の日となります。
3ダイブの面々。
南西の風が強く、松島ケーソンは入れませんでした。
イッサキの大群を見たかったウミングはがっくり肩を落としていました。
ザパンザポンなりながら、馬渡島の長崎鼻に移動しました。
ここ最近は南風が強くて、ケーソンはお預けやもんな。
長崎鼻は北に面しているので、波はなく透明度も10mは抜けていました。
僕たちのチームは志郎さんがガイドだったのですが、ガンガゼ駆除に忙しそうだったので、自分たちだけで潜ることにしました。
長崎鼻の端っこに下ろされていたので、地形はよくわかりませんでした。
海勘を頼りに行くことになりました。
ここには「図鑑」に乗っていないスズメダイがいました。
ともきさんに名前を聞いたのですが、忘れました。
ハナビラスズメダイだったかな。
ここにはキハッソクという地味な夏の魚がいました。
ウミングは興味津々で生物を観察していました。
長崎鼻は中央に行くと四角いテトラがポツン、ポツンと入っていて、穴のイサキが群れるのですが、端っこから入った場合、遠すぎてテトラには行けません。
今回は磯に沿って湾の出口に向かって行きます。
すると、流れが出てきました。
そのあたりに色々な魚が群れてました。
出口まで行かなくても、水深10mの磯壁に沿ってイサキが通りすぎていきます。
イサキって浅いところが嫌いなんだということがわかります。
磯壁は段々になっていて、イソギンチャクとクマノミの城になっています。
口内保育中のクロホシイシモチがいます。
志賀島にたくさんいるのはネンブツダイです。
もっと岸に寄っていくと、ウォールになっています。
この写真ではわかりませんが、壁は切り立っていて、ピピ島の雰囲気に似ていました。
ピピ島との違いはワモンダコではなく、スナダコがいるところです。
初めて潜るところでも、海のことを知っていると、そこまで外した潜り方にはなりません。
小さくて珍しい生き物は見つけられないにしても、それなりに色々みれます。
地形だって底生生物だって楽しめます。
お昼ご飯のグリーンカレーを食べている間に波が収まってきました。
ケーソンにギリギリ入れることになりました。
ウミングは大喜びでした。
潮が引いていたので、すぐそこにケーソンが見えました。
さすが、夏の昼間の大潮ですね。
大潮の場合、本流が島に寄ってこないため、本流に引かれる「引かれ潮」が発生するくらいです。
流れはそこまで強くなりません。
逆に小潮の方が流れます。
と、ともきさんが言ってました。
潜った直後、イサキはケーソンから離れたところの潮上に群れていました。
イサキの先頭がいるところまで泳ぎました。
ケーソンに近づけるよう仕向けます。
ちょっと寄ってくるのですが、やっぱり離れていきます。
じっと待っていると、気が変わったのか、固まってケーソンに近づいてきました。
イサキに巻かれると、無数のイサキの目に睨まれます。
数千個の目が一斉に通り過ぎていくのを目で追っていきます。
イサキは自分たちのことを「一匹」だと思っている。
ということが伝わってきます。
「絡合」ですね。
水温は25度ありました。
「暖かい潮」が南西の風に押されて島に寄ってきているようでした。
イサキはケーソンに寄っては離れを繰り返します。
完璧なイサキの大群を作るにはまだ水温が低いようです。
僕と井上さんは潮上側のケーソンでじっとイサキを観察していました。
やがて、底の方に集まってきました。
ケーソンに沿って泳ぎだしました。
長崎鼻で壁伝いに泳いでいるのと同じ動きでした。
イサキはケーソンに寄ったり離れたり群れたり別れたり底で泳いだりを繰り返します。
なんのためにそんなことをしているのかわかりません。
そんなことを言ったら、岸田総理がなんのために国民に嘘ばかりをこき、国民を貧乏にする政策を推し進めるのかわかりません。(わかりますけどね)
ケーソンからイサキが離れても、写真の被写体はたくさんいます。
サクサクは大ちゃんにこうてもろうたTG7で真剣に撮影していました。
これは何を撮ったのかな?
これくらいわかりやすく撮れば何を撮ったのかわかります。
これは、バカフグですね。
バカとか言ったらダメです!
ウミングは興奮してしまいました。
エアーをたくさん消費しました。
みんなよりも先に上がりました。
イサキはあと2週間くらいしたらマックスになりそうですね。
3本目は七ツ釜に行きました。
前回、東京のショップさんと潜った同じルートでいきます。
7番の釜から入って、6番の釜に抜ける穴を通るルートです。
潮が最干だったので、泳いでいけませんでした。
ついでに6番釜の浜に上陸しました。
6番の釜は奥が短いです。
6番の釜から潜降します。
一旦出て、5番に向かいます。
5番は最奥まで行こうと思うと、110mあります。
釜が広いため、イカ丸、ジーラ、漁師の観光船が入ってきます。
釜の端っこの水底を泳いでいかないとぶつかります。
注意していきます。
洞窟の中にはトグロを巻いた不気味なタコがいました。
潮が引きすぎて、浅くなりすぎていました。
最奥まではいけませんでした。
ここまでくると、ライトを消すと真っ暗闇です。
真っ暗恐怖症のあやかちゃんはライトを消すと怖いと言っていました。
観光船に注意しながら、出口を目指します。
洞窟は様々な恐怖を感じられる場所なので、刺激に飢えている人にはおすすめです。
サンライズの人たちは洞窟よりもセトリュウグウの方が喜びました。
セトリュウグウは何匹かいました。
海藻もいました。
オオバロニアです。
なんだかんだで、生物が好きなんですよね。
そのころ、洞窟恐怖症のラムちゃんは志郎さんとマンツーマンで潜っていました。
七ツ釜から離れた「瀬」を一周しました。
ウミシダの群生を見ました。
ラムちゃんは、ウミシダに毒があると思っていたようですが、無毒です。
美しい柱状節理の壁も見れました。
ガンガゼの味も確かめました。
食べれるけど、ウニの味が薄いです。
志郎さんはノリノリでした。
一番最後に上がってきました。
遅くなっていたので、船の音楽は消されていました。
色々みると、1本目に何を見たのか忘れてしまいますね。
通年通して、唐津のボートを潜っていますと、捨て瀬や家康みたいにバディダイビングできそうです。
RIO