サンライズは今、空前の動物フィーバーになりつつあります。
この前の長崎の帰りに、うさぎを買ってきたことがきっかけなわけですが、こんなに反響がいいとは思いませんでした。
「走り疲れたので、アルミをまくらにするレオくん」
動物というのは、今も昔も老若男女に人気なことはわかっていましたが、ダイビングをする人たちは「特に」動物が好きなんだと思います。
(逆に動物嫌いな人は、ウェイウェイ系のイキリダイバーなんでしょうね)
そして、経営者側の立場としましては、なんとコスパのいいスタッフなんだろうと思ってしまいます。
だって、考えてみてください。
もし、海が最悪でも、店で動物がフォローしてくれるんですよ。
動物のフォローが100点だとしたら、僕のフォローは(多く見積もっても)40点程度。
僕が粉骨砕身サービスをしても、60点の差を埋めることはまず不可能です。
もし、海のコンディションが100点だった場合、動物によって100点がプラスされて合計200点。
動物いなかったら、おそらく150点がいいとこでしょう。
そして、一回でもこの「最大値」が更新されてしまうと、人間の性質上、後には戻れません。
いわゆる「楔が打ち込まれてしまった」というやつです。
それなら、このまま動物を増やしていって、動物人気だけで食っていこうか、なんてよこしまな考えがよぎります。
命名
「小動物カフェサンライズ」
サンライズのフリースペースは「動物の遊び場」になりましたので、僕の仕事は受付カウンターの隅っこでやるか、喫茶店の隅っこでやるか、自宅の書斎でやるかの3択になりました。
どうせ僕の仕事なんて、ブログを書くか、大ちゃんとサクサクのYOUTUBEを作るか、トレーナーのデザインをするか、ホームページを更新するか、店で必要なものをアマゾンで買うか、くらいのもんです。
だから、隅っこでやるくらいで十分なんですよね。
残された僕の仕事といえば、みんなと潜ったり遊んだりするくらいです。
最近では、「遊んだり」のニーズが徐々に減ってきているので、(多分僕のサービスの腕が落ちてきているから)
遊び部分はできるだけ動物たちに任せて、僕は潜ることだけに専念したいと思います。
フリースペースの使われ方としては、今が最適解ですよね。
フリースペースの歴代の変化を見てきたMコング氏が、「ダントツで今がいい」と強くおっしゃっておられましたので、間違いないと思います。
このフリースペースにゴロンとねっころがりますと、60分が「15分くらい」に感じられて、帰る頃には癒しのオーラに包まれて幸せになれます。
是非、一度体験してみてください。
僕は昔から動物が好きでした。
犬(5頭)、シマリス(1匹)、ハムスター(4匹)、うさぎ(1羽)、モルモット(1羽)、文鳥(3羽)、を飼っていました。(あまり面倒を見ていない動物もいますが・・)
子供の頃は獣医さんになろうと本気で思っていました。
うちの母親が、「獣医になるには北海道の大学に行かないといけないんだよ!北海道はちからいっぱい寒いよ〜」と何度も脅してきたので、いつの間にか嫌になって諦めましたけどね。
寒くないところにも獣医の大学いっぱいあるやんって後から気がつきましたけど、その頃はもう獣医になろうなんて夢はどっかにいってました。(RIOあるあるです)
獣医は無理でも、プチでいいから動物に携わる仕事をやってみたいなあと思っていました。
本当のことを言うともう少し動物の数を増やしたいんですよね。
あんまり飼い過ぎると大家さんに出ていけって言われちゃいそうなので、増やしても、あと一種類くらいかなあ。
誕生日は梅雨の終わり。生まれて半年のレオくん。
近くの安心できる海で、ウミウシさんやオオカズナギくんたちを可愛いなあと思い、お店で動物たちを可愛いなあと思いながら、一日を終える。
最高じゃないですか!
僕が目指していたダイビングのスタイルはこれだったかもしれないです。
動物園まで行ってライオンとゾウを眺めて、遠くの海でマンタとジンベエザメを見るようなスタイルは、確かに、ワクワクドキドキハラハラでいいんだけれども、終わった後になんか疲れちゃうというか、長くやっていけないというか、何度もやらなくていいというか、飽きちゃうというか、僕はそうなりがちです。
こう見えて旅嫌いだし、日帰りで行けるところくらいで楽しめるのが一番いいと思っちゃいます。
だからツアーは年に一回!
僕の好き嫌いはさておきましても、これからの時代はのんびりまったりしっぽりです。
サウナが流行っているでしょう。焚き火が流行っているでしょう。
ダイナミックな潮に乗りまくるダイビングはもう古いんですよ。
それだけではありません。
グローバリズム!世界はひとつなんだ!海外へGO!海外のモノを仕入れよう!ワーホリで留学しよう!の時代は、コロナ終焉と共に終わりを告げ、その先はごくごく少数派の意見になります。
(これは世界的なムーブメントなので、日本だけに限った話ではありません)
だから、ある意味で、時代にも合っているんじゃないかなあと思います。
だからといって、みんなに強制しているわけではありませんよ。
好きなところに行って、好きなことをしたらいいと思います。
ただ、サンライズとしては、そんな風になっていくんじゃないかなあ、という方向性のお話でした。
RIO