志賀島白瀬でのダイビングは、私にとっては家の近くをお散歩しているような感覚なんです。
ですから3か月半お散歩できないのはなかなかストレスというもの。
唐津も辰ノ口の海も面白いし楽しいんですけどね、やっぱり志賀島がすきですね。
どーも、前田です。
しばらくぶりの志賀島、夏の土砂崩れの痕跡はまだまだ残っていました。

白瀬の岩ゴロゴロが土砂に埋もれました。

砂地が広がりました。

丘ができました。

白瀬に長年通っている国富の方によると、ここって元々はフラットではなくて山から海に続く傾斜があったそう。
そこに重機を入れて砂や岩をならしてフラットにしてダイビングできる環境にしたんだって。
人間が地球上からいなくなるとあっという間に元の自然の姿に戻っていくのでしょうね。
自ら然る。
そんな人間のちっぽけさを感じながら白瀬の海へ到着しました。
3連休最終日。
今日はまゆこんぐの姉、のりこんぐが生れて初めて志賀島に来てくれました。

まちがった!
のりこんぐじゃなかった。
りかこんぐの方でした。
ふーこんぐもいるよ。

透視度は前日に比べると落ちたけど、浅場は結構きれいでした。

魚も多くて

小魚を狙ったブリなんかも回遊していました。

水温は19℃まで下がりシロガヤが増えて、素手で潜ることを想像して勝手にちょっとゾッとする。

水中はあっという間に冬景色。

とはいえまだソラスズメダイが多かったり

クロユリハゼが姿を現したり、

アカホシカクレエビが見られたりと、夏の名残も感じられて面白かったです。

玄界灘らしいいつものコケギンポに

マツカサオウ。

捨て瀬とは違う色鮮やかな白や黄色のタツノオトシゴも見られて、なんだか安心します。

帰ってきたな~って感じがしますね。

陸とは違い元々手つかずの水中は、水温が例年より高いことを除けばいつもの11月末の志賀島でした。
そんな海に初めて来てくれた、りかこんぐちゃん。

前回リフレッシュダイビングに参加してくれて、他団体(NAUI)のオープンウオーターダイバーからPADIのアドバンスダイバーへのクロスオーバー。
今日からは遊びの幅をさらに広げるPADIアドバンス講習のスタートというわけです。
ドライスーツ講習と魚の見分け方講習を実施してきました。

呼吸のコントロールがうまくいかなかったり、無意識でフィンを動かしちゃったりして、フリー潜降と浅場に戻ってきた時の吹き上げには苦戦していましたが、後半には慣れてきて中性浮力を保って華麗に泳げるようになりました。

今日の感覚を忘れないように間をあけずに潜りに来てくださいね。

見たかったヒトデやウミウシを目を輝かせてまじまじと観察している姿が印象的で、ほんとに生き物が好きなんだなって感じました。

ウミウシの多さにもびっくりだった様子でした。

今の季節はサキシマミノウミウシ以外は少ないんですけどね。

それでも今日はこれまでのダイビングで一番たくさん生き物を見たと、水中の地形や魚の多さに感動したと喜んでくれたので、私もなんだかうれしい気持ちになりました。

次もまた海況が落ち着いて志賀島潜れたらいいですね。
まゆこんぐとふーみんは『勉強2遊び8』のバディダイブをして久々の白瀬を満喫してきたようでした。

ホタテウミヘビやらサザナミフグに出会って

真剣に写真を撮ったりしてきたんだって。

いい時間が過ごせてよかったです。
しばらくまた北風ビュービューで志賀島はクローズ。
次はいついけるかな。
明日・明後日は長崎辰ノ口までちょいと遠征してきます。
ではまた明日。


