昔みたいにホテルでディナーをしたり、豪華なクリスマスは流行らないんですよ。
最近の流行はダイビングです。
前日のイブは志賀島で、25日は北西爆風唐津でダイビングしてきました。
どーも、前田です。
流行ってないようですね、連日サンライズの貸し切りでした。

そんなこの日は、久々に海にやってきたセナコングさんのアンタレスグローブチャレンジの日。

ZEROラジアルドライスーツのネオプレンの手首部分を、ラテックスシールに加工して手が濡れないシステム、アンタレスグローブ仕様(海外の寒冷地ではこちらが主流)に変更したので、そのお試しデーというわけ。
2月の知床ではテキパキと準備してスマートに潜降し、どの水深でもドライに吸気して中性浮力を保ち、生物観察や写真撮影を楽しみ、片付けまでを誰の手も借りずに自分で行うために加工費約5万円をつぎ込みましたからね。
ちなみに、なんでも試したいジャーナリスト精神の強い中島さんも、私も大ちゃんもこちらの仕様に変更してみました。

私はドライ3着あるので1着これでもいいかなと軽い気持ちでやってみました。
これまで通りの普通のグローブを着用して潜ることもできるし。

初回では装着するグローブは市販の裏起毛テムレスを使用したのですが、潜水士のたっちゃん曰く、テムレスは生地の耐久性がなく、すぐに破れるし寒いし、水没した時に裏起毛は中が臭くなって大変だと教えてくれました。
なるほどなるほど。

潜水士たっちゃんオススメを何点か購入したので、私もセナコングと一緒に試しデー。

手首の細い女子はラテックシールがブカブカなのでゴムのシールを手首に巻き、空気を手に送るためのストローを通します。

その上にフリース素材のモンベルの手袋をつけます。(2000円くらい)

その上にたっちゃんおすすめのゴム手袋(800円くらい)を装着したアンタレスグローブをつけてドライスーツにセットすることで、頭以外は完全防水となります。

濡れないということは、グローブ内の空気にもスクイズが起きるので水中で空気を手に送ったり、着脱もこれまでとは違って結構コツがいりますが、前向きに明るくチャレンジするセナコングさん。

一見美容とおしゃれにしか興味がなさそうなクール女子に見えるけど、人って見かけによらないんですよ。
実は健康オタクで、まじめで、優しくて、むちゃくちゃ頑張り屋さんなんです、この人。
そんなセナコングさんと、ドライが縮んだとっくんサンタと、年齢を重ねる程いい男になってきた大ちゃんと前田の4人でまずは捨て瀬でダイビング。
濡れなくてあったかい。

ま、水温は16~17℃あるから普通にあったかいんだけどね。笑
セナコングさん、手に空気を送っています。

どうやら快適な様子です。
しかし、この日の捨て瀬。

濁りあり・波あり・うねりあり・生物少なめ・・・
いつものタツノオトシゴやニジギンポに挨拶して、午後からは家康に行くことにしました。

正解。

北西爆風で、水面は多少バシャバシャしていましたが、こちらの方が透視度も良く生物も多く楽しい海でした。

水深25mの深場でもドライスーツにしっかり吸気して、手にも空気を送るセナコングさん。

まだ改善点もありましたが、良きお試しデーとなりましたね。
・グローブのサイズ感問題
・ストロー不要説問題
・着脱問題
まだ課題はあるけど、5mmミトングローブよりもストレスが減ってかなり快適だったと本人喜んでいたのでよかったです。
1月2月でたくさん潜って問題を改善して一緒に慣れていきましょうね。
大ちゃんととっくんは生物探しと写真撮影を楽しんでました。

先日の志賀島もそうですが、水温が下がりウミウシの好きなコケムシや海藻がかなり増えたので、ウミウシが一気に増えました。

ただ今年はトゲトゲウミウシ少なめです。

昨日はぷっくり太った1個体しか見つけられませんでした。

いつも優しいとっくんサンタからクリスマスの差し入れ頂きまして、プチパーティー。

メリークリスマスないちにち。
ご参加いただきありがとうございました。
ではまた明日。
ダイブショップサンライズ、2025年は12月30日まで営業しています。


