この豪雨で我らのホームグラウンド志賀島は通行止め。
志賀島っていつまでたっても何度工事しても毎年土砂崩れ起こすよね。
恋の浦のダイビングポイントも浸水して車が通れないとのこと。
海は凪いでいるというのに潜れないというもどかしさ。
どーも、前田です。
高速道路も止まっていて遠出はできなくても、第2のホーム唐津なら福岡から僅か1時間半。
電車が止まってて天神に来れなかったコンバットがかわいちょ。
来てればたくさんのフジナミウミウシ見れたのに。
良いサイズ感のフジナミウミウシがゆうに10個体以上。
あっちを見てもこっちを見てもフジナミウミウシという状況でした。
なんでなんでしょうね。
去年の夏も同じでこの付近にだけ、フジナミウミウシが群れていました。
ここを通る人だけがフジナミウミウシを見ることができるんです。
湾の外にはウミウシはほぼいません。
クロシタナシウミウシ・メリベウミウシ・キイロウミウシ・サラサウミウシくらいしか見れませんものでね。
しかしこちらの湾内、ゴミも多いし、むっちゃ濁るのであまり気持ちのいい場所ではありません。
外耳炎にもなりやすいです。
コンバットさん、それでも良ければリクエストください。笑
さて、連日のここ捨て瀬。
まだ土砂が入り込んだ影響は出ておらず、透明度は良好でソラスズメダイなどの季節来遊魚が普通に観察できます。
雨で釣り客が居なかったので、普段行けないテトラ付近を潜ってみたらメバルにメジナ、ネンブツダイがたくさん。
更に沖に進むと3kgはありそうなクエまで居ました。
アマモ場には夏の魚アイゴのチビたちの群れ。
いつもの場所にはアジの群れがありました。
前日はこのエリアは流れが強く魚種も魚群も多かったのが、昨日は流れはなく居るのはアジばかり。
メバルの群れも前日とは違うエリアにお引越ししていました。
潮の流れによって魚のいる場所や活性が全く違ってて興味深くて面白かったです。
連日同じ場所に潜ると、些細な変化にも気付くんですね。
一周まわって捨て瀬が一番好きかもしれないな。
地形や構造物はいつも同じでも
そこに居着く生き物が変わったり、
いっつも同じ場所に同じ生き物が居たり、
ずっと居た生物が居なくなってたり、現れたり。
成長していたりして、そういう自然の変化が楽しいんだな。
通い慣れた海があるというのはホントいいものだなと、改めて感じた一日でした。
連日唐津に通っていると唐津も近く感じるし、ササショウからしたら天神と唐津なんて隣町。笑
今回も岡山から6時間車を走らせて来てくれてありがとう。
捨て瀬の楽しいガイドをありがとう。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
ではまた明日。