アンドンクラゲが海の世界を牛耳ろうとしています。
あるいは海の世界がアンドンクラゲを牛耳ろうとしているのかもしれません。
海のくわしいことはよくわかりませんが、アンドンクラゲたちは、そのへんにある海の栄養をもとにその数をどんどん増やし続けています。
天敵のいない浅瀬にいるアンドンクラゲたちは、潮の流れと共に散らばっていきます。
アンドンクラゲの主戦場は水面直下。
水面にいることがおおい素潜りとアンドンクラゲの相性は、うなぎとスイカよりも悪いです。
むしろそんなものには例えられないほど最悪です。
かといって、フードをかぶって水面にいると顔に丸い焼け跡が残ってしまうので、日焼けとの相性を考えると素肌がいいんですよね。
スキューバダイビングだと心配する必要もない悩みですが、そのうち慣れてしまうことを祈りたいと思います。
さて、今回の講習生はゆきさん。
素潜りで撮る水中写真をやってみました。
カメノテのアップ。
素潜り講習最終日だからなんだって自由です。
ワイドレンズで地形を撮影。
こんな風に撮れていました。
カマスがいっぱいいました。
ついでに、「ダツ」もいっぱいいました。
志賀島にダツが出てくるなんてはじめてです。
黒潮(対馬暖流)の流れが変わったんでしょうか。
フードレンズがずれると、けられてしまいます。
けられるとは、カバーが映り込んでしまうことをいいます。
気をつけましょう。
ちょうどスナイロクラゲが横切りました。
素潜りにはいい被写体です。
クラゲだっていいやつもいるんです。
カワハギのこどもたちが一緒に浮遊していました。
この触手に隠れていれば安心です。
ゆうゆうと潮にのって白瀬のほうへと泳いでいきました。
ゆきさんもクラゲに刺されながらイルカと泳ぐトレーニングにはげんでいました。
背面泳ぎ。
僕はアンドンクラゲに耳と首を思い切り刺されて意気消沈。
途中からスキューバに変えて下から撮影。
水底にねっころがって、
バブルリングの練習。
14時までいろいろやりましたので、くたくたになって終了です。
おつかれさまでした。
おがさわらのイルカたちによろしくおつたえくださいませ。
RIO