田子から東伊豆IOP(伊豆オーシャンパーク)まで
朝ごはん。
アジ定食。
太平洋のアジは黒い。
距離65km、1時間30分の車移動。
山を越えると、河津桜発祥の地、河津へと入る。
河津桜は、2月上旬〜3月上旬に咲く早咲きの桜で、ソメイヨシノよりピンクが濃い。
河津川沿い約4kmにわたる桜並木は圧巻。
東伊豆の海岸沿いは電車が通っている。
そのため、しっかりとした観光ホテルやお土産物屋が並ぶ。
道もくねくねしていない。
これが観光の島、伊豆の実力か。
伊豆オーシャンパーク到着から器材準備まで
出会い。
東京八王子のダイビングショップ、スクーバダイビングアドベンチャークラブさんの
インストラクターのどうほうさん、 以前福岡に住んでいたますこさん、オーナーのはるさんにばったり出会う。
はるさんに紹介してもらった現地スタッフの方に地形を教えてもらう。
ここでもガイドはいないスタイル。
水中は広いので、水中マップで教えてもらっただけではよくわからないので、
なんとなくの感じで潜ることになる。
施設は海外並みに整っている。
チームごとにテーブルを貸してくれる。
ブリーフィング、昼ごはん、カメラのセットなどを行う。
十分すぎる。
器材干し場と器材洗い場が数個ある。
シャワーも数個ある。
ウエットのまま入れる温水プールと冷水プールがある。
奥の方には、売店がある。
さらに奥にいくと、海水の磯プールでも遊べる。
海外リゾート感が満載。
こんなところは、九州にはない。
中国、四国地方をいれてもない。
ウエイト置き場から好きな分だけ持っていく。
ウエットスーツに着替えて、自分の器材とウエイトを下までもっていく。
セッティング場所は、段差になっていて、背負いやすいシステム。
小屋からタンクを持っていく。
返すところも同じ。
シャワーもあるので、ロクハンも着やすい。
寒い人は、フードベストのレンタルもある。
1本目エントリー
エントリーは、岩沿いに一列になって、てすりワイヤーをつかみながら入る。
フィンを履いてペンギンみたいにして歩く。
太平洋はうねりが小さくてもパワーは強い。
玄界灘とは比べ物にならない。
ガイドロープに沿って泳ぐ。
8月に入って、濁りがひどいらしい。
水温は西伊豆と同じ。
大型のイシダイ。
西伊豆にはあまりいなかった魚。
大型のコブダイ。
こちらも同様、西伊豆には少ない。
大型のブダイ。
ウミスズメ。
左:ミギマキ
右:タカノハダイ。
オオモンハタ。
ガイドロープを右に曲がって、岩沿いをいく。
群れメジナ
サキシマミノウミウシ。
IOPで見れたウミウシはこれのみ。
ガラスハゼ。
ミナミゴンベ。
ミツボシクロスズメダイ。
伊豆は、東でも西でもハタとメジナが多い。
皮膚病ウツボ。
若いウツボ。
ジャンボアオブダイ。
濁りのせいもあり、途中、道に迷う。
あがって確認したかったが、うねりに翻弄されそうだったので、どうしようかとうろうろする。
海の中でどうほうさんに会う。
ジェスチャーで帰り道を教えてくれた。
けど結局よくわからず、一回あがる。
太平洋のうねりが磯にぶちあたり、大きなサラシができていた。
こんなうねりの中で講習が行われるのだから、たくましいダイバーに育ちそうだ。
エキジットもワイヤーロープを使う。
もちろん一列で。
2本目エントリー
はがきをパウチ。
はがきを落とさないように、ガイドロープにそってまっすぐいく。
水深20mまで降りると海中ポスト。
毎日稼働中。
ポストのそば。
カスザメ。
体長1.3m。
触ると噛まれるのでいたずらしない。
おとなしくてもサメはサメ。
イカ芝ウツボ。
アオリイカは恐ろしくて産卵どころではないだろう。
オトヒメエビ。
どこにでもいる紅白のエビ。
ヨゴレヘビギンポ。
「ヨゴレ」という名前は、体の模様が少し汚れたように見えることに由来すると言われる。
繁殖期にはオスが縄張りを持ち、体色を変えてメスを誘う。
岩礁の浅場に多く、特に潮通しのよい磯やサンゴ礁の岩の隙間などに生息。
潮間帯や水深10m以内の浅場に多いので、ボートダイビングだとなかなか見れない。
片付けからさようならまで
カメラは生物。生きている。
福岡の田舎もんたちの記念撮影。(湘南ボーイをのぞく)
仲良しのますこさんと記念撮影。
「道の駅伊東マリンタウン」
開業・登録:2001年7月15日オープン、翌年に「道の駅」登録
敷地面積約40,000㎡、海域26,000㎡、建物床面積約6,400㎡
朝日の湯 シーサイドスパ、源泉かけ流しの天然温泉、大浴場や露天風呂。
ジャグジー、マッサージ、アカスリなどリラクゼーションも充実 。
足湯は無料で利用できる。
わんちゃん足湯もあり。
伊東サンライズマリーナのヨットを見ながらくつろげるが、
お客さんがかなり多いので、やっぱりくつろげない気もした。
熱海駅で非常勤湘南ボーイとさようなら。
熱海駅で選びに選んだ駅弁。
東華軒「こゆるぎ」がバランスがよかった。
小田原の古称「こゆるぎ」から命名。
海老天ぷら、鶏そぼろ、筍煮、卵そぼろ、鮭焼き、鶏照り焼き、蒲鉾など多数。
今回のまとめ
🙆♀️ 年間を通して潜ってみないと、伊豆はまだまだ奥が深いのでよくわからない10%くらいは理解できた。
同じ海域に潜り込んでいることによる「基礎」があるので、10%理解できたのであって、
そうでない人は10%も理解できないと思う。
🙆♀️ 伊豆は環境的にロクハンがぴったりあっている。
知床ではZEROのラジアルドライスーツが合うように。
🙆♀️ 西伊豆と東伊豆では、志賀島ビーチと唐津ボートくらい違う。
🙆♀️ 太平洋は黒くてでかくて、うねりのパワーが強すぎるので、
北部九州で潜るときとは違う意気込みが必要。
🙆♀️ 黒潮は陸にも影響を与えているので、なんかすげえと思った。
対馬海流は、黒潮から分岐した暖流だけど、それほどでもないことがわかった。
🙆♀️ 人が多いから、他人のことをぜんぜん気にしてないから、すげえいい。
天神に遊びに来る人も、人の目なんか気にせず、パジャマみたいな格好でくればいいじゃんと思った。
🙆♀️ 食べ物の価格が高いと思いきや、そうでもなかった。天神とあまり変わらなかった。
なんだったら、天神よりも安かったから、すげえいい。天神高すぎじゃんと思った。
🙆♀️ 伊豆は暑いと思いきや涼しかった。調べたらクーラーいらない地域もあるらしい。
🙆♀️年末年始にIOPあたりを潜り込んでみたいと思う。