アオリイカの赤ちゃん。

こんにちは。マエダサチコです。

昨日は志賀島と青海島、2チームに別れて日帰りダイビングでございました。

早速今日は昨日の志賀島の様子を更新です!

きゃしゃなのに意外とパワーのある由美さんと行ってきました!

いつもの場所に車を停めて、ちょっと歩きます。

重たい器材を背負って歩いたけど、元気な由美さん。

頼もしいね。

先週赤潮発生で真っ赤だった白瀬も、澄んだきれいな水に戻っていたので一安心。

魚も随分増えて、夏らしい水中に近づいてきていましたよ。

今年は水温の上昇が少し遅い気がしますが、今日無事に梅雨も明けたので、これからぐんぐん水温も上がってくることでしょう。

いよいよドライスーツは暫く倉庫ですね。

ドライスーツに水没や不具合のある方はこの季節にメンテナンスに出してね。

由美さん、魚をじっくり観察したり、

ウミウシ凝視してましたが、

アオリイカの卵の中に入った赤ちゃんイカに感動していました。

このアオリイカの卵が入ったエンドウマメのさやのような形の寒天質の袋には5個くらいの卵が入っています。
メスは1回の産卵で約1000個の袋を産み出すので、全部で約5000粒の命が1匹のメスから誕生し、産み出されたばかりの新しい卵の袋は白っぽいのですが、中の卵の成長が進んでくると透明色、若しくは少し黄色っぽくなってくるんです。
アオリイカは言うなれば「夏のイカ」で、産卵はこのあたりでは5月~9月頃まで続き、写真の様に海藻に産み付けられます。
辰ノ口などでは【いかしば】と言われる葉の付いた枝などを海中に沈めて、産卵床を提供したりもしていますが、志賀島は海藻が豊富なので、比較的簡単にイカの卵を見ることができます。
そして孵化するのでおよそ4週間。
低水温だと2ヵ月以上に及ぶ場合もあるんですが、孵化間近になると中でかわいい赤ちゃんが動いているのが見えて、胴体を強く膨らませたりしている姿に感動するんですよねー。
卵のパッチアウトは通常夜なんですが、殻の外には危険が一杯。
孵化したての赤ちゃんは1cmに満たないので、殆どの個体が孵化してすぐに片っ端から他の魚達に食べられてしまいます。
でもアオリイカの赤ちゃんは、そんな危機を乗り越えるため生まれつき身を守る手段を持っていて、外敵に襲われると得意の墨ダミーを吐いてそれを魚が食べているうちに逃げていきます。
こんな小さいうちから自分の身は自分で守るなんてすごいなぁ。
それでもほとんどの赤ちゃんが食べられてしまうようで、生き残れるのはほんの一握り。
そして、生き延びたとしても平均寿命は約1年と言う儚きイカ人生なのです。
自然の世界で生き抜くのは本当に大変なんですね。
そんな感動のシーンはまだ1ヶ月くらいは見れますね。
まだ見たこと無いって方は是非一度見に来て下さいね。

ではでは、明後日は青海島の様子を更新しますのでお楽しみに~