荒れた。
もちろん志賀島は潜れない。
雨もパラパラとふってきた。
なぜだ。
なぜなのだ。
そうだ、せなこんぐが張り切っていたからだ。
みよ、このまなざしを!
せなこんぐさんは、流氷の海で普通に潜れるよう練習しにきたわけだから、荒れていても問題ない。
せいなボンバイエ。
でも、相方のこっちゃんはマイドライ初卸し。
なので荒れるのはちょっと勘弁顔。
「せーなさんってあらしまくるんですね。あらしパワーをもった女性って初めて会いました」
でも、
わたしがついていれば大丈夫!って終始おっしゃっておられた。
「なんかわからんけどすごい自信です!」
BCを背負っていたら、サギがこちらを見ていた。
このあとすぐ目の前まで近づいてきた。
せなこんぐになにか話しかけたそうにしていた。
「君たちはどう生きるか」のサギ男だ。
サギ男「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
まずはウエイトの調整。
ウエイトは、
「BC」「腰ベルト」「ウエイトベスト」にどう配分するのかを考えないといけない。
そのためには、
インナーをどのように着るのかを考慮する。
足の沈みやすさを考慮する。
腰の強さを考慮する。
フィンの重さを考慮する。
呼吸の癖を考慮する。
潜る場所の水深を考慮する。
他にも考慮する点はあるけれど、いちいち全部書くのめんどくさいので書きませんわ。
ほほほ。
個人的には完璧なインナーと完璧なウエイト調整ができていれば、クソ暑い時期にウエットで潜るよりも遥かに快適で
楽しく潜ることができる。
冬は人がすくなく、透明度がよく、魚もじっとしていて、ウミウシも多くなる。汗をかかないから常にさらっとしている。
陸上と水中の切り替えが早く快適である。
冬一度も潜ったことない人、あるいは潜ったけど下手くそすぎて辛い経験をしてきた人は
「ダイビングはウエットの時期だけでいいです」っていいがちwwww
だけど、それは冬完璧に潜ったことがある人だけが言えるセリフだと常々思っている。
こっちは水温下がっても12℃程度(ロクハンでもギリいけるレベル)だからインナーの量もそう多くない。ウエイトが重いからドライやだ!辛い!とか言ってる人は単なる運動不足、筋力不足なのでは?と僕は思っている。重くて辛いのはあなたのせいです!明日から筋トレしてください!走ってください!と言いたい、けどそんなことはなかなか言えるもんじゃないww
ていうかそういうこと言う人はウエットの時期でも「重い!重い!」言いますけんねwww
困ったもんです。
※今日潜った2人はそれほど言ってませんでした😄
1本目は浮いたり沈んだりで大変だったから、スキルはやらないようにしてとにかく慣れることに徹する。
2本目。
西風に変わって捨て瀬はおだやかになってきたけど、なぜか湾内から入る。
せーなさん、潜れず、息吐きまくりでちょっとパニック気味。
ウエイト軽いね。
ようやくウエイトの調整が終わり、トリムもとれるようになってきたのでちょっと歩いてみる。
せなこんぐさんがフィンを履かせてあげる。
やさしいせんぱい。
最後に3本指グローブでのエアーの教え方。
「1」
「3」
130ってことね。
2本目終わって、僕とせなこんぐは汗をかいていた。
13.5℃もあったからね。
せーなさんの今日の気づき。
🙆♀️ソックスを重ね着しすぎるとフィンが脱ぎにくい。
🙆♀️フィンを履く時にスプリングストラップをあらかじめ外側に持ってきておく。
🙆♀️ドライホースのカプラー(接続部)に定期的に油をさしておく
🙆♀️フードをかぶったとき、やばい!やぶったかもしれないと思ったら急いで脱がない
🙆♀️3本指グローブの袖口を整える時は「すいませ〜ん。これいいですかぁ〜」と猫撫で声で中年男性に声をかける
RIO